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説明

野村包教は、三郎次或いは三郎兵衛と言い、干英子と号す。近江国彦根の出身で江戸に住したと言われているが、「江戸住」と銘した作は無く、いずれも「江州彦根住」という地名を銘文に添えている。作風は藻柄子一派と同趣で、同派の有力な分派である。生没年は未詳であるが、「享保九甲辰鶯時」と年紀のある作品が確認されており、ほぼその活躍期を窺い知ることができる。藻柄子一派の巧手であり、野村家一門の中心的存在である。 この鐔は鉄味の良い地板を、藻柄子一派が得意とする巧みな透かし彫りにて、人に化けて悪戯をする狐を捕獲せんと、罠を仕掛ける猟師を表情豊かに高肉彫りに仕上げた包教の傑作。保存状態も芳しく、頗る状態が良い名品中の名品。

鑑定書読取

Certificate reading — 銘 千英子野村包敦製 江州彦根住

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MarketEncyclopediaKantei
刀装具›彦根›包教›釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住Kan-eishi Nomura Kanenori 12-670
鍔特別保存
包教

釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住Kan-eishi Nomura Kanenori 12-670

在銘 · 江戸

売却済
包教 · 江戸販売中 2点 →
鍔
刀身だけで刀工を見抜けますか? 本日の鑑定 →
包教 — 1 of 9
包教 — 2 of 9
包教 — 3 of 9
包教 — 4 of 9
包教 — 5 of 9
包教 — 6 of 9
包教 — 7 of 9
包教 — 8 of 9
包教 — 9 of 9
1 / 9
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包教 — 1 of 9包教 — 2 of 9包教 — 3 of 9包教 — 4 of 9包教 — 5 of 9包教 — 6 of 9包教 — 7 of 9包教 — 8 of 9包教 — 9 of 9
包教 · 江戸販売中 2点 →
鍔
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法量・詳細
作者

包教

時代

江戸

銘

在銘

鑑定書

特別保存 (NBTHK)

説明

野村包教は、三郎次或いは三郎兵衛と言い、干英子と号す。近江国彦根の出身で江戸に住したと言われているが、「江戸住」と銘した作は無く、いずれも「江州彦根住」という地名を銘文に添えている。作風は藻柄子一派と同趣で、同派の有力な分派である。生没年は未詳であるが、「享保九甲辰鶯時」と年紀のある作品が確認されており、ほぼその活躍期を窺い知ることができる。藻柄子一派の巧手であり、野村家一門の中心的存在である。 この鐔は鉄味の良い地板を、藻柄子一派が得意とする巧みな透かし彫りにて、人に化けて悪戯をする狐を捕獲せんと、罠を仕掛ける猟師を表情豊かに高肉彫りに仕上げた包教の傑作。保存状態も芳しく、頗る状態が良い名品中の名品。

作者について

包教

金工 · 近江 · 江戸

現在2点販売中

›

野村包教は、三郎次、または三郎兵衛といい、干英子と号す。近江国彦根の出身で江戸に住したと言われているが、「江戸住」と銘した作は無く、いずれも「江州彦根住」という地名を銘文に添えている。師については、江州彦根中藪住人で藻柄子宗典の弟子であるとする説がある。作風は藻柄子一派と同趣で、同派の有力な分派であるとされ、宗典門第一の上手と評される。生没年は未詳であるが、「享保九甲辰」と年紀のある作品が確認されており、ほぼその活躍期を窺い知ることが出来る。彦根に於いて同時期に活躍した秀典銘・宗典銘といった藻柄子初期の傑作を髣髴とさせる作風を示す。

包教の作風は、鉄地、赤銅魚子地などを用い、高彫、色絵、象嵌色絵などの技法を駆使する。題材は故事や物語に取材したものが多く、源氏物語の「明石」や『小督』の物語を題材とした作例が見られる。大胆な構成力と繊細な色がね象嵌を特徴とし、画面を広く使い物語を演出する。彫口はおおらかでゆったりとしており、観る者を幽玄の世界に誘うと評される。耳には金覆輪を施した作が多い。

包教の作品は、師である宗典の傑作に勝るとも劣らない出来と評され、同工屈指の一作、野村包教の白眉と見られる一枚と評されるなど、高く評価されている。藻柄子一派の作風を継承しつつも、独自の意匠や技法を加え、同派の有力な分派として独自の地位を確立した。鐔の他には縁頭の作を多く見る。

