1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。
土方歳三の愛刀をも鍛え、幕末の会津で一際強い光彩を放ったのが会津十一代兼定。表題の短刀は生ぶ茎無銘ながら会津兼定と鑑定された一口。佐幕派最後の牙城会津若松に押し寄せる薩長軍を迎え撃つ武士が腰に備えた、堅牢瀟洒な一口である。


美濃伝 · 陸奥 · 1837-1903頃
現在2点販売中
美濃伝 · Iwashiro
現在7点販売中
幕末 最後の需要
1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。
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