薙刀直し刀 無銘 (青江)日本刀・刀剣購入・販売・買取なら刀剣杉田 | 日本刀・刀剣購入・販売・買取なら刀剣杉田 日本刀の買取歓迎致します。お気軽にお電話ください。TEL:03-3980-1461 営業時間 10:00〜18:00(毎週水曜日・第3火曜日定休) 薙刀直し造り庵棟 磨上茎 板目肌、杢交じりよく練れよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景よく入り、淡く乱れ映り立つ。刃紋は中直刃、浅く湾れて小互の目交じる。匂い口フックラと小沸よくつく。小足、葉盛んに働き、金筋、砂流しかかる。匂い口沈み心に明るく冴える。中青江。鎌倉末期。☆☆第54回重要刀剣☆☆
Juyo-Token, 30th Session — Designated October 10, 2008 薙刀直し刀, mumei: Aoe school (青江) Measurements Nagasa 79.7 cm, sori 0.6 cm, motohaba 2.88 cm, sakihaba 1.82 cm, kissaki-nagasa 2.88 cm, nakago-nagasa 14.24 cm Description Keijo: A katana-naoshi-zukuri construction; the mihaba is slightly wide and the sori is shallow, showing sakizori (curvature concentrated toward the tip). The fukura shows a somewhat withered tendency. Kitae: Itame-hada mixed with mokume; with a slightly standing-grain tendency, the grain is somewhat tight while also showing flowing, rising features. Hamon: A suguha-toned temper mixed with ko-gunome and ko-chōji-like elements; with ko-nie. Kinsuji and sunagashi appear, intermingled with yubashiri, and ko-nie adheres. Boshi: Toward the point it becomes yakitsume (tempered straight to the tip with no turnback). Horimono: None stated. Nakago: Ō-suriage; file marks are katte-sagari; one mekugi-ana. Artisan Aoe school (青江) Era Not stated. Explanation This blade is a naginata-naoshi (converted from a polearm blade) now in katana form, and is attributed to the Aoe school. Following deliberation and examination, it was designated as Juyo Token on October 10, 2008 (Heisei 20).





























十一世紀初頭の往来物『新猿楽記』は、諸国の名産物を列記する中に「備中ノ刀」を挙げている。 これより二世紀の後、その高い評価を受 け継ぐ青江派の刀工が登場し、 高梁川下流域を中心に繁栄した。 彼らのうち鎌倉時代中期頃までのものを古青江、それ以降南北朝期にかけての ものを青江と汎称し大別している。 その作風は、 古青江は小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃仕立てに小乱れを交えたものが多く、鎌倉時代末期 になると沸づきが穏やかとなり、さらに南北朝期のものは、匂口が締まり、明るく冴えた直刃や特色ある逆丁子乱れを見せるようになる。 薙刀は文献には古くより登場するものの、現存する作例で時代が遡ると思われるものは、ほぼ鎌倉時代中期頃であり、そして、それ以降、各 時代に薙刀を経眠するが、これらの一部が後世、 刀や脇指に仕立て直されている。 青江派でも鎌倉時代末期以降にその遺例が見られ、在銘のも のでは次吉・次直等が知られている。 本作は、元来薙刀であったものを大きく磨上げ、先の方を棟側から削いで、刀に仕立て直したものである。鍛えは板目に杢目を交え、地沸が 細かにつき、地景が入り、淡く乱れ映りが立ち、刃文は中直刃基調に小互の目ごころが交じり、小足・葉が入り、匂勝ちに小沸がつくなど、青 江派の特色が明示されている。 制作年代は鎌倉時代最末期乃至南北朝時代初期と鑑せられる。
備前伝 · 備中
現在22点販売中
