政権は鎌倉にあったが、美意識はなお京都が定めた。粟田口派の梨子地肌は完璧の代名詞となり、来派は公家にも上級の武家にも大寺にも、堂々たる太刀を納めている。
刃長 Blade length68.8ccm(二尺二寸七分)反り Sori0.9cm元幅 Width at the hamachi3.2cm元重 Kasane7mm先幅 Wide at the Kissaki2.2cm先重 Saki kasane4.5mm目釘穴 Mekugi2時代 Jidai江戸時代 寛文1661年頃Edoperiod(A.D.1661)産地 Country越前国 Echizen 特徴:越前三代康継は初代康継の三男、康継家では二代没後に三代目相続争いが起こり江戸と越前でそれぞれ三代目康継を襲名する 特徴:越前三代康継は初代康継の三男、康継家では二代没後に三代目相続争いが起こり江戸と越前でそれぞれ三代目康継を襲名する
Certificate reading — 銘 (葵紋) 康継於越前作
正和 · 長さ 68.8cm · 反り 0.9cm






山城伝 · 讃岐 · 1312-1317頃
現在3点販売中
初代康継は、近江国坂田郡下坂郷の出身で下坂市左衛門と称し、のち越前に移住、結城秀康に抱えられた。初期には「肥後大掾下坂」と銘していたが、慶長十年から十一年の間に江戸に召され、家康・秀忠両将軍の前で鍛刀し、その賞として葵紋及び「康」の一字を賜わって名を康継と改めた。越前康継一派の祖であり、江戸初期を代表する刀工として知られる。
作風は、板目肌つみ、杢交じりの鍛えに、「地沸微塵につき、地景よく入り、処々変わりがね風の太い地景入り、総じてかね黒味をおびる」など、いわゆる越前鉄の特色が顕著である。刃文は「中直刃基調に互の目・小互の目連れて乱れ、上半浅くのたれごころを帯び、小足よく入り、葉交え、小沸つき」といったものが典型的とされる。帽子は「表は焼深く、直ぐ調に突き上げ、先尖り、裏は乱れ込んで、やや沸崩れ、掃きかけ、先小丸、地蔵風に倒れごころ」となるものが見られる。姿は、身幅広く、重ね厚く、中鋒ないし大鋒延びたものが多く、力強い印象を与える。彫物を施した作も多く、不動明王と二童子の三体仏や倶利迦羅龍などが彫られる。
初代康継の作は、地鉄の特色、刃文の構成、姿の雄健さにおいて、同工の典型的な作域を顕現していると評価される。匂口が沈みごころとなる作が多く、総体に沈みごころの匂口で構成された刃文には滋味掬すべき深い味わいがあると評される。一方で、肌立ちが少なく、小板目肌がつんで精良な作や、匂口が明るい作も存在し、変化に富む作風を示す。総じて、同工の傑出した出来栄えを示すものが少なくない。
越前の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
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山城伝 · 越前
現在5点販売中
鎌倉時代の山城
政権は鎌倉にあったが、美意識はなお京都が定めた。粟田口派の梨子地肌は完璧の代名詞となり、来派は公家にも上級の武家にも大寺にも、堂々たる太刀を納めている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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