番号:AS25211 短刀:白鞘入り、拵え付き(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣) 銘:廣正(相模・室町後期) (刀剣の格付けは、最上作、上々作、上作、普通作の四段階に分かれております。本作は廣正の作品の中でも「上々作」にランクされる逸品です。) ハバキ:金着二重ハバキ 長さ:26.0 cm (8寸5分8厘) 反り:0.0 cm 目釘穴:1個 元幅:2.44 cm 重ね:0.46 cm 刀身重量:130 g 時代:室町時代後期 体配:三ヶ棟の短刀で、表裏に梵字と素剣、および護摩箸の彫物がある。 地鉄:板目肌立ち、地沸つき、映りが現れる。 刃文:小沸出来の直刃調に小互の目混じり、帽子は丸く先が尖りごころに掃き掛けて返る。刃中には砂流しが盛んに働く。 特徴:廣正は南北朝時代から室町時代にかけて数代続いた名工です。本作は相州伝の特色である板目肌の立った鍛えに、沸の働き、金筋や砂流しが交じり、見事な彫物と相まって非常に魅力的な一口となっております。 拵: 鍔:真鍮地喰出鍔 縁頭:赤銅磨地 目貫:菊の図 鞘:黒漆塗文様鞘 小柄:銀地、装飾図の彫り 小刀付き 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書 全身押し形 ※価格には送料は含まれておりません。 オークション開始価格:700,000円 関連商品: 短刀:兼町(NBTHK 保存刀剣) 短刀:無銘(当麻)(南北朝後期〜応永頃)(NBTHK 特別保存刀剣) 短刀:無銘(末関)(NBTHK 保存刀剣) 短刀:備中住国重作(古水田)(NBTHK 保存刀剣) 短刀:宗次(国不明、新々刀)
Auction status: live on sword-auction.com.
在銘 · 室町 · 長さ 26cm






相州伝 · 相模 · 1469-1487頃
刀剣大鑑 上位37%
現在2点販売中
廣正の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代
相州伝 · 相模
時期区分: 末相州· 1356–1868
現在18点販売中
末相州は、南北朝の広光・秋広の代を承け、室町期に入って相模で営まれた相州伝の継続である。現存遺品に即せば、室町中期を遡るものはなく、室町後期から戦国期にかけてが本区分の中心をなす。その軸となる工が綱広で、銘鑑には初代を建武とする伝もあるが、確かな在銘は天文年紀のものが最も古く、通説はこれを初代として、二代を天正、三代を慶長、四代を寛永、五代を万治頃と伝える。綱広は広正の子孫で、初め名跡を継いだが、後北条家の氏綱に召されて小田原に居を移し、綱の一字を賜って改銘したと伝え、その名跡は新々刀期にまで連なった。鎌倉にはこの綱広らが住し、これと別に小田原には康春・康国・総宗・景総らが在住して、これらを小田原相州と称する。広次もまた相州鎌倉に住して明応・天文の頃に活躍し、室町後期を代表する相州鍛冶の一人に数えられる。後北条氏の庇護のもと、正宗・貞宗を生んだ南北朝の盛時を遠く望みつつ、皆焼の系譜を保持して相州伝を伝えたのが、この区分の刀工たちであった。 作風の核は、広光・秋広が完成させた皆焼を継ぐ点にある。鍛えは板目に杢や流れ肌を交えてやや肌立ち、地沸がつき、地景が入る。刃文はのたれ・互の目に丁子・矢筈風の刃・尖り刃などを交え、飛焼・棟焼を盛んに交えて皆焼となり、沸がよくつき、金筋・砂流しがかかる。綱広は玉状ないし三日月状の飛焼を見せる皆焼を得意とし、広次に至っては焼高く、沸の強い迫力ある皆焼を焼いて、一見すると南北朝の長谷部派を思わせるほどに到る。古典相州の頂点と分かつのは、この皆焼の扱いに見える。正宗・貞宗の代では、のたれ基調の地刃に沸が深く澄んで明るく冴え、地にこぼれた沸が湯走りをなして自在に働いたのに対し、末相州の皆焼は飛焼・棟焼を全面に散らす構成そのものを看どころとして前に押し出す傾きを帯び、地鉄もやや肌立って、鎌倉期の鉄の冴えからは一段隔たる。小田原相州はこの大筋において綱広らと大差ないが、小振りの刀姿があること、濃厚緻密な彫刻を多く備えることに特色があり、殊に総宗の倶利迦羅や八幡大菩薩・梵字の彫は巧緻と評される。 鑑定にあっては、まずやや肌立つ板目に地沸・地景が働き、飛焼・棟焼を交えた皆焼に金筋・砂流しがかかる地刃を相州の継続と読み、次に古典との隔たりを沸の深さと鉄の冴えの差、そして皆焼を誇示的に焼き出す傾きに求めて末相州と分かつ。区分内では、綱広を皆焼と玉状の飛焼に、広次を長谷部風を思わせる強い沸の皆焼に、総宗ら小田原相州を小振りの姿と緻密な彫刻に見分ける。主要工は綱広・広次・総宗で、康春・康国・景総がこれに連なる。伝来の面では、綱広に後北条家の重臣桜井大学の所持銘を有する一口があり、本区分が後北条氏の小田原を地盤として営まれた事実を裏づけている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
