刃渡り(長さ) 72.6センチ 反り 1.8センチ 元鎬厚 7.8ミリ 元重ね7.2ミリ 先鎬厚 5.0ミリ 先重ね4.3ミリ 元幅 31.0ミリ 先幅 20.3ミリ 刀身重量744g 目釘穴 1個 刃文 丁子乱れ 拳形丁子、重花丁子入り尖り刃交り 匂本位小沸付き 葉、足入り金線、金筋働く 帽子 丁子足入り焼き詰め心僅かに小丸に返る 鍛え 板目流れ詰み地鉄良く錬られる 茎 無銘 雉子股形 やや勝手下がり心の切鑢 寸法、グラムは約でご理解ください。刃渡り・反りなど登録書を映しております。 説明 ↓ここに画像が表示されます。(通信環境により数十秒ほどかかる場合もございます。) 1/3 ↓ここに画像が表示されます。(通信環境により数十秒ほどかかる場合もございます。) 2/3 ↓ここに画像が表示されます。(通信環境により数十秒ほどかかる場合もございます。) 3/3 委託出品(競) 今回ご依頼されました御刀をご紹介させていただきます。 姿は腰反り、焼き刃は腰元付近重花丁子を焼き、拳形丁子を交える丁子乱れ、尖刃も所々交り、茎は雉子股形で無銘、白鞘には福岡一文字代五千貫と書かれた御刀。 本刀、鑑定まで致しませんが上研磨を施せばまた別の顔を見せる、元が良い出来の良い御刀。 地鉄良く錬られ刀剣学上の特記すべき疵気なく、切先から区まで均一に焼き入れされるも、折返し鍛錬による鐵の炭素量、焼刃土の所作及び熱域により部分部分に味が現れ、作刀時から現代までに各職人等、研師らによる技巧を凝らした研磨等が施された一振りであると見受けられます。 次の主が見つかるまでの間、一時的に弊社にてお預かりし、お世話をさせていただいております。 刀剣のお買取り、下取販売、仲介 も承っております。 商品の状態 *刃切れ・刃絡み・刃こぼれ・曲がり・撓え・膨れ・匂い切れ・駆け出などございません。 *時代による、汚れ、細かな擦れ傷,劣化等はご了承ください。写真を参考にしてください。
無銘 · Fukuoka Ichimonji · 鎌倉 · 長さ 72.6cm · 反り 1.8cm




備前伝 · 備前
現在7点販売中
福岡一文字派は、備前国福岡の地に興った刀工の一群で、茎に「一」の一字を切ることをその標とする。一派の祖は則宗であり、鎌倉時代初頭、後鳥羽院の御番鍛冶に列せられた一人として、院に月番で仕えた。延房もまた同じ番鍛冶に数えられ、両工はこの一派の最初期の世代をなす。則宗・延房・眞利・爲清・助吉らが鍛えた最初期の手は、後年の華やかさに先立つ古一文字と呼ばれ、その姿恰好および地刃には先行する古備前物の趣が色濃く遺存し、両者を分かちがたいほどである。一派はこの古調の根から起こり、鎌倉中期にかけて福岡の地で大いに開花し、やがて吉岡・片山・岩戸の諸派へと分かれて南北朝期にまで繁栄を続けた。爲遠の「備前国唐河住」、長則の「備前国福岡住」のごとく、銘文に住地を明記する作は、この一派の地理を裏づける資料的な要をなす。 一派を貫く地鉄は、よくつんだ小板目または杢を交えた板目に地沸つき地景の入る鍛えで、その上に明るい乱れ映りが鮮明に立つことを常とする。この乱れ映りこそ、映りの淡い古一文字や、より素朴な古備前の工から本派を分かつ最も確かな標であり、ほとんど全ての在銘・極めの作に繰り返し現れる。刃文はこの地の上に二様に展開する。盛期を代表する吉房・助真・吉平・則包・吉宗らの手は、焼幅広く高低のある華やかな大丁子乱れで、大房の大丁子・重花丁子に蛙頭の蛙子丁子、竪長の袋丁子を交え、足・葉さかんに入り、匂深く小沸つき、金筋・砂流しがかかる。