Signature : Uda Kunimune Nagasa : 327mm (12.87 in.) Sori : 6mm (0.24 in.) Total length : 500mm (19.69 in.) Motohaba : 31.6mm (1.24 in.) Sakihaba : 22.2mm (0.87 in.) Motokasane : 6mm (0.24 in.) Sakikasane : 4.4mm (0.17 in.) Blade Weight : 302g Total Weight : 547g Global Shipping cost $50 When shipping a sword from Japan, it takes about 25 to 40 days to apply for permission from the Japanese government. There are a few things to keep in mind when sending you a sword. See below for more information. Terms of service Refund policy















國宗
室町
在銘
Uda (Etchū), Yamato-derived · 越中 · 1429-1479頃
藤代 上作 · 刀剣大鑑 上位60%
ある宇多国宗在銘の刀は、僅かに区を送るのみの殆ど生ぶの茎の裏に文明十一年(一四七九)の年紀を負い、説明書はこれを「この工並びに同派の研究上、貴重な資料であり、且つ地刃の出来もよい」[[c:1]]とする。国宗は越中宇多派の中核を成す名の一つである。説明書によれば宇多派は、鎌倉末期の文保頃に大和国宇陀郡から古入道国光が越中に移住して開祖となり、以後室町時代にわたって繁栄した。初代国宗は国光の子で国房の弟と伝える。名はその後、南北朝期から室町末期、さらに新刀期にまで数代相継いだ。それゆえ宇多国宗在銘の作は姿形と地刃の出来口によって極められ、説明書は一人の手というより一時代の一派の作風としてこれを読む。
いずれの作の下にも、極めの拠って立つ地鉄がある。流れて肌立ちごころの板目に時に杢を交え、刃寄りで柾を交え、地沸つき地景が交る。この大和伝の地こそ宇多の作をその一派へと戻すものである。刃中には有銘五口のうち四口に砂流しがかかる。活発な作では互の目に小のたれ・小互の目・尖りごころを交え、足入り、小沸よくつく。
有銘作のうち最も古いのは細鏨の四字銘を切る生ぶの太刀で、説明書は「古宇多の国宗の作であり、大和気質の作である」[[c:9]]とする。板目肌流れて柾がかり、地沸よくつき地景交り、互の目に尖りごころの刃交って連れ、砂流し頻りに入り、帽子は掃きかけて先小丸に長く焼き下げる。説明書は稀な遺例としてこれを尊び、「この時代の生ぶ茎、有銘の太刀は少く、好資料でもある」[[c:3]]と記す。
その名の穏やかな貌は大和の本性であり、内反り尋常の平造に護摩箸を彫る生ぶ在銘の短刀に最も素直に見える。鍛えは刃寄りに柾肌を交えた小板目で、地沸つき地景入る。刃文は中直刃で、匂口締まりごころに小沸つき、区際は焼込みごころとなり、帽子は直ぐに小丸となる。説明書は「流れ柾が交じる鍛えに大和伝をよく表わしており」[[c:4]]、「総体に宇多物の特色をよく示している」[[c:5]]と評する。