歴史的重要度

包教の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定の実績
指定3口
重要刀剣
3
包教の作 2点が現在販売中→
包教 — 詳細金工派

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流派について

彦根

金工 · 近江

現在33点販売中

›

彦根派は、近江国彦根に興った刀装具の一流派であり、その彫法は世に彦根彫の名をもって知られる。開祖は藻柄子入道宗典で、『装剣奇賞』によれば元来は京都の出身と伝えられ、後に江州彦根に移住して彦根彫の祖となったという。彦根御家中川北氏の抱え工となり、氏を喜多川(喜多河)と改め、初銘を秀典と称した。同名二代があるといい、現存する行年紀作などから初代は承応元年に生まれたことが知られ、その活躍期は江戸時代前期から中期にかけてである。美濃彫の流れを汲むとも伝えられ、作風に後藤風、美濃風が見られるとする見解もある。宗典の門からは野村包教をはじめとする有力な作者が輩出し、包教は宗典門第一の上手と称され、同派の有力な分派として独自の地位を確立した。 作風は、鉄地または赤銅魚子地を用い、鋤出高彫に金・銀・赤銅・素銅などの各種の色金を駆使した象嵌色絵をもって飾るものが多い。たっぷりとした地の表裏画面一杯に主題を肉置き豊かな高彫で表し、各種の色金にかつ金の種類をも複数使用して、壮大な画面に仕立てる点に大きな特色がある。題材は武者、竹林の七賢、花鳥、藻貝尽くし、唐人物、群仙図、十二支など多岐にわたり、また『源氏物語』の「明石」や『小督』の物語に取材した作例も見られる。賑やかに華やかに展開する様はまさに宗典の真骨頂であり、その彫口はおおらかでゆったりとしており、観る者を幽玄の世界に誘うと評される。包教もまた、大胆な構成力と繊細な色がね象嵌をもって画面を広く使い物語を演出し、師の作風を継承しつつ独自の魅力を加えた。 彦根派の作は、その濃密な彫法によって名を馳せ、宗典は代表工として多くの鐔好きを魅了した。ともすれば賑々しい鐔は行き過ぎの感を否めないこともあるが、宗典の手にかかると不思議と行き過ぎ感がないばかりか、品格をも兼ね備えた豪華な優鐔となる。包教の作もまた、師である宗典の傑作に勝るとも劣らない出来と評され、その白眉と見られる一枚も伝えられている。一方、宗典の名はあまりにも有名であったために、後代の彦根彫の作品に宗典の刻銘が多用され、土産物といわれる粗悪な作品にまで刻銘されているのが現実である。それゆえ真作においては、賑々しい作柄に品格を兼ね備えた豪華な優鐔が多く、行年銘が貴重であり、保存状態が良いことも好ましい評価の点とされる。 詳しく見る →

2名の刀工指定13口
主要刀工
刀工時代指定
宗典江戸10
包教江戸3
政次江戸0
光義江戸0
宗賢江戸0
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NBTHK鑑定書
特別保存刀装具Tokubetsu Hozon Tōsōgu
›

保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。

銘 千英子野村包敦製 江州彦根住
鑑定書記載
NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

NBTHK公式サイト→
販売店
刀
刀心
🇯🇵日本から発送
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✓認証販売店shop.nihontou.jp
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返品ポリシー

お求めになられた商品とは異なる商品をお届けしてしまった場合や、表記内容と現物とに大きな隔たりなどがあった場合を除き、基本的に返品はお受けいたしません。返品をご要望の場合は、商品到着後3日以内に御連絡の上ご返送下さい。

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包教の他の作

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刀心
特別保存
Tsuba - Tokuho - 作 包教 - 釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住 -Kaneishi Nomura Kanetsune Gōshū Hikone Jū- 12-1588Tsuba - Tokuho - 作 包教 - 釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住 -Kaneishi Nomura Kanetsune Gōshū Hikone Jū- 12-1588

鍔

作包教
江戸
¥1,210,000
イーソード
保存
Tsuba - Hozon - 作 包教 - 猩々図鐔 千英子 野村包教Tsuba - Hozon - 作 包教 - 猩々図鐔 千英子 野村包教

鍔

作包教
享保
¥150,000

包教の売約済み

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刀剣杉田
重要
Tsuba - Jūyō - 作 包教 - 無題Tsuba - Jūyō - 作 包教 - 無題
売切れ

