説明

相州行光の重要刀剣短刀、相州伝最上工の典型作、目映い沸の輝きを放つ格調高き優品です。 相州行光は、新藤五国光の高弟で藤三郎と称し、同門の弟弟子に当たる正宗、則重らと共に、師が創始した相州伝を更に発展させ完成へと導いた立役者です。 鎌倉末期の刀工で、在銘品は短刀に限られ、且つ二字銘のみ、御物一口、国宝一口、重要文化財八口、重要美術品六口を数える名工です。 また行光は、作域が広いことでも有名で、特に無銘極めの作には、師譲りの直刃に加え、正宗、則重、来国次を思わせる乱れ刃、中には皆焼まであります。何れにしても行光と極められた作に共通することは、地刃が良く沸付き、地景、金筋、湯走りなど煌めくような沸の働きが顕著です。また行光の作には大概棒樋があり、その大半が掻き流しか掻き通しになっています。 本作は、生ぶ無銘ながら、『相州行光』と極められた短刀、平成二十七年)(二〇一五)、第六十一回の重要刀剣指定品です。 寸法八寸一分弱、三つ棟で内反り、鎌倉末葉の品格高い短刀姿を示しています。 小板目に小杢目を交えて良く詰んだ精良な地鉄は、地色明るく、細かな地景繁く入り、沸映り鮮明に立ち、湾れ調で小互の目交じりの刃は、腰元の刃幅広く、刃縁良く沸付いて匂い深く明るく冴え、ほつれ、喰違刃交じり、刃中小足入り、金筋、砂流し頻りに掛かっています。 図譜には、『この短刀は、地刃に行光の特色が著しい。同工極めの中でも特に地刃の沸の強さが目立ち、厚く凝結した地沸は、鮮明な沸映りとなって現れ、刃文には相州伝上位作特有の光美しい刃沸が見られる。金筋、砂流し随所に閃くなど、優れた出来映えである。』とあり、探山先生鞘書きにも、『本作は、地刃に煌めく沸が豊かに付き、様々な沸の変化を織り成すなど、沸出来の妙味を示し、相州上工の作であることは明らかである。中でも作域の多様性が持ち味の同工所伝は妥当也。』とあります。 本作は、行光が新藤五国光の門人であること、相州伝過渡期の刀工であること、同工なくして相州伝の発展はなかったことを確信する素晴らしい出来映えです。 商品番号:V-2165 短刀 相州行光(生ぶ無銘) 第六十一回重要刀剣指定品(平成二十七年)(二〇一五) 探山先生鞘書き有り 価格: ¥6,700,000 (税込) 販売期間: 数量: 振 在庫: ○ 在庫 ○ 返品についての詳細はこちら お買いものガイド 月刊コレクション情報 2026年7月号 (6/19発送) 会員の方のみご覧いただけます 月刊コレクション情報最新号の裏表紙に記載されているユーザー名とパスワードを入力して下さい。 見本誌請求(無料)はこちらから 最新情報をいち早くお届けいたします! 無題ドキュメント 刀剣・槍 販売品一覧 太刀 刀 脇差 短刀 薙刀・槍 刀装具 販売品一覧 鐔 小柄 目貫 縁頭 拵え 火縄銃 特別重要・重要刀剣一覧 特別保存刀剣一覧 保存刀剣一覧 売却済み商品 <ごあいさつ> コレクション情報のホームページをご覧いただきありがとうございます!営業本部長の小牧です。お目当ての刀のお探しや、加工・製作のご相談など、なんでもお気軽にご連絡下さい! (株)コレクション情報 〒500-8258岐阜県岐阜市西川手7丁目89TEL.058-274-1960FAX.058-273-7369 カレンダー ■今日 ■定休日 ■展示会 営業時間 9:00~18:00 FAX/メールは24時間受け付けております。 会社へお越しの際はご一報ください。 リンク 伊豆 伊東 浮山温泉 高級旅館

短刀 相州行光(生ぶ無銘) Tanto:Soshu Yukimitsu(Mumei)

短刀 相州行光(生ぶ無銘) Tanto:Soshu Yukimitsu(Mumei)

短刀

¥6,700,000

世界76社の刀剣商を横断追跡 · 価格履歴 · 売却アーカイブ

仕様

長さ

24.4 cm

元幅

2.17 cm

作者について

Soshu Yukimitsu行光

1 国宝7 重要文化財6 重要美術品1 御物30 特別重要刀剣106 重要刀剣

行光は鎌倉時代末期の相模の工で、新藤五国光の門人、正宗・則重とは兄弟弟子であり、三者のうちではやや先輩とみられる。三者は師の創始した相州伝を推進し、「正宗則重等と共に師新藤五国光の創始した相州伝をさらに発展させ完成へと導いた」と評される。「行光は正宗よりやや先輩とみられ、現存する有銘作は短刀に限られている」ため、本工は専ら大磨上無銘の極めを通じて知られ、諸名家が秘蔵してきた。 地鉄は相州上工随一の精良さである。板目に杢・流れ肌を交えて総じてつみ、処々肌立ち、地沸が微塵に厚くつき、太い地景が頻りに入って鉄色明るく澄む。この地景の働きはいずれの作風にも一貫する核であり、古来の刀剣書もその作域の広さを述べ、「古伝書にも本工の作域の広いことが述べられている」。いかなる刃文を焼こうとも、諸書が立ち返るのは一点に尽きる。すなわち「地刃がよく沸えて、地景・金筋・湯走りの働きが顕著で、沸の妙味を発揮しているところである」。 穏やかで作例の多い側は師・新藤五に直結する。地景を交えた地鉄の上に、直刃あるいは浅いのたれ調の刃を焼き、小互の目・小足・葉を交え、匂口やや深く沸厚くつき、刃縁にほつれ・湯走り、刃中に細かな金筋・砂流しがかかる。「無銘極めのものは直刃或いは浅い穏やかな乱れ刃が多く、地刃は総じて新藤五風である」と極められ、師との連なりが最も明らかな作風である。 豪放な側は古い解説が過小評価してきた一面で、帽子にその性格が現われる。単なる小丸ではなく、先は盛んに掃きかける。「帽子乱れ込み、盛んに掃きかけて火炎状となる」ものがあり、また穏やかな作では「帽子直ぐに小丸、掃きかける」とされ、時に先尖り・焼詰め風となる。帽子の下にはのたれ主調に互の目・小互の目を交えた乱れが開き、大模様の乱れや皆焼ごころに至るものまであって、金筋・砂流しが烈しく働き、匂口は深く明るい。小丸に強い掃きかけを伴って乱れ込み、時に先尖りとなる帽子は、太い地景とともに本工の鑑別の要となる。 鑑別の核は二様に共通する。太い地景、相州上工の深く明るい匂口、烈しい金筋・砂流し、そして掃きかける帽子である。作域の広さそのものが個性であり、正宗・貞宗が一段と激しく大模様であるのに対し、行光は穏やかで小模様の手を保ち、極めは新藤五・則重に寄せ、正宗・貞宗とは明確に分かたれる。藤代は最上作に列し、特別重要刀剣の指定数は全工中でも上位に位置する。在銘は短刀に限られ、名物「大島行光」をはじめ、徳川・豊臣・細川・上杉・伊達などの諸家を歴とし、国宝・重要文化財として動かぬものも多く、市場に現われることは極めて稀な巨匠である。

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