活発な貌は室町の代々に属する。文明年紀の刀は焼幅広く、中程より上は鎬にかかり、物打辺は皆焼風となって、帽子は乱れ込み沸さかんに飛焼入り長く焼き下げる。姿形と地刃の出来口から文明頃と鑑せられる脇指は、互の目に小のたれ・小互の目・尖りごころの刃を交え、処々僅かに湯走り・二重刃かかる。彫物も見事で、表は長梵字の下に素剣、裏は梵字の下に腰樋を刻す。説明書はこれを「匂口が明るく小沸がよくついた作柄を見せており、同工のみならず同派の特色をよく示した佳品」[[c:6]]とする。本間による御物台帳に所載の小振りの在銘短刀はさらに降ってこの系を示す。筍反りに重ね厚く茎長く、「殆ど末備前のようである」[[c:7]]とされ、永正・天文頃の作と置かれ、湾れに互の目を交え、帽子は地蔵ごころに乱れ込み棟焼がかかる。同台帳は「古いものは小銘である」[[c:8]]と添え、古宇多の太刀の細鏨の銘と室町の作の大振りの銘との対照にこれが合う。
国宗の公の記録は少なく、ことごとく在銘である。重要刀剣は太刀・刀・脇指・短刀の四口で、これに本間の台帳所載の短刀を加え、指定を受けた作は五口である。藤代は上作とし、刀工大鑑は三百に位置づける。国宝・重要文化財・特別重要刀剣はなく、その位置は重要刀剣の作とその資料的価値に拠る。年紀ある刀、古宇多の代の生ぶ在銘の太刀、降った短刀が相俟ってこの名の幅を画す。重要刀剣の作に伝来や現所蔵の録はない。蒐集家にとって、重要刀剣に位置する宇多国宗の有銘作は時に市に現れるのみで、忍耐を要する。その作は、大和伝が北国へいかに携えられたかを学ぶ者にこそ報いる。
國宗の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代
脇物 · 越中
時期区分: 宇多· 1390–1596
現在25点販売中
古宇多が南北朝期までの草創を画したのに対し、本区分はその後を承けて室町時代を通じて継続した越中宇多派を扱う。説示によれば、宇多派は鎌倉時代末期の文保頃、大和国宇陀郡から越中に移住した古入道国光を祖とし、南北朝期の国房・国宗・国次らを承けて、同名相継ぎながら室町時代末期に亘って栄えた。南北朝期を降らぬ作を古宇多と呼ぶのに対し、その後のものを宇多と汎称しており、本区分はまさにこの後者にあたる。応永を最古とする国久、初代国光の子と伝える国宗の系、永享から天正に及ぶ国長、永享・永正の国吉、天文頃の平国・真国、さらに国清・友久ら、国の字を冠す諸工が代を重ねて活躍した。元来が大和宇陀郡の出自であるため大和気質を色濃く残しつつ、越中の先達則重や江に倣った相州伝風をも併せ持つのが、北国に根を下ろしたこの一派の地盤である。 後代宇多の作風は、板目に杢を交えて総体に肌立ち、地沸がつき地景が入る鍛えに、かねが黒みをおびて淡く白け映りの立つ点に北国の地方色が顕著に表れる。刃文は中直刃調に小互の目を連れ、小のたれや小尖り刃を交え、匂勝ちに小沸がつき、つぶらな沸を交えて金筋・砂流しがかかり、帽子は先尖りごころに小丸となって長く返るものが多い。応永頃の国久・友久のように小板目がよく錬れて精美に詰み、地刃明るく冴える優品がある一方、室町期に降るにつれて作は定型化し、身幅の割に寸の延びた短刀姿や先反りのつく姿など室町の体配を示すようになる。平国や国長には飛焼・湯走りを交えてやや皆焼状を呈し、覇気迫力に富む作もみえる。総じて、古宇多が相州上工に紛れんばかりの古色と変化を見せたのに対し、後代は肌立ちがやや粗くなり、北陸物らしい黒みのある鉄色が一段と地方色を強める点に差がある。 後代宇多を古宇多と分かつ鑑定の要点は、説示が古色の有無に置く。古宇多が来国光・国次に紛れんばかりの精良さと激しい働きを見せるのに対し、後代は地鉄の黒みと白け映り、肌立ちごころの鍛えに地方色が強まり、茎先の張る茎仕立や国の字の銘振りに見処があるとされる。主要工としては、応永頃の国久・友久を上工とし、国宗・国次・国房はそれぞれ代を重ね、文明・天文の年紀を有する作も存して時代の指標となる。能州笠師に移った国長のように、信国に通う作風を示す傍系もみえる。在銘作は比較的稀で、無銘極めや諸国に伝来した作によって同派の広がりが知られ、富山をはじめ北陸ゆかりの伝来を持つものが少なくない。 詳しく見る →
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