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MarketAuctionsEncyclopedia
刀剣›宇多›國宗›
短刀
國宗

在銘 · Uda · 室町 · 長さ 29.9cm

売却済
國宗 — 1 of 21
國宗 — 2 of 21
國宗 — 3 of 21
國宗 — 4 of 21
國宗 — 5 of 21
國宗 — 6 of 21
國宗 — 7 of 21
國宗 — 8 of 21
國宗 — 9 of 21
國宗 — 10 of 21
國宗 — 11 of 21
國宗 — 12 of 21
國宗 — 13 of 21
國宗 — 14 of 21
國宗 — 15 of 21
國宗 — 16 of 21
國宗 — 17 of 21
國宗 — 18 of 21
國宗 — 19 of 21
國宗 — 20 of 21
國宗 — 21 of 21
1 / 21
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國宗 — 1 of 21國宗 — 2 of 21國宗 — 3 of 21國宗 — 4 of 21國宗 — 5 of 21國宗 — 6 of 21國宗 — 7 of 21國宗 — 8 of 21國宗 — 9 of 21國宗 — 10 of 21國宗 — 11 of 21國宗 — 12 of 21國宗 — 13 of 21國宗 — 14 of 21國宗 — 15 of 21國宗 — 16 of 21國宗 — 17 of 21國宗 — 18 of 21國宗 — 19 of 21國宗 — 20 of 21國宗 — 21 of 21
法量・詳細
刀工
國宗
種別
短刀
流派
Uda
活動期
1429–1479年頃(Eikyo)
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 29.9cm元幅 2.71cm先幅 1.92cm重ね 0.56cm重量 236g
説明
作者について

國宗

Uda (Etchū), Yamato-derived · 越中 · 1429-1479頃

藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位60%

現在2点販売中

›

ある宇多国宗在銘の刀は、ほぼ生ぶの茎の裏に文明十一年(一四七九年)の年紀を負い、この一口の年紀ある刀が、その名の最もよく記録する刀工、すなわち室町中期に活躍した越中宇多派の工を定めている。説明書は初代国宗を、鎌倉末期の文保頃に大和国宇陀郡から越中へこの一線を携えた祖、古入道国光の子であり、国房の弟とする。名はその後、南北朝期から室町末期、さらに新刀期にまで数代相継ぎ、宇多国宗在銘の作は一人の手というより一時代の一派の作風として読まれる。一派の工は個性に乏しいため、説明書は現存の有銘作を個名ではなく姿形と地刃の出来口によって極め、年紀ある作と年紀の鑑し得る作を、宇多派が繁栄した文明頃に置く。

その作は一つの地鉄の上に二様の貌で読まれる。穏やかな方は一派が遂に失わなかった大和の本性で、内反り尋常の平造に護摩箸を彫る生ぶ在銘の短刀に最も素直に見える。ここでは鍛えは刃寄りに柾肌を交えた小板目で、地沸つき地景入り、これに中直刃を焼いて匂口締まりごころに小沸つき、区際は焼込みごころとなり、帽子は直ぐに小丸となる。説明書はこの貌を出自の明示と読み、「流れ柾が交じる鍛えに大和伝をよく表わしており」[[c:1]]、「総体に宇多物の特色をよく示している」[[c:2]]と評する。

活発な方の貌は一派の室町の乱れであり、説明書はその姿形及び地刃の出来口から文明頃の作と鑑する。時に杢を交え、平らに伏すよりも流れて肌立った板目の上に、互の目を焼いて小のたれ・小互の目・丁子風の刃・尖りごころを交え、足・葉よく入り、小沸つき砂流し頻りにかかる。処々僅かに湯走り・二重刃かかり、最も身幅の広い作では焼幅広く、中程より上は鎬にかかり、物打辺は総体に皆焼風となって、帽子は乱れ込み、沸さかんに飛焼を交えて長く焼下げる。穏やかな作ではその返りが先小丸ごころとなって掃きかける。説明書はある脇指を、「匂口が明るく小沸がよくついた作柄を見せており、同工のみならず同派の特色をよく示した佳品」[[c:3]]とする。

