鎌倉時代は備前の頂点である。伝えでは一文字派の工が後鳥羽上皇の御番鍛冶に列し、世紀の半ばには光忠が長船派を興して、注文は公家からも武家政権からも流れ込んだ。国宝刀剣の数で備前に並ぶ国はない。
鎌倉期に於ける備前鍛冶の大きな流れは、一文字派と長船派の二大流派であり、一文字派は、福岡、吉岡、片山、岩戸などの地に栄え、多くの名工を輩出しました。中でも鎌倉末期以降に、備前国岩戸庄、現岡山県和気郡和気町岩戸付近にて鍛刀した一派を岩戸一文字と呼称します。地名からして備前和気鍛冶との関連性も窺えます。 銘鑑等によると、その祖を吉氏としていますが、在銘正真作は皆無、現存作としては、吉家に、『一備州岩戸庄地頭左衛門尉源吉家』銘で、元徳(一三二九~三一)年紀入りの作が残されていることによって、一派の大凡の活躍期が窺えます。 本作は、大磨り上げ無銘ながら、『岩戸一文字』の極めが付された一振り、寸法一尺七寸二分弱、しなやかで上品なスタイルです。 乱れ映り、地斑状の映り立つ地鉄、丁子、小丁子、小互の目、小乱れを交えた刃は、刃縁匂い勝ちに締まり、所々潤み心となり、刃中丁子足、小足、葉良く入っています。 地に細かな鍛え肌、時代相応の研ぎ減りもありますが、細やかな変化のある刃文や刃境の景色、鮮明な映りなど、鎌倉末葉に於ける、備前一文字の美点が随所に示された一振りです。 商品番号:Q-490 脇差し 岩戸一文字(無銘) 特別保存刀剣鑑定書付き 拵え付き 価格: ¥1,200,000 (税込) 販売期間: 数量: 振 在庫: ○ 在庫 ○ 返品についての詳細はこちら お買いものガイド 月刊コレクション情報 2026年9月号 (8/24発送) 会員の方のみご覧いただけます 月刊コレクション情報最新号の裏表紙に記載されているユーザー名とパスワードを入力して下さい。 見本誌請求(無料)はこちらから 最新情報をいち早くお届けいたします! 無題ドキュメント 刀剣・槍 販売品一覧 太刀 刀 脇差 短刀 薙刀・槍 刀装具 販売品一覧 鐔 小柄 目貫 縁頭 拵え 火縄銃 特別重要・重要刀剣一覧 特別保存刀剣一覧 保存刀剣一覧 売却済み商品 <ごあいさつ> コレクション情報のホームページをご覧いただきありがとうございます!営業本部長の小牧です。お目当ての刀のお探しや、加工・製作のご相談など、なんでもお気軽にご連絡下さい! (株)コレクション情報 〒500-8258岐阜県岐阜市西川手7丁目89TEL.058-274-1960FAX.058-273-7369 カレンダー ■今日 ■定休日 ■展示会 営業時間 9:00~18:00 FAX/メールは24時間受け付けております。 会社へお越しの際はご一報ください。 リンク 伊豆 伊東 浮山温泉 高級旅館
無銘 · Ichimonji · 鎌倉 · 長さ 52.1cm · 反り 1cm





備前伝 · 備前
現在1点販売中
岩戸一文字派は、鎌倉時代末期以降に備前国岩戸庄に在住した一文字派の小規模な一派である。銘鑑によればその祖を吉氏とし、一派の中では吉家が代表工として知られる。吉家には「一備州岩戸庄地頭左兵衛尉源吉家」[[c:1]]という長銘を有する作例があり、元徳年紀を持つ遺作が現存している。同派の茎銘は一文字派の特徴である「一」の字を切るが、「一」の字のみのもの、「一」の字の下に個銘を加えるもの、あるいは個銘のみのものなど、いくつかの銘振りが見られる。一文字派は鎌倉時代における備前物の最も大きな流れの一つであり、長船派と並んで以後南北朝期にかけて福岡・吉岡・片山・岩戸などの各地に繁栄し、数多くの良工を輩出した。 