1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。
江戸時代末期。摂津国。「浪花月山貞一精鍛之」「浪華住月山雲龍子源貞一」。天保七年(1836)近江国生れ。七歳の時月山貞吉の養子となり十一歳から鍛冶修業に入る。嘉永四年十六歳の時に貞吉の作に瀧不動尊の彫刻を施すなど、作刀のみならず彫技にも比類なき才能を発揮。古作綾杉鍛えの再現にとどまらず、刀身彫刻を巧みとする近代月山鍛冶の技術的な基礎を築いた。明治時代には帝室技芸員を拝命する。


新々刀 · 摂津 · 1864-1865頃
藤代 上作 · 刀剣大鑑 上位23%
現在7点販売中
貞一の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
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新々刀 · 摂津
現在28点販売中
幕末 最後の需要
1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。
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