吉房の袋丁子、助真の刃中に強くつく沸と尖りて掃きかける帽子は、それぞれの工を本流の中で分かつ標である。助包は焼の高い丁子主調の華やかさを保ち、彫物に梵字・三鈷柄剣を伴う。これに対し、吉用・長則・爲遠・吉用らは静かな手を担い、直刃調に小丁子・小互の目を交えて焼を低く保ち、抑制をもって明るい映りの地を生かす。長則は同派唯一の「福岡住」を切り「小竜長則」と俗称され、その細直刃調の作は長船景光・近景に通じる。鎌倉後期には逆ごころに傾く好尚も加わる。茎に「一」の一字のみを切る作は工を特定しがたく、極めは時代と一派と銘振りに拠る。 これらの工の作が収集家に希求されるのは、その地刃そのものに鑑識の勘所が宿るためである。鑑定は、明るい乱れ映りと匂深の丁子を細身腰高の初期の姿の上に読むことで、静かな古備前や後年の素朴な備前と分かつ。在銘の作が無銘を測る尺度となり、本阿弥らの極めもこの作風の連続を拠りどころとした。一派の格は高く、則宗を源流とし、吉房は全刀工中屈指の国宝数を負い、助真は徳川家康の愛刀「日光助真」を遺して相州伝の先駆ともされる。その代表作は東照宮日光助真、矢の目吉房、岡田切などに及び、伝来は織田・豊臣・徳川の天下人をはじめ、上杉・島津・毛利・前田・池田ら諸大名家を貫いて、皇室・社寺の宝として今に伝わる。則宗・助包の在銘作のごとく、最も著名なものは取引の財ではなく文化財として守られ、世に現れることは稀である。盛期の華やかな大丁子乱れは、後の一文字諸派および長船の工が己を測る規範となり、備前伝の一つの頂点として後世に長く影響を及ぼした。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
刃渡り(長さ) 72.6センチ 反り 1.8センチ 元鎬厚 7.8ミリ 元重ね7.2ミリ 先鎬厚 5.0ミリ 先重ね4.3ミリ 元幅 31.0ミリ 先幅 20.3ミリ 刀身重量744g 目釘穴 1個 刃文 丁子乱れ 拳形丁子、重花丁子入り尖り刃交り 匂本位小沸付き 葉、足入り金線、金筋働く 帽子 丁子足入り焼き詰め心僅かに小丸に返る 鍛え 板目流れ詰み地鉄良く錬られる 茎 無銘 雉子股形 やや勝手下がり心の切鑢 寸法、グラムは約でご理解ください。刃渡り・反りなど登録書を映しております。 説明 ↓ここに画像が表示されます。(通信環境により数十秒ほどかかる場合もございます。) 1/3 ↓ここに画像が表示されます。(通信環境により数十秒ほどかかる場合もございます。) 2/3 ↓ここに画像が表示されます。(通信環境により数十秒ほどかかる場合もございます。) 3/3 委託出品(競) 今回ご依頼されました御刀をご紹介させていただきます。 姿は腰反り、焼き刃は腰元付近重花丁子を焼き、拳形丁子を交える丁子乱れ、尖刃も所々交り、茎は雉子股形で無銘、白鞘には福岡一文字代五千貫と書かれた御刀。 本刀、鑑定まで致しませんが上研磨を施せばまた別の顔を見せる、元が良い出来の良い御刀。 地鉄良く錬られ刀剣学上の特記すべき疵気なく、切先から区まで均一に焼き入れされるも、折返し鍛錬による鐵の炭素量、焼刃土の所作及び熱域により部分部分に味が現れ、作刀時から現代までに各職人等、研師らによる技巧を凝らした研磨等が施された一振りであると見受けられます。 次の主が見つかるまでの間、一時的に弊社にてお預かりし、お世話をさせていただいております。 刀剣のお買取り、下取販売、仲介 も承っております。 商品の状態 *刃切れ・刃絡み・刃こぼれ・曲がり・撓え・膨れ・匂い切れ・駆け出などございません。 *時代による、汚れ、細かな擦れ傷,劣化等はご了承ください。写真を参考にしてください。
