二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
新撰組副長土方歳三の愛刀を鍛えた和泉守兼定は天保八年の生まれ。初め兼元と銘し、嘉永頃から父十代兼定の代作を勤めた。文久三年藩主松平容保の供で上洛し、兼定と改銘して和泉守を受領。元治元年七月には、御所を守る兵の一人として、押し寄せる長州軍を迎撃する鮮烈な経験をしている。帰国後は佐幕の中核を担う会津武士の尚武に応えて鎚を振るった。


美濃伝 · 陸奥 · 1837-1903頃
現在2点販売中
美濃伝 · Iwashiro
現在7点販売中
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
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