番号:AS25715 脇差:白鞘入り(NBTHK 特別保存刀剣) 銘文:無銘(伝 青江) (金象嵌銘):雲旁乎旦風夕風乃吹拂事之如久 (雲かたやけ 朝風夕風の吹き払う事の如く) 鞘書き:備中国百寿重左衛門恒次 長さ 一尺七寸九分 五条四号 再乗(以下判読不能) 天保十三年八月(以下判読不能) 当社では刀工の出来状態により、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作の出来は、上々作にランクされる作品です。 ハバキ:金着二重 刃長:54.4 cm(1尺7寸9分) 反り:1.1 cm(3寸6分) 目釘穴:1個 元幅:3.0 cm 先幅:2.2 cm 重ね:0.7 cm 刀身重量:545 g 時代:南北朝時代 正和頃(1312年頃) 体配:身幅、重ね共にしっかりとした、姿の整った一振りです。 裏には金象嵌銘が鮮明に残されています。 地鉄:小板目肌よく詰み、精良な地金となります。 刃文:小互の目乱れに丁子を交え、帽子は乱れ込んで映りが現れます。 特徴:青江派は鎌倉時代から南北朝時代にかけて備中国で栄えた一派です。 鎌倉中期までのものを「古青江」、それ以降を単に「青江」と呼びます。 古青江は直刃に小沸のつく作風が主ですが、南北朝時代に入ると締まった直刃や、逆足の目立つ丁子乱れへと変遷していきます。 金象嵌銘の「雲かたやけ 朝風夕風の吹き払う事の如く」とは、 幾重にも重なる雲を朝夕の風が吹き払うが如く、神の力によってあらゆる罪や穢れをことごとく清め去ることを意味する一節です。 葵美術正真鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 全身押し形 販売価格:1,300,000円(消費税、送料別)





備前伝 · 備中
現在24点販売中
青江派は備中国に興った刀工集団で、承安頃の安次を祖と伝え、高梁川下流域の子位荘・万寿荘を拠点に平安時代末期から南北朝時代後期に至るまで大いに繁栄した。十一世紀初頭の往来物『新猿楽記』が諸国の名産物として「備中ノ刀」を挙げていることは夙に知られ、その高い評価を受け継ぐ刀工群として歴史に名を刻む。鎌倉時代中期頃までのものを特に古青江と称し、それ以降南北朝期にかけてのものを青江と汎称して大別される。南北朝期には次直・次吉・守次・直次等の良工が輩出し、一派の技量は頂点に達した。 作風は時代によって明確な変遷を示す。古青江は小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃仕立てに小乱れを交えたものが多く、鍛えには杢目が目立ってやや肌立ち、いわゆる縮緬肌状の肌合となり、地斑の交じるものが多い。同時代の備前物に比すると幾分地味で渋い味わいを醸す点に独自の風趣がある。鎌倉時代後期になると沸づきが穏やかとなり、さらに南北朝期に至ると匂口が締まり、明るく冴えた直刃、或いは延文頃に完成された特色ある逆丁子乱れの二様を見せるようになる。この期の他国の刀工が相州伝の影響を受けて沸出来をあらわしているのに対し、匂出来である点が興味深い。地鉄は小板目に小杢目を交えてよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、地斑状の肌合や乱れ映りが立ち、刃寄りには二重三重の筋状の映りを形成していわゆる段映りの態を見せるなど、鍛えに独特の景色を呈する。刃文は直刃を基調に小互の目・小丁子・角がかった刃などが交じり、足・逆足・葉がよく入り、匂口が締まって明るく冴え、帽子は突き上げて尖りごころとなり、やや長く返るものが多い。 青江派は地刃共に明るく冴え渡る精美な出来口をもって知られ、指定品には「同派極めの中でも出色の出来映え」[[c:1]]「青江極めの白眉」と称される逸品が少なくない。縮緬肌に地斑と映りが交錯する鍛えの妙味、匂口の締まった冴えやかな直刃、そして逆がかった刃に飛焼が火焔の如く乱れる華やかな作域に至るまで、備中鍛冶の伝統を脈々と受け継ぐ一派の技と風格が遺憾なく示されている。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
