応仁の乱が足利の体制を砕いた後、戦国の一世紀はほとんどすべての国を武装させた。この時代は選ぶ目に報いる。並の作は多いが、その傍らには第一級の注文打ちが立っている。
当店の膨大なコレクションの一部をご紹介いたします。サムライストアでは現在、100振を超える刀剣を常時在庫しております。お探しの御刀がございましたら、WhatsAppまたはメールにてお気軽にお問い合わせください。 出品:株式会社サムライストア(日本) ※海外輸出許可(銃砲刀剣類輸出監査証明)の取得に3〜5週間ほどお時間をいただきます。 ※EMS、UPS、または船便にて世界各地へ発送いたします。 商品番号:TS090 古刀 刀 華やか且つ格調高い拵付 南北朝〜室町時代初期(応永頃 / 西暦1394–1428年頃) 日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣鑑定書付 伝:藤島 サムライストア東京がお届けする、極上の逸品です。 南北朝から室町初期(応永頃)にかけての作と鑑せられる、NBTHK保存刀剣鑑定書付の刀です。 本作は、生茎(うぶなかご)でありながら、京風の優美な反りと、働き豊かな互の目乱れ(ぐのめみだれ)の刃文を焼き上げており、かつて太刀として佩用されていた当時の気品を色濃く残しています。 鑑定では加賀国の「藤島」派と極められており、時代は南北朝から室町初期にかけての応永年間(1394–1428年)頃と推定されます。藤島派は、山城の来国俊の門人と伝えられる藤島友重を祖とする流派です。鎌倉末期から南北朝期にかけて加賀国に定着し、室町時代を通じて繁栄しました。 藤島派の作風は、姿に京物の優雅さを残しつつ、地鉄はやや黒味を帯び、大和伝や備前伝の特色を併せ持つのが特徴です。この独特の調和が、中世日本の諸派の中でも藤島派独自の個性を形作っています。 【優美かつ健全な古刀】 本作の最大の魅力は、細身で優美な姿と、京反りの深い気品あるシルエットにあります。製作から長い年月を経ているにもかかわらず、身幅もしっかりと残り、極めて健全な状態を保っています。その洗練された反りは、まさに古典的な美しさを体現しており……
無銘 · Fujishima · 室町 · 長さ 67cm · 反り 2.4cm























山城伝 · 加賀
現在22点販売中
藤島派は加賀国藤島の地に興り、北陸道にあって数代を重ねた一門である。その祖にして代表工が友重で、名跡は南北朝末から室町を経て近世にまで及び、現存する年紀作のうち最も古いものは応永二年の短刀である。構成員の解説はいずれも、初代を山城の来国俊の門人、あるいは同国真景の門とする古伝を載せながらこれを疑い、作風の上で来国俊に結ばれず、年代の上で真景にも肯定し難いとして、茎仕立と地刃よりすればむしろ大和物の系統、大和尻懸の手に近いものと判ずる。南北朝期を遡る作はみないとされ、初代は建武の頃、二代は貞治、三代は応永と伝える説もあるが、構成員はおおむね各作を一個人の経歴にではなく、固定した同派の特質に照らして鑑する。北陸の地にあって、同派は越中・越前の工と気脈を通じ、美濃と大和の風を受けた古刀の一門として立つ。 作風の眼目はその地鉄にある。板目に杢を交え、流れごころに肌立って、地沸つき地景入り、かねは際立って黒みをおびる。構成員はこれを同派一番の見どころとして、地鉄が肌立ちごころで黒みを帯びることを北国物の徴とし、ある作には白気映りが淡く立つと記す。山城のようなつんだ小板目には締まらず、槍・薙刀や磨上の太刀では柾目に寄った肌となって、その地に大和を素直に示す。刃文はこの地に応えて自らの混在を示し、互の目乱れを基調に、箱がかった刃・尖り刃・角ばる刃をのたれ・小のたれとともに交える。これを構成員は備前気質と美濃風が混在した感のある乱れ刃と呼び、足やや長く入り、総体に沸づいて砂流しかかり金筋入り、処々に飛焼や二重刃を交え、帽子は直ぐまたは乱れ込んで小丸となり、しばしば掃きかける。短刀ではこの手が穏やかになり、鍛えは小板目につみ、焼刃は細直刃あるいは低い小のたれ・小互の目に小沸を交え、匂口はうるんでほつれ・湯走りを交えて、同派の大和の素地が最も素直に現れる。 鑑定の勘所は、大和を素地とする黒く肌立つかねの上に、備前・美濃を想わせる躁ぎ立つ焼刃を置くという取り合わせにある。互の目と長い足は備前の作に似るが、箱がかった刃と尖り刃、肌立つ黒い地、絶えずかかる砂流しが素直な備前丁子からこれを引き離し、柾に寄る地と黒いかねが真の山城・純然たる大和の作からもこれを隔てる。同派は売立や商家に時に現れる重要刀剣を遺し、銘はほぼ在銘で、藤嶋友重の四字銘が最も多く、友重の二字銘がこれに次ぎ、生ぶ茎の作が大半を占める。藤代は同工を中上作、あるいは古刀の中位に位置づける。中心となるのは応永頃の友重で、室町から後代にかけての作が最も多く現存する。白眉として、三鈷剣と妙見大菩薩の神号を彫った大身槍を同時代を代表する名槍とする評があり、太刀の遺例は数少なく取り立てられる。伝来は稲葉家に伝わった刀や皇室の御物に列する短刀があり、市場の品ではなく長く家に伝えられた重宝を含む。一口の黒いかねの作が北国一派の総体をその地に湛えるところに、同派の値はある。 詳しく見る →
室町時代
応仁の乱が足利の体制を砕いた後、戦国の一世紀はほとんどすべての国を武装させた。この時代は選ぶ目に報いる。並の作は多いが、その傍らには第一級の注文打ちが立っている。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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