鍔

作包教
null
売却済
明倫産業
作 包教 - 無題作 包教 - 無題
売切れ

無題

作包教
江戸
売却済

彦根派の作

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葵美術
特別貴重
Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 鍔:江州彦根住藻柄子入道宗典製 富士巻狩図(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀装具)Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 鍔:江州彦根住藻柄子入道宗典製 富士巻狩図(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀装具)

鍔

作彦根派
江戸
開始価格¥350,000
宝刀堂
特別保存
Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 藻懸入道宗典 波龍図鍔Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 藻懸入道宗典 波龍図鍔

鍔

作彦根派
江戸
¥550,000
丸英刀剣
特別保存
Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 宇治川合戦図大小鐔 無銘 彦根Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 宇治川合戦図大小鐔 無銘 彦根

鍔

作彦根派
江戸
¥680,000
刀心
保存
Tsuba - Hozon - 作 彦根派 - 源平合戦透鐔 無銘(彦根) -Mumei(Hikone)- 12-1693Tsuba - Hozon - 作 彦根派 - 源平合戦透鐔 無銘(彦根) -Mumei(Hikone)- 12-1693

鍔

作彦根派
江戸
¥440,000
飯田高遠堂
重要
Tsuba - Jūyō - 作 宗典 - 刀装具 藻柄子入道宗典 行年七十歳製 江州彦根住Tsuba - Jūyō - 作 宗典 - 刀装具 藻柄子入道宗典 行年七十歳製 江州彦根住

鍔

作宗典
延宝〜寛延
¥5,500,000
銀座長州屋
保存
Kozuka - Hozon - 作 光昌 - 月夜に三羽烏図小柄 銘 臨川堂〔充昌印〕小柄臨川堂充昌Kozuka - Hozon - 作 光昌 - 月夜に三羽烏図小柄 銘 臨川堂〔充昌印〕小柄臨川堂充昌

小柄

作光昌
9.86cm·江戸
¥180,000
Supein Nihonto
Tsuba - 作 彦根派 - 鉄地 惣典 留守模様合戦図 金着縁頭Tsuba - 作 彦根派 - 鉄地 惣典 留守模様合戦図 金着縁頭

鍔

作彦根派
江戸
¥1,600
Supein Nihonto
特別貴重
Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 藻柄子宗典 壇ノ浦合戦図鐔 特別貴重刀装具Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 藻柄子宗典 壇ノ浦合戦図鐔 特別貴重刀装具

鍔

作彦根派
江戸
¥1,600

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍
  • 日本刀の販売
  • サムライソード

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫
  • 鍔(ソードガード)

甲冑武具

  • 兜
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鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

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  • 刀工一覧
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売切れ

説明

野村包教は、三郎次或いは三郎兵衛と言い、干英子と号す。近江国彦根の出身で江戸に住したと言われているが、「江戸住」と銘した作は無く、いずれも「江州彦根住」という地名を銘文に添えている。作風は藻柄子一派と同趣で、同派の有力な分派である。生没年は未詳であるが、「享保九甲辰鶯時」と年紀のある作品が確認されており、ほぼその活躍期を窺い知ることができる。藻柄子一派の巧手であり、野村家一門の中心的存在である。 この鐔は鉄味の良い地板を、藻柄子一派が得意とする巧みな透かし彫りにて、人に化けて悪戯をする狐を捕獲せんと、罠を仕掛ける猟師を表情豊かに高肉彫りに仕上げた包教の傑作。保存状態も芳しく、頗る状態が良い名品中の名品。

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Certificate reading — 銘 千英子野村包敦製 江州彦根住

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刀装具›彦根›包教›釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住Kan-eishi Nomura Kanenori 12-670
鍔特別保存
包教

釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住Kan-eishi Nomura Kanenori 12-670

在銘 · 江戸

売却済
包教 · 江戸販売中 2点 →
鍔
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包教 — 1 of 9
包教 — 2 of 9
包教 — 3 of 9
包教 — 4 of 9
包教 — 5 of 9
包教 — 6 of 9
包教 — 7 of 9
包教 — 8 of 9
包教 — 9 of 9
1 / 9
1 / 9
包教 — 1 of 9包教 — 2 of 9包教 — 3 of 9包教 — 4 of 9包教 — 5 of 9包教 — 6 of 9包教 — 7 of 9包教 — 8 of 9包教 — 9 of 9
包教 · 江戸販売中 2点 →
鍔
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法量・詳細
作者