両の貌の下に、極めの拠って立つ一つの地鉄がある。流れて肌立つ板目に刃寄りで柾を交え、地沸つき地景が交るこの北国の大和伝の地こそ、刃文だけならば山城や相州の手を想わせ得る宇多の作を、その一派へと戻すものである。彫物もまた同じ大和気質を延ばす。年紀ある脇指は表に長梵字を二つ重ねてその下に素剣、裏に梵字を三つ重ねてその下に掻き流しの腰樋を刻し、説明書はこれを見事とする。銘は目釘孔の下に細鏨あるいはやや太鏨で切る四字銘であり、茎は生ぶか僅かに区を送るに止まって、これらの作を刀であると同時に資料たらしめている。

その作を分かつのは、借り物の比較ではなく、同工自身の地に拠る働きである。流れて肌立ち柾を交えた板目、頻りな砂流し、尖りごころと小のたれを交えた互の目こそ説明書が宇多の特色として挙げる徴であり、これに対して直刃を焼く短刀一口が穏やかな大和の対を成す。説明書はこれが一派の極めであることを明言し、祖の大和から越中への移住、国光からの国宗の系、国房と並ぶその位置、同名の数代の継続を記し、年紀ある作と年紀の鑑し得る作を、姿形と出来口を証として文明頃に擬する。作群を通じて、南北朝期の宇多の相州伝がかった手への相似は沸の働きに現れ、匂口の明るさと肌立った北国の地鉄が極めを宇多一派に留める。

国宗の公の記録はことごとく重要刀剣に位置し、太刀・刀・脇指・短刀にわたって四口の有銘作が現存する。藤代は同工を上作とし、刀工大鑑は三百に位置づける。国宝も重要文化財もなく、誠実な見立ては、名物の連なりではなく重要刀剣の作とその資料的価値に担われた一派の名というところにある。説明書はまさにこの点で年紀ある太刀を挙げ、「この時代の生ぶ茎、有銘の太刀は少く、好資料でもある」[[c:4]]とし、年紀ある刀を、この工並びに一派の研究上の貴重な資料であって地刃の出来もよいものと読む。同工の作二口は皇室の御物として伝わり、その作の負う最も高い所伝である。私の蔵家にとって、重要刀剣に位置する宇多国宗の有銘作が市場に現れるのは時に限られ、忍耐を要する。著名な名を追う者よりも、大和伝が北国へいかに携えられたかを学ぶ者にこそ、その作は報いる工である。

歴史的重要度

國宗の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定の実績
指定6口
御物
2
重要刀剣
4
國宗の作 2点が現在販売中→
國宗 — 詳細Uda (Etchū), Yamato-derived派

年紀作

在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代

活動期間
1479推定期間:1429–1479
指定品4点のうち1点に年紀あり
流派について

宇多

Wakimono · 越中

時期区分: 宇多· 1390–1596

現在36点販売中

›

古宇多が南北朝期までの草創を画したのに対し、本区分はその後を承けて室町時代を通じて継続した越中宇多派を扱う。説示によれば、宇多派は鎌倉時代末期の文保頃、大和国宇陀郡から越中に移住した古入道国光を祖とし、南北朝期の国房・国宗・国次らを承けて、同名相継ぎながら室町時代末期に亘って栄えた。南北朝期を降らぬ作を古宇多と呼ぶのに対し、その後のものを宇多と汎称しており、本区分はまさにこの後者にあたる。応永を最古とする国久、初代国光の子と伝える国宗の系、永享から天正に及ぶ国長、永享・永正の国吉、天文頃の平国・真国、さらに国清・友久ら、国の字を冠す諸工が代を重ねて活躍した。元来が大和宇陀郡の出自であるため大和気質を色濃く残しつつ、越中の先達則重や江に倣った相州伝風をも併せ持つのが、北国に根を下ろしたこの一派の地盤である。 後代宇多の作風は、板目に杢を交えて総体に肌立ち、地沸がつき地景が入る鍛えに、かねが黒みをおびて淡く白け映りの立つ点に北国の地方色が顕著に表れる。刃文は中直刃調に小互の目を連れ、小のたれや小尖り刃を交え、匂勝ちに小沸がつき、つぶらな沸を交えて金筋・砂流しがかかり、帽子は先尖りごころに小丸となって長く返るものが多い。応永頃の国久・友久のように小板目がよく錬れて精美に詰み、地刃明るく冴える優品がある一方、室町期に降るにつれて作は定型化し、身幅の割に寸の延びた短刀姿や先反りのつく姿など室町の体配を示すようになる。平国や国長には飛焼・湯走りを交えてやや皆焼状を呈し、覇気迫力に富む作もみえる。総じて、古宇多が相州上工に紛れんばかりの古色と変化を見せたのに対し、後代は肌立ちがやや粗くなり、北陸物らしい黒みのある鉄色が一段と地方色を強める点に差がある。 後代宇多を古宇多と分かつ鑑定の要点は、説示が古色の有無に置く。古宇多が来国光・国次に紛れんばかりの精良さと激しい働きを見せるのに対し、後代は地鉄の黒みと白け映り、肌立ちごころの鍛えに地方色が強まり、茎先の張る茎仕立や国の字の銘振りに見処があるとされる。主要工としては、応永頃の国久・友久を上工とし、国宗・国次・国房はそれぞれ代を重ね、文明・天文の年紀を有する作も存して時代の指標となる。能州笠師に移った国長のように、信国に通う作風を示す傍系もみえる。在銘作は比較的稀で、無銘極めや諸国に伝来した作によって同派の広がりが知られ、富山をはじめ北陸ゆかりの伝来を持つものが少なくない。

