室町の長船は輸出産業であった。明との勘合貿易はおよそ十二万八千振の日本刀を海の彼方へ運び、国内では戦国の軍勢が買い手となった。注文主の俗名を銘に刻む注文打ちが、兵卒用の数打ち物と並んで鍛えられている。
刃長66.1センチ 反り1.36センチ 元幅28.0ミリ 元重ね6.7ミリ 物打幅22.2ミリ 物打重ね5.4ミリ 横手位置幅19.3ミリ 松葉先重ね4.4ミリ 裸身重量599グラム。 南北朝末期~室町初期 The last years of Nanbokucho ~ The early years of Muromachi era 平成24年6月12日 東京都登録 附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅地上貝赤銅着下貝菱紋金着二重はばき、白鞘 長次は備中青江派最後の刀工で、文和年紀及び応永年紀のものが遺されています。 長次の作風は穏やかな直刃、或いはは華やかな丁子乱れなどを焼き、南北朝前期の青江物とは異なって逆丁子にならない点に特色を示しています。 この刀は総体に錆に包まれたうぶ出し状態から、当店にて極上研磨、極上はばき、極上白鞘の諸工作を施し、特別保存刀剣鑑定までを受審したものです。 スラリとした優しい姿に鋭さを感じさせる延びた切先。地鉄は小板目杢交じりで良く練られ、判然と乱れ映りが立つ様はまさに見事の一言に尽きます。刃文は匂口は柔らかく繊細な小乱れを呈して足よく入り、砂流が見られるなど見所多く、美術鑑賞刀として申し分ない名刀です。重要刀剣審査を是非御受審下さい。 各種クレジットカード、ショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
Certificate reading — 無銘(青江長次)









備前伝 · 備中 · 1394-1428頃
藤代 Chu saku · 刀剣大鑑 上位39%
現在1点販売中
長次の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代
備前伝 · 備中
時期区分: 末青江· 1334–1500
現在3点販売中
末青江は備中青江派の最終局面にあたり、建武の頃を起点として南北朝時代を通じ、室町期へと連なる時期の作を指す。建武頃の年代色を示す守次の太刀から、文和・延文・貞治・康安・貞和といった年紀を有する次吉の諸作に至るまで、この区分の代表工は次直・次吉・守次・直次らであり、いずれも説示において南北朝時代中期の青江派を代表する刀工として並び称される。鎌倉時代末期から南北朝初期にかけての作と、延文を中心とする最盛期のそれとでは作風になお相違が認められ、後者において幅広く反りの浅い時代姿と締まって冴える刃境とが揃って表れる。鎌倉中期までの古青江、その後を承けた中青江の作域を受け継ぎつつ、南北朝の体配と地刃へと一派の風が移ろった段階がこの末青江である。 作風の核は段映りと匂口の締まりにある。地鉄は小板目に杢を交えてよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、鎬寄りに乱れ映りが立ち、刃寄りに筋状の映りが二重三重に並んで段映りを形成する。短刀や脇指には澄肌や地斑調の肌合が交じり、ここに古青江以来の縮緬肌の系譜がうかがえる。刃文は直刃を基調に小互の目・角ばる互の目・小丁子を交え、処々逆がかり、小足・逆足・葉が繁く入り、匂勝ちに小沸がつき、匂口が締まって明るく冴える。次吉に直刃が多く、次直に華やかな逆丁子乱れが多いという二様の作域があり、いずれも匂口の締まりと冴えを身上とする。古青江が小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃に小乱れを交え、精美な縮緬肌に段映りを見せたのに対し、末青江は身幅広く寸延びて重ねの薄い南北朝姿をとり、匂口の締まりと冴えをいっそう際立たせる。中青江の作と比しても、逆がかる刃と段映りの強調にこの期の特色が表れる。 鑑定の要点は、段映りと逆がかる刃、そして締まって冴える匂口の三点に置かれ、大筋違の鑢目もまた同派を分かつ手掛かりとなる。主要工としては直刃を得意とする次吉、逆丁子乱れを得意とする次直、建武頃の力強い体配を伝える守次、暦応の年紀に逆鏨鋭い長銘を残す直次が挙げられる。代表作には、延文二年紀の前田家伝来の脇指、康安二年紀の帽子を区際まで焼き下げた短刀、貞治の年紀を備えた脇指などがあり、無銘ながら大磨上げに南北朝の姿を伝え貞次・次吉と極められた優品も少なくない。塚本素山旧蔵の吉次在銘短刀のごとく、徳川家綱より姫路酒井家へ伝わった一口も知られ、伝来の確かさを併せ持つ作が末青江の到達点を示している。 詳しく見る →
室町時代の備前
室町の長船は輸出産業であった。明との勘合貿易はおよそ十二万八千振の日本刀を海の彼方へ運び、国内では戦国の軍勢が買い手となった。注文主の俗名を銘に刻む注文打ちが、兵卒用の数打ち物と並んで鍛えられている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトお求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