包教

時代

江戸

銘

在銘

鑑定書

特別保存 (NBTHK)

説明

野村包教は、三郎次或いは三郎兵衛と言い、干英子と号す。近江国彦根の出身で江戸に住したと言われているが、「江戸住」と銘した作は無く、いずれも「江州彦根住」という地名を銘文に添えている。作風は藻柄子一派と同趣で、同派の有力な分派である。生没年は未詳であるが、「享保九甲辰鶯時」と年紀のある作品が確認されており、ほぼその活躍期を窺い知ることができる。藻柄子一派の巧手であり、野村家一門の中心的存在である。 この鐔は鉄味の良い地板を、藻柄子一派が得意とする巧みな透かし彫りにて、人に化けて悪戯をする狐を捕獲せんと、罠を仕掛ける猟師を表情豊かに高肉彫りに仕上げた包教の傑作。保存状態も芳しく、頗る状態が良い名品中の名品。

作者について

包教

金工 · 近江 · 江戸

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›

野村包教は、三郎次、または三郎兵衛といい、干英子と号す。近江国彦根の出身で江戸に住したと言われているが、「江戸住」と銘した作は無く、いずれも「江州彦根住」という地名を銘文に添えている。師については、江州彦根中藪住人で藻柄子宗典の弟子であるとする説がある。作風は藻柄子一派と同趣で、同派の有力な分派であるとされ、宗典門第一の上手と評される。生没年は未詳であるが、「享保九甲辰」と年紀のある作品が確認されており、ほぼその活躍期を窺い知ることが出来る。彦根に於いて同時期に活躍した秀典銘・宗典銘といった藻柄子初期の傑作を髣髴とさせる作風を示す。

包教の作風は、鉄地、赤銅魚子地などを用い、高彫、色絵、象嵌色絵などの技法を駆使する。題材は故事や物語に取材したものが多く、源氏物語の「明石」や『小督』の物語を題材とした作例が見られる。大胆な構成力と繊細な色がね象嵌を特徴とし、画面を広く使い物語を演出する。彫口はおおらかでゆったりとしており、観る者を幽玄の世界に誘うと評される。耳には金覆輪を施した作が多い。

包教の作品は、師である宗典の傑作に勝るとも劣らない出来と評され、同工屈指の一作、野村包教の白眉と見られる一枚と評されるなど、高く評価されている。藻柄子一派の作風を継承しつつも、独自の意匠や技法を加え、同派の有力な分派として独自の地位を確立した。鐔の他には縁頭の作を多く見る。

歴史的重要度

包教の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
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指定3口
重要刀剣
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彦根

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彦根派は、近江国彦根に興った刀装具の一流派であり、その彫法は世に彦根彫の名をもって知られる。開祖は藻柄子入道宗典で、『装剣奇賞』によれば元来は京都の出身と伝えられ、後に江州彦根に移住して彦根彫の祖となったという。彦根御家中川北氏の抱え工となり、氏を喜多川(喜多河)と改め、初銘を秀典と称した。同名二代があるといい、現存する行年紀作などから初代は承応元年に生まれたことが知られ、その活躍期は江戸時代前期から中期にかけてである。美濃彫の流れを汲むとも伝えられ、作風に後藤風、美濃風が見られるとする見解もある。宗典の門からは野村包教をはじめとする有力な作者が輩出し、包教は宗典門第一の上手と称され、同派の有力な分派として独自の地位を確立した。 作風は、鉄地または赤銅魚子地を用い、鋤出高彫に金・銀・赤銅・素銅などの各種の色金を駆使した象嵌色絵をもって飾るものが多い。たっぷりとした地の表裏画面一杯に主題を肉置き豊かな高彫で表し、各種の色金にかつ金の種類をも複数使用して、壮大な画面に仕立てる点に大きな特色がある。題材は武者、竹林の七賢、花鳥、藻貝尽くし、唐人物、群仙図、十二支など多岐にわたり、また『源氏物語』の「明石」や『小督』の物語に取材した作例も見られる。賑やかに華やかに展開する様はまさに宗典の真骨頂であり、その彫口はおおらかでゆったりとしており、観る者を幽玄の世界に誘うと評される。包教もまた、大胆な構成力と繊細な色がね象嵌をもって画面を広く使い物語を演出し、師の作風を継承しつつ独自の魅力を加えた。 彦根派の作は、その濃密な彫法によって名を馳せ、宗典は代表工として多くの鐔好きを魅了した。ともすれば賑々しい鐔は行き過ぎの感を否めないこともあるが、宗典の手にかかると不思議と行き過ぎ感がないばかりか、品格をも兼ね備えた豪華な優鐔となる。包教の作もまた、師である宗典の傑作に勝るとも劣らない出来と評され、その白眉と見られる一枚も伝えられている。一方、宗典の名はあまりにも有名であったために、後代の彦根彫の作品に宗典の刻銘が多用され、土産物といわれる粗悪な作品にまで刻銘されているのが現実である。それゆえ真作においては、賑々しい作柄に品格を兼ね備えた豪華な優鐔が多く、行年銘が貴重であり、保存状態が良いことも好ましい評価の点とされる。 詳しく見る →