26名の刀工指定128口
主要刀工
刀工時代指定
國久1394-142810
國宗1429-14796
國房1455-14573
友次1381-13843
國次1469-14873
宇多流派を見る →
ご注意 — 鑑定書が見つかりません

販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。

販売店
T
Tokyo Sword
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國宗の他の作

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宝刀堂
保存
Katana - Hozon - by Uda Kunimune - 無銘 伝宇多国宗Katana - Hozon - by Uda Kunimune - 無銘 伝宇多国宗

刀

作國宗
69.8cm·Eikyo (1429-1441)
¥850,000
Token Oranda
特別保存
Katana - Tokuho - by Uda Kunimune - 無銘 宇多国宗 刀 拵・白鞘付 本阿弥折紙 並びに 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付Katana - Tokuho - by Uda Kunimune - 無銘 宇多国宗 刀 拵・白鞘付 本阿弥折紙 並びに 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付

刀

作國宗
60.6cm·Eikyo (1429-1441)
¥4,900

國宗の売約済み

銀座長州屋
Katana - by Uda Kunimune - 銘 宇多国宗 (業物)Katana - by Uda Kunimune - 銘 宇多国宗 (業物)
売切れ

刀

作國宗
室町
売却済
Tokyo Sword
Wakizashi - by Uda Kunimune - 脇差 銘 宇多国宗 室町時代Wakizashi - by Uda Kunimune - 脇差 銘 宇多国宗 室町時代
売切れ

脇差

作國宗
53cm·室町
売却済
Tokyo Sword
Tanto - by Uda Kunimune - 宇多國宗 銘 寸延短刀 室町時代後期 日本美術刀剣保存協会鑑定書付Tanto - by Uda Kunimune - 宇多國宗 銘 寸延短刀 室町時代後期 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
売切れ

短刀

作國宗
32.7cm·室町
売却済
Katana Yamadaiya
Tanto - by Uda Kunimune - 保存会鑑定 宇多国宗Tanto - by Uda Kunimune - 保存会鑑定 宇多国宗
売切れ

短刀

作國宗
28.6cm·室町
売却済

宇多派の作

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草薙の舎
特別保存
Katana - Tokuho - by Ko-Uda School - 正宗十哲!傑作名刀鎌倉後期越中『則重』特別貴重刀剣 『古宇多』特別保存刀剣Katana - Tokuho - by Ko-Uda School - 正宗十哲!傑作名刀鎌倉後期越中『則重』特別貴重刀剣 『古宇多』特別保存刀剣

刀

作古宇多派
1cm·Late Kamakura (c. 1290)
¥598,000
Toyuukai
保存
Tachi - Hozon - by Ko-Uda School - 太刀 無銘(後代宝寿)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書付Tachi - Hozon - by Ko-Uda School - 太刀 無銘(後代宝寿)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書付

太刀

作古宇多派
83cm·Late Kamakura (c. 1290)
¥1,500,000
サムライミュージアム
特別保存
Katana - Tokuho - by Uda Sanekuni - 日本刀 刀 銘 宇多真国 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付Katana - Tokuho - by Uda Sanekuni - 日本刀 刀 銘 宇多真国 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付