青江派は備中国に興った刀工集団で、承安頃の安次を祖と伝え、高梁川下流域の子位荘・万寿荘を拠点に平安時代末期から南北朝時代後期に至るまで大いに繁栄した。十一世紀初頭の往来物『新猿楽記』が諸国の名産物として「備中ノ刀」を挙げていることは夙に知られ、その高い評価を受け継ぐ刀工群として歴史に名を刻む。鎌倉時代中期頃までのものを特に古青江と称し、それ以降南北朝期にかけてのものを青江と汎称して大別される。南北朝期には次直・次吉・守次・直次等の良工が輩出し、一派の技量は頂点に達した。 作風は時代によって明確な変遷を示す。古青江は小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃仕立てに小乱れを交えたものが多く、鍛えには杢目が目立ってやや肌立ち、いわゆる縮緬肌状の肌合となり、地斑の交じるものが多い。同時代の備前物に比すると幾分地味で渋い味わいを醸す点に独自の風趣がある。鎌倉時代後期になると沸づきが穏やかとなり、さらに南北朝期に至ると匂口が締まり、明るく冴えた直刃、或いは延文頃に完成された特色ある逆丁子乱れの二様を見せるようになる。この期の他国の刀工が相州伝の影響を受けて沸出来をあらわしているのに対し、匂出来である点が興味深い。地鉄は小板目に小杢目を交えてよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、地斑状の肌合や乱れ映りが立ち、刃寄りには二重三重の筋状の映りを形成していわゆる段映りの態を見せるなど、鍛えに独特の景色を呈する。刃文は直刃を基調に小互の目・小丁子・角がかった刃などが交じり、足・逆足・葉がよく入り、匂口が締まって明るく冴え、帽子は突き上げて尖りごころとなり、やや長く返るものが多い。 青江派は地刃共に明るく冴え渡る精美な出来口をもって知られ、指定品には「同派極めの中でも出色の出来映え」[[c:1]]「青江極めの白眉」と称される逸品が少なくない。縮緬肌に地斑と映りが交錯する鍛えの妙味、匂口の締まった冴えやかな直刃、そして逆がかった刃に飛焼が火焔の如く乱れる華やかな作域に至るまで、備中鍛冶の伝統を脈々と受け継ぐ一派の技と風格が遺憾なく示されている。
特別保存刀剣の中から、特に出来が優れ、国認定の重要美術品に準ずると判断された名品です。年に一度の重要刀剣審査で選ばれます。
極めて選別的で、日本に登録された約250万口の刀剣のうち、重要刀剣に達したものは12,307口(約203口に1口)にすぎません。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着後、一週間以内(日本国内のみクーリングオフ可能です)。購入条件と違う瑕疵は商品の返品並びに代金を返還致します。その他海外の場合は、別途ご相談させて頂きます。
薙刀直し刀 無銘 (青江)日本刀・刀剣購入・販売・買取なら刀剣杉田 | 日本刀・刀剣購入・販売・買取なら刀剣杉田 日本刀の買取歓迎致します。お気軽にお電話ください。TEL:03-3980-1461 営業時間 10:00〜18:00(毎週水曜日・第3火曜日定休) 薙刀直し造り庵棟 磨上茎 板目肌、杢交じりよく練れよく詰む。地沸微塵に厚くつき、細かな地景よく入り、淡く乱れ映り立つ。刃紋は中直刃、浅く湾れて小互の目交じる。匂い口フックラと小沸よくつく。小足、葉盛んに働き、金筋、砂流しかかる。匂い口沈み心に明るく冴える。中青江。鎌倉末期。☆☆第54回重要刀剣☆☆
Juyo-Token, 30th Session — Designated October 10, 2008 薙刀直し刀, mumei: Aoe school (青江) Measurements Nagasa 79.7 cm, sori 0.6 cm, motohaba 2.88 cm, sakihaba 1.82 cm, kissaki-nagasa 2.88 cm, nakago-nagasa 14.24 cm Description Keijo: A katana-naoshi-zukuri construction; the mihaba is slightly wide and the sori is shallow, showing sakizori (curvature concentrated toward the tip). The fukura shows a somewhat withered tendency. Kitae: Itame-hada mixed with mokume; with a slightly standing-grain tendency, the grain is somewhat tight while also showing flowing, rising features. Hamon: A suguha-toned temper mixed with ko-gunome and ko-chōji-like elements; with ko-nie. Kinsuji and sunagashi appear, intermingled with yubashiri, and ko-nie adheres. Boshi: Toward the point it becomes yakitsume (tempered straight to the tip with no turnback). Horimono: None stated. Nakago: Ō-suriage; file marks are katte-sagari; one mekugi-ana. Artisan Aoe school (青江) Era Not stated. Explanation This blade is a naginata-naoshi (converted from a polearm blade) now in katana form, and is attributed to the Aoe school. Following deliberation and examination, it was designated as Juyo Token on October 10, 2008 (Heisei 20).





























