時代 : 室町末期 国 : 山城国 証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具 鑑定書 (附)光侶(10代廉乗)折紙 材質 : 赤銅魚子地 赤銅据紋 長さ : 96.9mm 幅 : 14.8mm 厚さ : 8.4mm Period : Late Muromachi Country : Yamashiro Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper Origami : Mitsutomo(10G Renjo) Origami Length : 96.9mm Width : 14.8mm thickness : 8.4mm 後藤宗乗は初代祐乗の次男で宗家2代目です。はじめ二郎、後に四郎平衛といい、宗祐と号し、諱は武光、40歳で剃髪入道して宗乗と号しました。後年、法眼に叙されたとあります。天文7年(1538)に没したとも、永禄7年(1564)に没したとも言われており、78歳の長寿を全うしており、3代目乗真の没後に亡くなったとされています。足利家の彫金の業務を担い、創業の父祐乗の仕事を継いで、後藤家の栄誉と伝統の基礎を固めた人物です。 本作は折紙が付帯しており、2代宗乗の作であると光侶(10代廉乗)が極めています。俱利伽羅龍は不動明王の化身と言われており、煩悩を断ち、悪を退けるとされています。龍の鱗は少しなれているものの、よく彫られており、味わい深い作品です。







後藤宗乗
室町
山城
無銘
特別保存 (NBTHK)
家彫 · 山城 · 1461-1538頃
後藤宗乗は、後藤家初代祐乗の二男で、俗名を二郎、諱を武光と称した。父祐乗の跡を受けて足利将軍家に仕え、四十歳で剃髪して宗乗と号し、後年法眼に叙されている。宗家に伝わった正統系図によれば、長享元年に生まれ、永禄七年八月六日、七十八歳で歿したという。したがって、従来の説とは異なり、三代目乗真が戦死した翌々年に亡くなったということになる。宗乗は祐乗の作風を継承しつつ、後藤家の基礎を確立した重要な刀装具師である。
宗乗の作風は、赤銅魚子地を高肉彫とし、金、銀、赤銅などの色金を効果的に用いる点に特色がある。題材は、獅子、龍、瓜蔓、牛車、熊谷敦盛図など多岐にわたり、いずれも品格のある意匠と高度な彫技によって表現されている。特に、獅子と龍は後藤家のお家芸とも称され、宗乗の作にも優れたものが多く見られる。肉置は豊かで丸味を帯び、絞り込みが巧みであり、山高く谷深い彫は力強さと繊細さを兼ね備えている。魚子地は細かく均一で、地鉄の発色も美しい。また、「古香を添える陰陽根も古格があり、時代色を具備している」[[c:1]]と評されるように、古雅な趣も宗乗作品の魅力の一つである。作風を示す具体的な要素としては、笄に見られる「眉形と洲浜の仕立がすっきりとして締りがあり、蕨手と股から棹にかけての微妙な肉置」[[c:2]]や、倶利迦羅龍図に見られる「耳掻が嵌め込み式で、笄に表裏とも七本の竪筋を毛彫であらわ」[[c:3]]すといった点が挙げられる。
宗乗の作品は、「品格のある彫り」や「優雅で優れた作品が多い」[[c:4]]と評されるように、後藤家ならではの格調の高さを備えている。その作風は、初代祐乗の技を受け継ぎながらも、独自の洗練味を加えたものであり、後藤家の作風を確立する上で大きな役割を果たした。また、宗乗の作品には、後藤家の極めが附帯しているものが多く、その鑑定の確かさも評価されている。特に、光孝、程乗、光侶といった後藤家の重鎮による折紙は、作品の正真性を保証する貴重な資料となっている。宗乗の作は、大名家や豪商に伝来したものが多く、その質の高さと希少性を示している。
後藤宗乗の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
家彫 · 山城
時期区分: 古後藤· 1440–1573
現在312点販売中
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着後3日以内にお電話にてご連絡の上、翌日にご返送ください。その際の郵送料、セキュリティーサービス料はお客様のご負担となります。