¥1,815,000
刃長66.1センチ 反り1.36センチ 元幅28.0ミリ 元重ね6.7ミリ 物打幅22.2ミリ 物打重ね5.4ミリ 横手位置幅19.3ミリ 松葉先重ね4.4ミリ 裸身重量599グラム。 南北朝末期~室町初期 The last years of Nanbokucho ~ The early years of Muromachi era 平成24年6月12日 東京都登録 附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅地上貝赤銅着下貝菱紋金着二重はばき、白鞘 長次は備中青江派最後の刀工で、文和年紀及び応永年紀のものが遺されています。 長次の作風は穏やかな直刃、或いはは華やかな丁子乱れなどを焼き、南北朝前期の青江物とは異なって逆丁子にならない点に特色を示しています。 この刀は総体に錆に包まれたうぶ出し状態から、当店にて極上研磨、極上はばき、極上白鞘の諸工作を施し、特別保存刀剣鑑定までを受審したものです。 スラリとした優しい姿に鋭さを感じさせる延びた切先。地鉄は小板目杢交じりで良く練られ、判然と乱れ映りが立つ様はまさに見事の一言に尽きます。刃文は匂口は柔らかく繊細な小乱れを呈して足よく入り、砂流が見られるなど見所多く、美術鑑賞刀として申し分ない名刀です。重要刀剣審査を是非御受審下さい。 各種クレジットカード、ショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。
Certificate reading — 無銘(青江長次)









備前伝 · 備中 · 1394-1428頃
藤代 Chu saku · 刀剣大鑑 上位39%
現在1点販売中
長次の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代
備前伝 · 備中
時期区分: 末青江· 1334–1500
現在3点販売中
末青江は備中青江派の最終局面にあたり、建武の頃を起点として南北朝時代を通じ、室町期へと連なる時期の作を指す。建武頃の年代色を示す守次の太刀から、文和・延文・貞治・康安・貞和といった年紀を有する次吉の諸作に至るまで、この区分の代表工は次直・次吉・守次・直次らであり、いずれも説示において南北朝時代中期の青江派を代表する刀工として並び称される。鎌倉時代末期から南北朝初期にかけての作と、延文を中心とする最盛期のそれとでは作風になお相違が認められ、後者において幅広く反りの浅い時代姿と締まって冴える刃境とが揃って表れる。鎌倉中期までの古青江、その後を承けた中青江の作域を受け継ぎつつ、南北朝の体配と地刃へと一派の風が移ろった段階がこの末青江である。 作風の核は段映りと匂口の締まりにある。地鉄は小板目に杢を交えてよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かに入り、鎬寄りに乱れ映りが立ち、刃寄りに筋状の映りが二重三重に並んで段映りを形成する。短刀や脇指には澄肌や地斑調の肌合が交じり、ここに古青江以来の縮緬肌の系譜がうかがえる。刃文は直刃を基調に小互の目・角ばる互の目・小丁子を交え、処々逆がかり、小足・逆足・葉が繁く入り、匂勝ちに小沸がつき、匂口が締まって明るく冴える。次吉に直刃が多く、次直に華やかな逆丁子乱れが多いという二様の作域があり、いずれも匂口の締まりと冴えを身上とする。古青江が小沸出来で匂口のやや沈んだ直刃に小乱れを交え、精美な縮緬肌に段映りを見せたのに対し、末青江は身幅広く寸延びて重ねの薄い南北朝姿をとり、匂口の締まりと冴えをいっそう際立たせる。中青江の作と比しても、逆がかる刃と段映りの強調にこの期の特色が表れる。 鑑定の要点は、段映りと逆がかる刃、そして締まって冴える匂口の三点に置かれ、大筋違の鑢目もまた同派を分かつ手掛かりとなる。主要工としては直刃を得意とする次吉、逆丁子乱れを得意とする次直、建武頃の力強い体配を伝える守次、暦応の年紀に逆鏨鋭い長銘を残す直次が挙げられる。代表作には、延文二年紀の前田家伝来の脇指、康安二年紀の帽子を区際まで焼き下げた短刀、貞治の年紀を備えた脇指などがあり、無銘ながら大磨上げに南北朝の姿を伝え貞次・次吉と極められた優品も少なくない。塚本素山旧蔵の吉次在銘短刀のごとく、徳川家綱より姫路酒井家へ伝わった一口も知られ、伝来の確かさを併せ持つ作が末青江の到達点を示している。 詳しく見る →
室町時代の備前
室町の長船は輸出産業であった。明との勘合貿易はおよそ十二万八千振の日本刀を海の彼方へ運び、国内では戦国の軍勢が買い手となった。注文主の俗名を銘に刻む注文打ちが、兵卒用の数打ち物と並んで鍛えられている。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトお求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。
¥1,815,000