作風は、板目肌を主体とした地鉄に地沸が微塵に厚く付き、地景が細かに入り、乱れ映りが立つ点に特色がある。刃文は丁子を主調とするが、福岡一文字派に比して刃取りが総じて小模様となり、小丁子・小互の目・角張った刃・尖り刃などを交えて密に焼く。焼刃の構成には高低の振幅があまり目立たず、全体として穏やかな乱れとなり、物打辺は直刃基調となる作例も見受けられる。刃中には小足・葉がよく入り、金筋・砂流しが細かにかかり、匂勝ちに小沸が付き、匂口は明るく冴える。帽子は浅く乱れ込んで小丸に返る例が多い。鍛えは精良で、地沸の付き方や地景の入り方に本場備前物としての技量の高さが窺われる。 遺作には大磨上となったものが多いが、総じて身幅尋常で元先の幅差があまり目立たず、中鋒に結んだ姿には鎌倉時代末期の太刀姿が想起される。彫物には棒樋を掻き通したり掻き流したりする例が見られ、薙刀造の大振りな作例も現存する。福岡一文字派や吉岡一文字派に比しては作位がやや劣るとされるが、肌立った鍛えや、丁子の頭が揃った小模様の焼刃には同派独自の持ち味があり、一文字派の中でも岩戸一文字派として区別される所以となっている。地刃ともに健全な保存状態を保つ優品が多く、備前一文字派の多様な展開を示す貴重な遺産として評価される。 詳しく見る →
鎌倉時代の備前
鎌倉時代は備前の頂点である。伝えでは一文字派の工が後鳥羽上皇の御番鍛冶に列し、世紀の半ばには光忠が長船派を興して、注文は公家からも武家政権からも流れ込んだ。国宝刀剣の数で備前に並ぶ国はない。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト刀剣、刀装具、骨董等1点ものにつきましては、キャンセル待ちのお客様がおられる場合がございますので、ご返品のご連絡は商品到着後3日以内、ご返送は8日以内にお願いいたします。ご返金は商品ご返送到着後即日に致します。

¥1,200,000
鎌倉期に於ける備前鍛冶の大きな流れは、一文字派と長船派の二大流派であり、一文字派は、福岡、吉岡、片山、岩戸などの地に栄え、多くの名工を輩出しました。中でも鎌倉末期以降に、備前国岩戸庄、現岡山県和気郡和気町岩戸付近にて鍛刀した一派を岩戸一文字と呼称します。地名からして備前和気鍛冶との関連性も窺えます。 銘鑑等によると、その祖を吉氏としていますが、在銘正真作は皆無、現存作としては、吉家に、『一備州岩戸庄地頭左衛門尉源吉家』銘で、元徳(一三二九~三一)年紀入りの作が残されていることによって、一派の大凡の活躍期が窺えます。 本作は、大磨り上げ無銘ながら、『岩戸一文字』の極めが付された一振り、寸法一尺七寸二分弱、しなやかで上品なスタイルです。 乱れ映り、地斑状の映り立つ地鉄、丁子、小丁子、小互の目、小乱れを交えた刃は、刃縁匂い勝ちに締まり、所々潤み心となり、刃中丁子足、小足、葉良く入っています。 地に細かな鍛え肌、時代相応の研ぎ減りもありますが、細やかな変化のある刃文や刃境の景色、鮮明な映りなど、鎌倉末葉に於ける、備前一文字の美点が随所に示された一振りです。 商品番号:Q-490 脇差し 岩戸一文字(無銘) 特別保存刀剣鑑定書付き 拵え付き 価格: ¥1,200,000 (税込) 販売期間: 数量: 振 在庫: ○ 在庫 ○ 返品についての詳細はこちら お買いものガイド 月刊コレクション情報 2026年9月号 (8/24発送) 会員の方のみご覧いただけます 月刊コレクション情報最新号の裏表紙に記載されているユーザー名とパスワードを入力して下さい。 見本誌請求(無料)はこちらから 最新情報をいち早くお届けいたします! 