十一世紀初頭の往来物『新猿楽記』は、諸国の名産物を列記する中に「備中ノ刀」を挙げている。 これより二世紀の後、その高い評価を受 け継ぐ青江派の刀工が登場し、 高梁川下流域を中心に繁栄した。 彼らのうち鎌倉時代中期頃までのものを古青江、それ以降南北朝期にかけての ものを青江と汎称し大別している。 その作風は、 古青江は小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃仕立てに小乱れを交えたものが多く、鎌倉時代末期 になると沸づきが穏やかとなり、さらに南北朝期のものは、匂口が締まり、明るく冴えた直刃や特色ある逆丁子乱れを見せるようになる。 薙刀は文献には古くより登場するものの、現存する作例で時代が遡ると思われるものは、ほぼ鎌倉時代中期頃であり、そして、それ以降、各 時代に薙刀を経眠するが、これらの一部が後世、 刀や脇指に仕立て直されている。 青江派でも鎌倉時代末期以降にその遺例が見られ、在銘のも のでは次吉・次直等が知られている。 本作は、元来薙刀であったものを大きく磨上げ、先の方を棟側から削いで、刀に仕立て直したものである。鍛えは板目に杢目を交え、地沸が 細かにつき、地景が入り、淡く乱れ映りが立ち、刃文は中直刃基調に小互の目ごころが交じり、小足・葉が入り、匂勝ちに小沸がつくなど、青 江派の特色が明示されている。 制作年代は鎌倉時代最末期乃至南北朝時代初期と鑑せられる。
備前伝 · 備中
現在22点販売中
青江派は備中国に興った刀工集団で、承安頃の安次を祖と伝え、高梁川下流域の子位荘・万寿荘を拠点に平安時代末期から南北朝時代後期に至るまで大いに繁栄した。十一世紀初頭の往来物『新猿楽記』が諸国の名産物として「備中ノ刀」を挙げていることは夙に知られ、その高い評価を受け継ぐ刀工群として歴史に名を刻む。鎌倉時代中期頃までのものを特に古青江と称し、それ以降南北朝期にかけてのものを青江と汎称して大別される。南北朝期には次直・次吉・守次・直次等の良工が輩出し、一派の技量は頂点に達した。 作風は時代によって明確な変遷を示す。古青江は小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃仕立てに小乱れを交えたものが多く、鍛えには杢目が目立ってやや肌立ち、いわゆる縮緬肌状の肌合となり、地斑の交じるものが多い。同時代の備前物に比すると幾分地味で渋い味わいを醸す点に独自の風趣がある。鎌倉時代後期になると沸づきが穏やかとなり、さらに南北朝期に至ると匂口が締まり、明るく冴えた直刃、或いは延文頃に完成された特色ある逆丁子乱れの二様を見せるようになる。この期の他国の刀工が相州伝の影響を受けて沸出来をあらわしているのに対し、匂出来である点が興味深い。地鉄は小板目に小杢目を交えてよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、地斑状の肌合や乱れ映りが立ち、刃寄りには二重三重の筋状の映りを形成していわゆる段映りの態を見せるなど、鍛えに独特の景色を呈する。刃文は直刃を基調に小互の目・小丁子・角がかった刃などが交じり、足・逆足・葉がよく入り、匂口が締まって明るく冴え、帽子は突き上げて尖りごころとなり、やや長く返るものが多い。 青江派は地刃共に明るく冴え渡る精美な出来口をもって知られ、指定品には「同派極めの中でも出色の出来映え」[[c:1]]「青江極めの白眉」と称される逸品が少なくない。縮緬肌に地斑と映りが交錯する鍛えの妙味、匂口の締まった冴えやかな直刃、そして逆がかった刃に飛焼が火焔の如く乱れる華やかな作域に至るまで、備中鍛冶の伝統を脈々と受け継ぐ一派の技と風格が遺憾なく示されている。
特別保存刀剣の中から、特に出来が優れ、国認定の重要美術品に準ずると判断された名品です。年に一度の重要刀剣審査で選ばれます。
極めて選別的で、日本に登録された約250万口の刀剣のうち、重要刀剣に達したものは12,307口(約203口に1口)にすぎません。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着後、一週間以内(日本国内のみクーリングオフ可能です)。購入条件と違う瑕疵は商品の返品並びに代金を返還致します。その他海外の場合は、別途ご相談させて頂きます。