無銘 · Fukuoka Ichimonji · 鎌倉 · 長さ 72.6cm · 反り 1.8cm




備前伝 · 備前
現在7点販売中
福岡一文字派は、備前国福岡の地に興った刀工の一群で、茎に「一」の一字を切ることをその標とする。一派の祖は則宗であり、鎌倉時代初頭、後鳥羽院の御番鍛冶に列せられた一人として、院に月番で仕えた。延房もまた同じ番鍛冶に数えられ、両工はこの一派の最初期の世代をなす。則宗・延房・眞利・爲清・助吉らが鍛えた最初期の手は、後年の華やかさに先立つ古一文字と呼ばれ、その姿恰好および地刃には先行する古備前物の趣が色濃く遺存し、両者を分かちがたいほどである。一派はこの古調の根から起こり、鎌倉中期にかけて福岡の地で大いに開花し、やがて吉岡・片山・岩戸の諸派へと分かれて南北朝期にまで繁栄を続けた。爲遠の「備前国唐河住」、長則の「備前国福岡住」のごとく、銘文に住地を明記する作は、この一派の地理を裏づける資料的な要をなす。 一派を貫く地鉄は、よくつんだ小板目または杢を交えた板目に地沸つき地景の入る鍛えで、その上に明るい乱れ映りが鮮明に立つことを常とする。この乱れ映りこそ、映りの淡い古一文字や、より素朴な古備前の工から本派を分かつ最も確かな標であり、ほとんど全ての在銘・極めの作に繰り返し現れる。刃文はこの地の上に二様に展開する。盛期を代表する吉房・助真・吉平・則包・吉宗らの手は、焼幅広く高低のある華やかな大丁子乱れで、大房の大丁子・重花丁子に蛙頭の蛙子丁子、竪長の袋丁子を交え、足・葉さかんに入り、匂深く小沸つき、金筋・砂流しがかかる。吉房の袋丁子、助真の刃中に強くつく沸と尖りて掃きかける帽子は、それぞれの工を本流の中で分かつ標である。助包は焼の高い丁子主調の華やかさを保ち、彫物に梵字・三鈷柄剣を伴う。これに対し、吉用・長則・爲遠・吉用らは静かな手を担い、直刃調に小丁子・小互の目を交えて焼を低く保ち、抑制をもって明るい映りの地を生かす。長則は同派唯一の「福岡住」を切り「小竜長則」と俗称され、その細直刃調の作は長船景光・近景に通じる。鎌倉後期には逆ごころに傾く好尚も加わる。茎に「一」の一字のみを切る作は工を特定しがたく、極めは時代と一派と銘振りに拠る。 これらの工の作が収集家に希求されるのは、その地刃そのものに鑑識の勘所が宿るためである。鑑定は、明るい乱れ映りと匂深の丁子を細身腰高の初期の姿の上に読むことで、静かな古備前や後年の素朴な備前と分かつ。在銘の作が無銘を測る尺度となり、本阿弥らの極めもこの作風の連続を拠りどころとした。一派の格は高く、則宗を源流とし、吉房は全刀工中屈指の国宝数を負い、助真は徳川家康の愛刀「日光助真」を遺して相州伝の先駆ともされる。その代表作は東照宮日光助真、矢の目吉房、岡田切などに及び、伝来は織田・豊臣・徳川の天下人をはじめ、上杉・島津・毛利・前田・池田ら諸大名家を貫いて、皇室・社寺の宝として今に伝わる。則宗・助包の在銘作のごとく、最も著名なものは取引の財ではなく文化財として守られ、世に現れることは稀である。盛期の華やかな大丁子乱れは、後の一文字諸派および長船の工が己を測る規範となり、備前伝の一つの頂点として後世に長く影響を及ぼした。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。