無題ドキュメント 刀剣・槍 販売品一覧 太刀 刀 脇差 短刀 薙刀・槍 刀装具 販売品一覧 鐔 小柄 目貫 縁頭 拵え 火縄銃 特別重要・重要刀剣一覧 特別保存刀剣一覧 保存刀剣一覧 売却済み商品 <ごあいさつ> コレクション情報のホームページをご覧いただきありがとうございます!営業本部長の小牧です。お目当ての刀のお探しや、加工・製作のご相談など、なんでもお気軽にご連絡下さい! (株)コレクション情報 〒500-8258岐阜県岐阜市西川手7丁目89TEL.058-274-1960FAX.058-273-7369 カレンダー ■今日 ■定休日 ■展示会 営業時間 9:00~18:00 FAX/メールは24時間受け付けております。 会社へお越しの際はご一報ください。 リンク 伊豆 伊東 浮山温泉 高級旅館
無銘 · Ichimonji · 鎌倉 · 長さ 52.1cm · 反り 1cm





備前伝 · 備前
現在1点販売中
岩戸一文字派は、鎌倉時代末期以降に備前国岩戸庄に在住した一文字派の小規模な一派である。銘鑑によればその祖を吉氏とし、一派の中では吉家が代表工として知られる。吉家には「一備州岩戸庄地頭左兵衛尉源吉家」[[c:1]]という長銘を有する作例があり、元徳年紀を持つ遺作が現存している。同派の茎銘は一文字派の特徴である「一」の字を切るが、「一」の字のみのもの、「一」の字の下に個銘を加えるもの、あるいは個銘のみのものなど、いくつかの銘振りが見られる。一文字派は鎌倉時代における備前物の最も大きな流れの一つであり、長船派と並んで以後南北朝期にかけて福岡・吉岡・片山・岩戸などの各地に繁栄し、数多くの良工を輩出した。 作風は、板目肌を主体とした地鉄に地沸が微塵に厚く付き、地景が細かに入り、乱れ映りが立つ点に特色がある。刃文は丁子を主調とするが、福岡一文字派に比して刃取りが総じて小模様となり、小丁子・小互の目・角張った刃・尖り刃などを交えて密に焼く。焼刃の構成には高低の振幅があまり目立たず、全体として穏やかな乱れとなり、物打辺は直刃基調となる作例も見受けられる。刃中には小足・葉がよく入り、金筋・砂流しが細かにかかり、匂勝ちに小沸が付き、匂口は明るく冴える。帽子は浅く乱れ込んで小丸に返る例が多い。鍛えは精良で、地沸の付き方や地景の入り方に本場備前物としての技量の高さが窺われる。 遺作には大磨上となったものが多いが、総じて身幅尋常で元先の幅差があまり目立たず、中鋒に結んだ姿には鎌倉時代末期の太刀姿が想起される。彫物には棒樋を掻き通したり掻き流したりする例が見られ、薙刀造の大振りな作例も現存する。福岡一文字派や吉岡一文字派に比しては作位がやや劣るとされるが、肌立った鍛えや、丁子の頭が揃った小模様の焼刃には同派独自の持ち味があり、一文字派の中でも岩戸一文字派として区別される所以となっている。地刃ともに健全な保存状態を保つ優品が多く、備前一文字派の多様な展開を示す貴重な遺産として評価される。 詳しく見る →
鎌倉時代の備前
鎌倉時代は備前の頂点である。伝えでは一文字派の工が後鳥羽上皇の御番鍛冶に列し、世紀の半ばには光忠が長船派を興して、注文は公家からも武家政権からも流れ込んだ。国宝刀剣の数で備前に並ぶ国はない。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト刀剣、刀装具、骨董等1点ものにつきましては、キャンセル待ちのお客様がおられる場合がございますので、ご返品のご連絡は商品到着後3日以内、ご返送は8日以内にお願いいたします。ご返金は商品ご返送到着後即日に致します。

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