時代 : 室町末期 国 : 山城国 証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具 鑑定書 (附)光侶(10代廉乗)折紙 材質 : 赤銅魚子地 赤銅据紋 長さ : 96.9mm 幅 : 14.8mm 厚さ : 8.4mm Period : Late Muromachi Country : Yamashiro Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Paper Origami : Mitsutomo(10G Renjo) Origami Length : 96.9mm Width : 14.8mm thickness : 8.4mm 後藤宗乗は初代祐乗の次男で宗家2代目です。はじめ二郎、後に四郎平衛といい、宗祐と号し、諱は武光、40歳で剃髪入道して宗乗と号しました。後年、法眼に叙されたとあります。天文7年(1538)に没したとも、永禄7年(1564)に没したとも言われており、78歳の長寿を全うしており、3代目乗真の没後に亡くなったとされています。足利家の彫金の業務を担い、創業の父祐乗の仕事を継いで、後藤家の栄誉と伝統の基礎を固めた人物です。 本作は折紙が付帯しており、2代宗乗の作であると光侶(10代廉乗)が極めています。俱利伽羅龍は不動明王の化身と言われており、煩悩を断ち、悪を退けるとされています。龍の鱗は少しなれているものの、よく彫られており、味わい深い作品です。







後藤宗乗
室町
山城
無銘
特別保存 (NBTHK)
家彫 · 山城 · 1461-1538頃
後藤宗乗は、後藤家初代祐乗の二男で、俗名を二郎、諱を武光と称した。父祐乗の跡を受けて足利将軍家に仕え、四十歳で剃髪して宗乗と号し、後年法眼に叙されている。宗家に伝わった正統系図によれば、長享元年に生まれ、永禄七年八月六日、七十八歳で歿したという。したがって、従来の説とは異なり、三代目乗真が戦死した翌々年に亡くなったということになる。宗乗は祐乗の作風を継承しつつ、後藤家の基礎を確立した重要な刀装具師である。
宗乗の作風は、赤銅魚子地を高肉彫とし、金、銀、赤銅などの色金を効果的に用いる点に特色がある。題材は、獅子、龍、瓜蔓、牛車、熊谷敦盛図など多岐にわたり、いずれも品格のある意匠と高度な彫技によって表現されている。特に、獅子と龍は後藤家のお家芸とも称され、宗乗の作にも優れたものが多く見られる。肉置は豊かで丸味を帯び、絞り込みが巧みであり、山高く谷深い彫は力強さと繊細さを兼ね備えている。魚子地は細かく均一で、地鉄の発色も美しい。また、「古香を添える陰陽根も古格があり、時代色を具備している」[[c:1]]と評されるように、古雅な趣も宗乗作品の魅力の一つである。作風を示す具体的な要素としては、笄に見られる「眉形と洲浜の仕立がすっきりとして締りがあり、蕨手と股から棹にかけての微妙な肉置」[[c:2]]や、倶利迦羅龍図に見られる「耳掻が嵌め込み式で、笄に表裏とも七本の竪筋を毛彫であらわ」[[c:3]]すといった点が挙げられる。
宗乗の作品は、「品格のある彫り」や「優雅で優れた作品が多い」[[c:4]]と評されるように、後藤家ならではの格調の高さを備えている。その作風は、初代祐乗の技を受け継ぎながらも、独自の洗練味を加えたものであり、後藤家の作風を確立する上で大きな役割を果たした。また、宗乗の作品には、後藤家の極めが附帯しているものが多く、その鑑定の確かさも評価されている。特に、光孝、程乗、光侶といった後藤家の重鎮による折紙は、作品の正真性を保証する貴重な資料となっている。宗乗の作は、大名家や豪商に伝来したものが多く、その質の高さと希少性を示している。
後藤宗乗の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
家彫 · 山城
時期区分: 古後藤· 1440–1573
現在312点販売中
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着後3日以内にお電話にてご連絡の上、翌日にご返送ください。その際の郵送料、セキュリティーサービス料はお客様のご負担となります。