室町は刀剣業を産業に変えた。徒歩の集団戦とともに打刀が興り、長船と関は数打ち物と注文打ちを並行して産し、勘合貿易は日本刀を数万振の単位で海外へ運んだ。
番号:AS26389 脇差:白鞘入り、拵え付き(NBTHK 保存刀剣鑑定書) 銘文:無銘(金剛兵衛) (弊社では刀剣の出来映えにより、最高作、上々作、上作、普通作と四段階にランク分けしております。本作は無銘(金剛兵衛)と鑑定された作品で、上作にランクされる一枚です。) ハバキ:金着二重ハバキ 刃長:46.4 cm (1尺5寸3分) 反り:1.0 cm (3分3厘) 目釘穴:3個 元幅:2.70 cm 先幅:1.94 cm 重ね:0.40 cm 刀身重量:445 g 時代:室町時代 明応頃(1492–1501年) 形状:下部を区送りした磨上げの姿で、切先はやや長めとなる。 地鉄:小板目肌に木目肌が交じり、淡く映りが立つ。 刃文:沸出来の直刃調に浅い打のけが交じり、帽子は丸く返る。 特徴:金剛兵衛とは筑前国の盛高を指す。その作風は直刃を主とし、茎尻を塔婆形に仕立てるのが特徴である。本作は直刃に映りが現れ、帽子が丸く返るなど、金剛兵衛派の典型的な特色をよく示している。穏やかなのたれを帯びた刃文など、出来の優れた一振りである。 拵: 鍔:鉄地、丸形、透かし。 縁:赤銅魚子地に家紋を彫り、金色絵を施す。 頭:水牛角。 鞘:黒呂色塗鞘。 目抜き:赤銅地に流水と鳥の図、金色絵。 小柄:鉄地に海老の図、真鍮象嵌。 小刀:付。 葵美術評価鑑定書:本作は無銘ながら金剛兵衛と極められた作品です。味わい深い拵えと共に、非常に魅力ある一振りとなっております。 NBTHK 保存刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書:全身押し形 ※海外送料は含まれておりません。 ※価格には送料は含まれませんのでご注意ください。 オークション開始価格:350,000 JPY





脇物 · 筑前
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南北朝期の筑前国には左文字派と金剛兵衛派の二大流派が並存した。金剛兵衛派は福岡を拠点とし、同時代の左文字派とは異なる作風を示す。現存する有銘作には室町期を遡るものは見られず、最も古い紀年作として「筑州冷泉貞盛 正平廿五一月日」[[c:1]]銘の短刀(重要美術品)が知られる。貞盛作に見られる地刃の大和気質は、この派の成立に大和鍛冶の影響があったことを示唆している。 鍛えは大板目に板目を交え、処々大杢目が混じり、刃寄りに僅かに流れ肌を交えて柾となる。総体に肌立ちごころで、地沸がつき、かな色はやや黒みがかって濁りを帯びる。刃文は細直刃を基調とし、僅かに浅くのたれをおび、小互の目ごころの刃を交える。小足が入り、匂口は締まりごころに小沸がよくつく。刃縁はほつれ、ささやかながら砂流しや金筋が地刃にまたがって現れる。九州独特のかな味を示しつつ、匂口がやや沈みごころとなる点にこの派の特色がある。 現存する金剛兵衛派の古作は、いずれも大磨上げの無銘品として「古金剛兵衛」と極められている。身幅が広く、反りが浅くつき、中鋒から大鋒となる南北朝期の体配を示し、棒樋や棒樋に添樋を施した例が多い。質実にして力強い姿形を備え、地景が頻りに入った地がねと、細直刃ながら変化に富んだ刃文は見どころが多く、鎌倉末期から南北朝期における筑前鍛冶の優れた作例として評価されている。 詳しく見る →
室町時代
室町は刀剣業を産業に変えた。徒歩の集団戦とともに打刀が興り、長船と関は数打ち物と注文打ちを並行して産し、勘合貿易は日本刀を数万振の単位で海外へ運んだ。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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