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主要刀工
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宗典江戸10
包教江戸3
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日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

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包教の他の作

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刀心
特別保存
Tsuba - Tokuho - 作 包教 - 釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住 -Kaneishi Nomura Kanetsune Gōshū Hikone Jū- 12-1588Tsuba - Tokuho - 作 包教 - 釣狐透鐔 干英子野村包教製 江州彦根住 -Kaneishi Nomura Kanetsune Gōshū Hikone Jū- 12-1588

鍔

作包教
江戸
¥1,210,000
イーソード
保存
Tsuba - Hozon - 作 包教 - 猩々図鐔 千英子 野村包教Tsuba - Hozon - 作 包教 - 猩々図鐔 千英子 野村包教

鍔

作包教
享保
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重要
Tsuba - Jūyō - 作 包教 - 無題Tsuba - Jūyō - 作 包教 - 無題
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鍔

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作 包教 - 無題作 包教 - 無題
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無題

作包教
江戸
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彦根派の作

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葵美術
特別貴重
Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 鍔:江州彦根住藻柄子入道宗典製 富士巻狩図(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀装具)Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 鍔:江州彦根住藻柄子入道宗典製 富士巻狩図(日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀装具)

鍔

作彦根派
江戸
開始価格¥350,000
宝刀堂
特別保存
Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 藻懸入道宗典 波龍図鍔Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 藻懸入道宗典 波龍図鍔

鍔

作彦根派
江戸
¥550,000
丸英刀剣
特別保存
Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 宇治川合戦図大小鐔 無銘 彦根Tsuba - Tokuho - 作 彦根派 - 宇治川合戦図大小鐔 無銘 彦根

鍔

作彦根派
江戸
¥680,000
刀心
保存
Tsuba - Hozon - 作 彦根派 - 源平合戦透鐔 無銘(彦根) -Mumei(Hikone)- 12-1693Tsuba - Hozon - 作 彦根派 - 源平合戦透鐔 無銘(彦根) -Mumei(Hikone)- 12-1693

鍔

作彦根派
江戸
¥440,000
飯田高遠堂
重要
Tsuba - Jūyō - 作 宗典 - 刀装具 藻柄子入道宗典 行年七十歳製 江州彦根住Tsuba - Jūyō - 作 宗典 - 刀装具 藻柄子入道宗典 行年七十歳製 江州彦根住

鍔

作宗典
延宝〜寛延
¥5,500,000
銀座長州屋
保存
Kozuka - Hozon - 作 光昌 - 月夜に三羽烏図小柄 銘 臨川堂〔充昌印〕小柄臨川堂充昌Kozuka - Hozon - 作 光昌 - 月夜に三羽烏図小柄 銘 臨川堂〔充昌印〕小柄臨川堂充昌

小柄

作光昌
9.86cm·江戸
¥180,000
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Tsuba - 作 彦根派 - 鉄地 惣典 留守模様合戦図 金着縁頭Tsuba - 作 彦根派 - 鉄地 惣典 留守模様合戦図 金着縁頭

鍔

作彦根派
江戸
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Supein Nihonto
特別貴重
Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 藻柄子宗典 壇ノ浦合戦図鐔 特別貴重刀装具Tsuba - Tokubetsu Kichō - 作 彦根派 - 藻柄子宗典 壇ノ浦合戦図鐔 特別貴重刀装具

鍔

作彦根派
江戸
¥1,600

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