番号:AS25715 脇差:白鞘入り(NBTHK 特別保存刀剣) 銘文:無銘(伝 青江) (金象嵌銘):雲旁乎旦風夕風乃吹拂事之如久 (雲かたやけ 朝風夕風の吹き払う事の如く) 鞘書き:備中国百寿重左衛門恒次 長さ 一尺七寸九分 五条四号 再乗(以下判読不能) 天保十三年八月(以下判読不能) 当社では刀工の出来状態により、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作の出来は、上々作にランクされる作品です。 ハバキ:金着二重 刃長:54.4 cm(1尺7寸9分) 反り:1.1 cm(3寸6分) 目釘穴:1個 元幅:3.0 cm 先幅:2.2 cm 重ね:0.7 cm 刀身重量:545 g 時代:南北朝時代 正和頃(1312年頃) 体配:身幅、重ね共にしっかりとした、姿の整った一振りです。 裏には金象嵌銘が鮮明に残されています。 地鉄:小板目肌よく詰み、精良な地金となります。 刃文:小互の目乱れに丁子を交え、帽子は乱れ込んで映りが現れます。 特徴:青江派は鎌倉時代から南北朝時代にかけて備中国で栄えた一派です。 鎌倉中期までのものを「古青江」、それ以降を単に「青江」と呼びます。 古青江は直刃に小沸のつく作風が主ですが、南北朝時代に入ると締まった直刃や、逆足の目立つ丁子乱れへと変遷していきます。 金象嵌銘の「雲かたやけ 朝風夕風の吹き払う事の如く」とは、 幾重にも重なる雲を朝夕の風が吹き払うが如く、神の力によってあらゆる罪や穢れをことごとく清め去ることを意味する一節です。 葵美術正真鑑定書 特別保存刀剣鑑定書 全身押し形 販売価格:1,300,000円(消費税、送料別)





備前伝 · 備中
現在24点販売中
青江派は備中国に興った刀工集団で、承安頃の安次を祖と伝え、高梁川下流域の子位荘・万寿荘を拠点に平安時代末期から南北朝時代後期に至るまで大いに繁栄した。十一世紀初頭の往来物『新猿楽記』が諸国の名産物として「備中ノ刀」を挙げていることは夙に知られ、その高い評価を受け継ぐ刀工群として歴史に名を刻む。鎌倉時代中期頃までのものを特に古青江と称し、それ以降南北朝期にかけてのものを青江と汎称して大別される。南北朝期には次直・次吉・守次・直次等の良工が輩出し、一派の技量は頂点に達した。 作風は時代によって明確な変遷を示す。古青江は小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃仕立てに小乱れを交えたものが多く、鍛えには杢目が目立ってやや肌立ち、いわゆる縮緬肌状の肌合となり、地斑の交じるものが多い。同時代の備前物に比すると幾分地味で渋い味わいを醸す点に独自の風趣がある。鎌倉時代後期になると沸づきが穏やかとなり、さらに南北朝期に至ると匂口が締まり、明るく冴えた直刃、或いは延文頃に完成された特色ある逆丁子乱れの二様を見せるようになる。この期の他国の刀工が相州伝の影響を受けて沸出来をあらわしているのに対し、匂出来である点が興味深い。地鉄は小板目に小杢目を交えてよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、地斑状の肌合や乱れ映りが立ち、刃寄りには二重三重の筋状の映りを形成していわゆる段映りの態を見せるなど、鍛えに独特の景色を呈する。刃文は直刃を基調に小互の目・小丁子・角がかった刃などが交じり、足・逆足・葉がよく入り、匂口が締まって明るく冴え、帽子は突き上げて尖りごころとなり、やや長く返るものが多い。 青江派は地刃共に明るく冴え渡る精美な出来口をもって知られ、指定品には「同派極めの中でも出色の出来映え」[[c:1]]「青江極めの白眉」と称される逸品が少なくない。縮緬肌に地斑と映りが交錯する鍛えの妙味、匂口の締まった冴えやかな直刃、そして逆がかった刃に飛焼が火焔の如く乱れる華やかな作域に至るまで、備中鍛冶の伝統を脈々と受け継ぐ一派の技と風格が遺憾なく示されている。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。