銘文『為次』 種別 太刀 長さ 二尺一寸七分 反り 四分 元幅30.3ミリ 元重7ミリ 先幅20.4ミリ 先重4.7ミリ 刀身575グラム (すべて約です) 神奈川県教育委員会 備中国青江派は平安時代の承安頃の安次を祖として始まり、以降青江一派として南北朝後期まで多くの名工を輩出しました。 同派の中で平安末期から鎌倉時代初期のものを古青江と呼び、古青江の代表的な刀工には守次、為次、次忠、貞次、康次、包次、恒次、俊次、助次等その多くが次の字を冠しております。 特に国宝狐ヶ崎為次は有名で市場に現存はほぼない同作者銘の奇跡の一振りです。 重ね厚く堂々たる体配でこれ以上の出来のものは二度と手に入らないといっても過言ではないかもしれません。 平地には鮮明なる映りが見事に立ち、青江特有の躍動ある迫力の地鉄と直刃で、ほつれかかり、小沸深くつき、金筋、砂流しかかり古青江派の特色と見所をよく示した素晴らしい最高傑作健全太刀です。ワンランク上と言うより、時代が時代ならこの状態ではないと思える健全無比です。 0円 (税込)








備前伝 · 備中
現在3点販売中
古青江派は、備中国における刀工集団として平安時代末期から鎌倉時代中期にかけて活動した。同国は古来より鉄の産地として知られ、青江派の刀工たちは高梁川下流域の子位や万寿の地を中心に作刀し、承安頃の安次を祖として始まると伝えられる。青江派は以後南北朝時代後期まで連綿として繁栄するが、その中でも平安時代末期より鎌倉時代中期頃までの作刀を特に古青江と汎称して区別している。代表的な刀工としては守次・為次・次家・次忠・貞次・康次・包次・恒次・俊次・助次等が知られ、その多くが「次」の字を通字としている点も特徴的である。 古青江派の作風は、鍛えに板目肌が杢目を交えて総体に肌立ち気味となり、いわゆる縮緬肌状の肌合を呈することが最大の特色である。地沸が微塵につき、地景が細かに入り、地斑を交えるものが多く、淡く乱れ映りが立つ。刃文は直刃調を基調として小互の目・小丁子・小乱れなどを交え、小足・葉がよく入り、小沸が厚くつき、金筋・砂流しが頻りにかかる。匂口はやや沈みごころとなるものが多く、刃縁には処々ほつれや打のけが見られる。帽子は直ぐ調に小丸ごころに返り、茎は佩裏に銘を切り、鑢目が大筋違となる点も同派の見どころである。 古青江派の作刀は、同時代の隣国備前物、特に古備前と作風が近似するものの、それらに比してやや地味で、深みを帯びた渋い味わいを醸す点に独自性がある。身幅が細めで元先の幅差がつき、腰反りが高く、小鋒となる古様な太刀姿を示すものが多く、鎌倉時代初期を降らない時代性を示している。生ぶ茎で残る遺例は貴重であり、大筋違の鑢目や茎の刃方を厚く造り込む態も同派の特徴として看取される。静穏な風格と品位の高さを備え、肉置きが豊かで健全な作が多く、古雅と典雅が同居する佳品として評価されている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品の意思を商品到着日の翌日までに必ずメールもしくはファックスでご連絡ください。返品送料及び保険金額、返金振込手数料はお客様のご負担とさせていただきます。
銘文『為次』 種別 太刀 長さ 二尺一寸七分 反り 四分 元幅30.3ミリ 元重7ミリ 先幅20.4ミリ 先重4.7ミリ 刀身575グラム (すべて約です) 神奈川県教育委員会 備中国青江派は平安時代の承安頃の安次を祖として始まり、以降青江一派として南北朝後期まで多くの名工を輩出しました。 同派の中で平安末期から鎌倉時代初期のものを古青江と呼び、古青江の代表的な刀工には守次、為次、次忠、貞次、康次、包次、恒次、俊次、助次等その多くが次の字を冠しております。 特に国宝狐ヶ崎為次は有名で市場に現存はほぼない同作者銘の奇跡の一振りです。 重ね厚く堂々たる体配でこれ以上の出来のものは二度と手に入らないといっても過言ではないかもしれません。 平地には鮮明なる映りが見事に立ち、青江特有の躍動ある迫力の地鉄と直刃で、ほつれかかり、小沸深くつき、金筋、砂流しかかり古青江派の特色と見所をよく示した素晴らしい最高傑作健全太刀です。ワンランク上と言うより、時代が時代ならこの状態ではないと思える健全無比です。 0円 (税込)








備前伝 · 備中
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古青江派は、備中国における刀工集団として平安時代末期から鎌倉時代中期にかけて活動した。同国は古来より鉄の産地として知られ、青江派の刀工たちは高梁川下流域の子位や万寿の地を中心に作刀し、承安頃の安次を祖として始まると伝えられる。青江派は以後南北朝時代後期まで連綿として繁栄するが、その中でも平安時代末期より鎌倉時代中期頃までの作刀を特に古青江と汎称して区別している。代表的な刀工としては守次・為次・次家・次忠・貞次・康次・包次・恒次・俊次・助次等が知られ、その多くが「次」の字を通字としている点も特徴的である。 古青江派の作風は、鍛えに板目肌が杢目を交えて総体に肌立ち気味となり、いわゆる縮緬肌状の肌合を呈することが最大の特色である。地沸が微塵につき、地景が細かに入り、地斑を交えるものが多く、淡く乱れ映りが立つ。刃文は直刃調を基調として小互の目・小丁子・小乱れなどを交え、小足・葉がよく入り、小沸が厚くつき、金筋・砂流しが頻りにかかる。匂口はやや沈みごころとなるものが多く、刃縁には処々ほつれや打のけが見られる。帽子は直ぐ調に小丸ごころに返り、茎は佩裏に銘を切り、鑢目が大筋違となる点も同派の見どころである。 古青江派の作刀は、同時代の隣国備前物、特に古備前と作風が近似するものの、それらに比してやや地味で、深みを帯びた渋い味わいを醸す点に独自性がある。身幅が細めで元先の幅差がつき、腰反りが高く、小鋒となる古様な太刀姿を示すものが多く、鎌倉時代初期を降らない時代性を示している。生ぶ茎で残る遺例は貴重であり、大筋違の鑢目や茎の刃方を厚く造り込む態も同派の特徴として看取される。静穏な風格と品位の高さを備え、肉置きが豊かで健全な作が多く、古雅と典雅が同居する佳品として評価されている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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