説明

薙刀直し脇指 無銘(古金剛兵衛)(切付銘)月 【日本美術刀剣保存協会:特別保存刀剣鑑定書】 長さ(刃長):1尺5寸強 反り:3分 元幅:3.05cm 元重:0.65cm 先幅:2.80cm 先重:0.50cm 国:筑前国 時代:鎌倉時代末期(正中頃/1325年頃) 古金剛兵衛の作は極めて珍しく、現存する金剛兵衛の多くは室町時代の盛高などによるものです。 品番:WA038

薙刀直し脇指 無銘 (古金剛兵衛)(切付銘)月 特別保存刀剣鑑定書
Tokuho

薙刀直し脇指 無銘 (古金剛兵衛)(切付銘)月 特別保存刀剣鑑定書

脇差

¥600,000

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仕様

反り

0.9 cm

元幅

3.05 cm

先幅

2.8 cm

流派について

Kongobyoe School金剛兵衛派

1 重要刀剣

南北朝期の筑前国には左文字派と金剛兵衛派の二大流派が並存した。金剛兵衛派は福岡を拠点とし、同時代の左文字派とは異なる作風を示す。現存する有銘作には室町期を遡るものは見られず、最も古い紀年作として「筑州冷泉貞盛 正平廿五一月日」銘の短刀(重要美術品)が知られる。貞盛作に見られる地刃の大和気質は、この派の成立に大和鍛冶の影響があったことを示唆している。 鍛えは大板目に板目を交え、処々大杢目が混じり、刃寄りに僅かに流れ肌を交えて柾となる。総体に肌立ちごころで、地沸がつき、かな色はやや黒みがかって濁りを帯びる。刃文は細直刃を基調とし、僅かに浅くのたれをおび、小互の目ごころの刃を交える。小足が入り、匂口は締まりごころに小沸がよくつく。刃縁はほつれ、ささやかながら砂流しや金筋が地刃にまたがって現れる。九州独特のかな味を示しつつ、匂口がやや沈みごころとなる点にこの派の特色がある。 現存する金剛兵衛派の古作は、いずれも大磨上げの無銘品として「古金剛兵衛」と極められている。身幅が広く、反りが浅くつき、中鋒から大鋒となる南北朝期の体配を示し、棒樋や棒樋に添樋を施した例が多い。質実にして力強い姿形を備え、地景が頻りに入った地がねと、細直刃ながら変化に富んだ刃文は見どころが多く、鎌倉末期から南北朝期における筑前鍛冶の優れた作例として評価されている。

刀剣商

Toyuukai

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