徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
Stock No:KWA-080125【Katana】Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon ToukenCountry(Kuni)/Period(Jidai): Bizen(Okayama), Middle edo period about 1688~Blade length(Cutting edge): 63.6 cmCurve(SORI):1.2 cmWidth at the hamachi(Moto-Haba): 2.84 cmThickness at the Moto-Kasane: 0.71 cmWide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40 cmThickness at the Saki-Kasane: 0.50cmHabaki: One part, Gold foil HabakiSword tang(Nakago): Unaltered, Katte-Sagari file patternRivet Holes(Mekugiana): 1Length of Koshirae : about 96.0 cmShape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, IorimuneJigane(Hada): Ko-itameTemper patterns(Hamon): Gunome-chojiTemper patterns in the point(Bohshi): Sugu then komaru round tipRegistration Card: Tokyo【Wakizashi】Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon TokenCountry(Kuni)/Period(Jidai): Bizen(Okayama), Middle edo period about 1688~Blade length(Cutting edge): 51.2 cmCurve(SORI): 1.2 cmWidth at the hamachi(Moto-Haba): 3.10 cmThickness at the Moto-Kasane: 0.75 cmWide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40 cmThickness at the Saki-Kasane: 0.55 cmHabaki: One part, Gold foil HabakiSword tang(Nakago): Unaltered,Katte-Sagari file patternRivet Holes(Mekugiana): 1Length of Koshirae : about 76.5cmShape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, IorimuneJigane(Hada): Ko-itameTemper patterns(Hamon): Gunome-chojiTemper patterns in the point(Bohshi): Sugu then komaru round tipRegistration Card: Tokyo【Additional Information】初代河内守祐定は、末備前の名工である与三左衛門尉祐定に繋がる刀工です。与三左衛門から四代目の横山藤四郎祐定の子である宗左衛門尉祐定の子で、俗銘を仁左衛門と称します。元禄年間に河内守を受領します。二代河内守祐定は仁左衛門の子で、七郎右衛門と称し、江戸時代中期 元文頃を活躍期とします。同時期、著名であった上野大掾祐定と並び、華麗な作柄で高い技量を誇る刀工として知られます。本作品は、両刀共に身幅、重ねは尋常、反り適度で、中切っ先となる力感溢れた刀姿を呈します。地鉄は、小板目肌鍛で、地沸付き、総体綺麗に詰んだ精緻な鍛肌となります。刃文は互の目丁子乱れ、一部逆がかり、尖り刃などを交えて、全体変化に富む華やかな出来栄えを示します。刃縁には、小沸がよく付いて、匂口明るく冴えます。帽子は、直ぐとなり先小丸へ返ります。茎はどちらも生ぶ、勝手下がり鑢で、菊紋を冠し、銘が切られます。一緒に附いている拵は、刀と合わせて派手やかな、青貝微塵の変塗鞘大小拵です。本品は新刀期 備前鍛冶中、上野大掾祐定と並び上手と称される、河内守祐定の大小揃いの御刀です。同工の特色が色濃く表れた、変化の激しい焼刃が特に見所である一対揃いの優品であります。白鞘、金着一重はばき、変塗鞘大小拵、特別保存刀剣鑑定書。
取扱店 銀座誠友堂











備前伝 · 備前 · 1661-1704頃
藤代 上々作 · 刀剣大鑑 上位8%
現在1点販売中
備前伝 · 備前
時期区分: 末備前· 1441–1596
現在54点販売中
嘉吉から文禄に及ぶ室町時代後期、長船派の最末期を画するのが末備前である。応永備前が古作への復古を志して優美な太刀姿と丁子刃を甦らせたのに続き、この期の長船鍛冶は戦国の世の旺盛な武器需要に応じて作刀の規模を一段と広げ、長船の名のもとに膨大な数の刀剣を世に送り出した。説示にあらわれる主要工は、勝光、宗光、貞光、治光、忠光、清光、春光、祐定の一群である。勝光は宗光・忠光と並ぶ巧者で、右京亮・次郎左衛門尉・修理亮など様々な俗名を冠する同名工を擁し、貞光や子の治光との合作銘も伝わる。祐定にあっては与三左衛門尉・源兵衛尉・彦兵衛尉を冠する者がとりわけ技術が高く、与三左衛門尉祐定は名品の数多くその筆頭に挙げられ、彦兵衛尉はその父と伝えて慶長まで数代を数える。清光は五郎左衛門尉と孫右衛門尉が筆頭格、春光は文明から文禄に及ぶ長期に同名数工があって十郎左衛門が最も知られる。この期には播磨・備前・美作の守護赤松政則が宗光・勝光の一党を陣中に招いて鍛刀の技を学び為打を遺したことも説示に見え、注文打と数打物とが併存した末期の様相をよく伝えている。 体配はまず時代を映す。身幅広く寸のつまり、重ね一段と厚く、踏張りがあって先反りつき、中鋒、茎は片手打に適した短いものとなる、室町後期特有の打刀姿である。鍛えは小板目肌がよくつみ、地沸が微塵につき、地景が細かに入って、淡くあるいは鮮明に乱れ映りが立つ。刃文の中心をなすのは末備前固有の腰の開いた互の目で、焼頭が割れて複式に乱れる複式互の目を基調に、尖り刃・尖りごころの互の目・小互の目を交え、足・葉頻りに入り、匂勝ちに小沸がつき、金筋・砂流しがかかり、処々に小さな飛焼を交える。さらに飛焼・棟焼が頻りにかかって皆焼風となる作もあり、帽子は乱れ込んで先小丸に長く返る。これは光忠の蛙子丁子、長光の丸い頭の丁子、景光の片落ち互の目といった古長船・相伝備前の整然たる丁子主調とは趣を異にし、応永備前の腰開き互の目をさらに崩して量感と変化に向かわせた戦国期の姿である。同時に勝光のように乱れの中へ丁子を多く交えて一段と華やかに焼き、忠光や清光のように直刃の上手として定評を得る工もあり、作域は広い。 鑑定にあっては、まず乱れ映りで備前と読み、つまった寸と厚い重ね、先反り強き打刀姿で時代を末備前に定める。次に俗名と作風で工を分かつ。乱れの中に丁子を多く交えた華やかな出来は勝光、複式風の互の目に飛焼を交えてやや皆焼がかるは与三左衛門尉祐定、板目に杢を交えてやや肌立つ直刃は孫右衛門尉清光、直刃に佳作多きは彦兵衛尉祐定、というように看どころが工を指し示す。表裏に施された梵字・蓮台や棒樋連樋の刀身彫もまた末備前の特色をよく示し、長光景光以来の彫の伝統がこの期まで継承されたことを物語る。代表作には、勝光・貞光合作の明応八年紀の薙刀、勝光・治光父子合作の大永七年紀の短刀、与三左衛門尉二代の元亀元年紀の刀があり、合作銘や所持銘・添銘を伴う注文打は、末備前とそれを支えた三宅氏のごとき在地の氏族を知る上でも資料性が高い。 詳しく見る →
江戸時代
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトNo cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).