番号:AS25211 短刀:白鞘入り、拵え付き(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣) 銘:廣正(相模・室町後期) (刀剣の格付けは、最上作、上々作、上作、普通作の四段階に分かれております。本作は廣正の作品の中でも「上々作」にランクされる逸品です。) ハバキ:金着二重ハバキ 長さ:26.0 cm (8寸5分8厘) 反り:0.0 cm 目釘穴:1個 元幅:2.44 cm 重ね:0.46 cm 刀身重量:130 g 時代:室町時代後期 体配:三ヶ棟の短刀で、表裏に梵字と素剣、および護摩箸の彫物がある。 地鉄:板目肌立ち、地沸つき、映りが現れる。 刃文:小沸出来の直刃調に小互の目混じり、帽子は丸く先が尖りごころに掃き掛けて返る。刃中には砂流しが盛んに働く。 特徴:廣正は南北朝時代から室町時代にかけて数代続いた名工です。本作は相州伝の特色である板目肌の立った鍛えに、沸の働き、金筋や砂流しが交じり、見事な彫物と相まって非常に魅力的な一口となっております。 拵: 鍔:真鍮地喰出鍔 縁頭:赤銅磨地 目貫:菊の図 鞘:黒漆塗文様鞘 小柄:銀地、装飾図の彫り 小刀付き 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書 全身押し形 ※価格には送料は含まれておりません。 オークション開始価格:700,000円 関連商品: 短刀:兼町(NBTHK 保存刀剣) 短刀:無銘(当麻)(南北朝後期〜応永頃)(NBTHK 特別保存刀剣) 短刀:無銘(末関)(NBTHK 保存刀剣) 短刀:備中住国重作(古水田)(NBTHK 保存刀剣) 短刀:宗次(国不明、新々刀)
Auction status: live on sword-auction.com.
在銘 · 室町 · 長さ 26cm






相州伝 · 相模 · 1469-1487頃
刀剣大鑑 上位37%
現在2点販売中
廣正の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代
相州伝 · 相模
時期区分: 末相州· 1356–1868
現在18点販売中
末相州は、南北朝の広光・秋広の代を承け、室町期に入って相模で営まれた相州伝の継続である。現存遺品に即せば、室町中期を遡るものはなく、室町後期から戦国期にかけてが本区分の中心をなす。その軸となる工が綱広で、銘鑑には初代を建武とする伝もあるが、確かな在銘は天文年紀のものが最も古く、通説はこれを初代として、二代を天正、三代を慶長、四代を寛永、五代を万治頃と伝える。綱広は広正の子孫で、初め名跡を継いだが、後北条家の氏綱に召されて小田原に居を移し、綱の一字を賜って改銘したと伝え、その名跡は新々刀期にまで連なった。鎌倉にはこの綱広らが住し、これと別に小田原には康春・康国・総宗・景総らが在住して、これらを小田原相州と称する。広次もまた相州鎌倉に住して明応・天文の頃に活躍し、室町後期を代表する相州鍛冶の一人に数えられる。後北条氏の庇護のもと、正宗・貞宗を生んだ南北朝の盛時を遠く望みつつ、皆焼の系譜を保持して相州伝を伝えたのが、この区分の刀工たちであった。 作風の核は、広光・秋広が完成させた皆焼を継ぐ点にある。鍛えは板目に杢や流れ肌を交えてやや肌立ち、地沸がつき、地景が入る。刃文はのたれ・互の目に丁子・矢筈風の刃・尖り刃などを交え、飛焼・棟焼を盛んに交えて皆焼となり、沸がよくつき、金筋・砂流しがかかる。綱広は玉状ないし三日月状の飛焼を見せる皆焼を得意とし、広次に至っては焼高く、沸の強い迫力ある皆焼を焼いて、一見すると南北朝の長谷部派を思わせるほどに到る。古典相州の頂点と分かつのは、この皆焼の扱いに見える。正宗・貞宗の代では、のたれ基調の地刃に沸が深く澄んで明るく冴え、地にこぼれた沸が湯走りをなして自在に働いたのに対し、末相州の皆焼は飛焼・棟焼を全面に散らす構成そのものを看どころとして前に押し出す傾きを帯び、地鉄もやや肌立って、鎌倉期の鉄の冴えからは一段隔たる。小田原相州はこの大筋において綱広らと大差ないが、小振りの刀姿があること、濃厚緻密な彫刻を多く備えることに特色があり、殊に総宗の倶利迦羅や八幡大菩薩・梵字の彫は巧緻と評される。 鑑定にあっては、まずやや肌立つ板目に地沸・地景が働き、飛焼・棟焼を交えた皆焼に金筋・砂流しがかかる地刃を相州の継続と読み、次に古典との隔たりを沸の深さと鉄の冴えの差、そして皆焼を誇示的に焼き出す傾きに求めて末相州と分かつ。区分内では、綱広を皆焼と玉状の飛焼に、広次を長谷部風を思わせる強い沸の皆焼に、総宗ら小田原相州を小振りの姿と緻密な彫刻に見分ける。主要工は綱広・広次・総宗で、康春・康国・景総がこれに連なる。伝来の面では、綱広に後北条家の重臣桜井大学の所持銘を有する一口があり、本区分が後北条氏の小田原を地盤として営まれた事実を裏づけている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。