刀

作眞國
73.8cm·室町
¥7,401
刀心
特別保存
Katana - Tokuho - by Ko-Uda Kunifusa - 無銘(宇多国房) 2-1794Katana - Tokuho - by Ko-Uda Kunifusa - 無銘(宇多国房) 2-1794

刀

作國房
69.9cm·Eitoku (1381-1384) ND
¥770,000
葵美術
保存
Katana - Hozon - by Uda School - 刀:無銘(古宇多)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)Katana - Hozon - by Uda School - 刀:無銘(古宇多)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)

刀

作宇多派
64.8cm·南北朝
¥650,000
サムライミュージアム
保存
Katana - Hozon - by Uda School - 日本刀 刀 無銘(宇多国房)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附Katana - Hozon - by Uda School - 日本刀 刀 無銘(宇多国房)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附

刀

作宇多派
66.9cm·南北朝
¥4,626
刀心
保存
Katana - Hozon - by Uda School - 無銘(宇多) 2-1537Katana - Hozon - by Uda School - 無銘(宇多) 2-1537

刀

作宇多派
71.4cm·室町
¥385,000
刀心
Katana - by Uda Kuniyoshi - 國吉 2-1306Katana - by Uda Kuniyoshi - 國吉 2-1306

刀

作國吉
65.85cm·Eikyo (1429-1441)
¥297,000

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫

鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

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刀剣›宇多›國宗›
短刀
國宗

在銘 · Uda · 室町 · 長さ 29.9cm

売却済
國宗 — 1 of 21
國宗 — 2 of 21
國宗 — 3 of 21
國宗 — 4 of 21
國宗 — 5 of 21
國宗 — 6 of 21
國宗 — 7 of 21
國宗 — 8 of 21
國宗 — 9 of 21
國宗 — 10 of 21
國宗 — 11 of 21
國宗 — 12 of 21
國宗 — 13 of 21
國宗 — 14 of 21
國宗 — 15 of 21
國宗 — 16 of 21
國宗 — 17 of 21
國宗 — 18 of 21
國宗 — 19 of 21
國宗 — 20 of 21
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國宗 — 1 of 21國宗 — 2 of 21國宗 — 3 of 21國宗 — 4 of 21國宗 — 5 of 21國宗 — 6 of 21國宗 — 7 of 21國宗 — 8 of 21國宗 — 9 of 21國宗 — 10 of 21國宗 — 11 of 21國宗 — 12 of 21國宗 — 13 of 21國宗 — 14 of 21國宗 — 15 of 21國宗 — 16 of 21國宗 — 17 of 21國宗 — 18 of 21國宗 — 19 of 21國宗 — 20 of 21國宗 — 21 of 21
法量・詳細
刀工
國宗
種別
短刀
流派
Uda
活動期
1429–1479年頃(Eikyo)
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 29.9cm元幅 2.71cm先幅 1.92cm重ね 0.56cm重量 236g
説明
作者について

國宗

Uda (Etchū), Yamato-derived · 越中 · 1429-1479頃

藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位60%

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ある宇多国宗在銘の刀は、ほぼ生ぶの茎の裏に文明十一年(一四七九年)の年紀を負い、この一口の年紀ある刀が、その名の最もよく記録する刀工、すなわち室町中期に活躍した越中宇多派の工を定めている。説明書は初代国宗を、鎌倉末期の文保頃に大和国宇陀郡から越中へこの一線を携えた祖、古入道国光の子であり、国房の弟とする。名はその後、南北朝期から室町末期、さらに新刀期にまで数代相継ぎ、宇多国宗在銘の作は一人の手というより一時代の一派の作風として読まれる。一派の工は個性に乏しいため、説明書は現存の有銘作を個名ではなく姿形と地刃の出来口によって極め、年紀ある作と年紀の鑑し得る作を、宇多派が繁栄した文明頃に置く。

その作は一つの地鉄の上に二様の貌で読まれる。穏やかな方は一派が遂に失わなかった大和の本性で、内反り尋常の平造に護摩箸を彫る生ぶ在銘の短刀に最も素直に見える。ここでは鍛えは刃寄りに柾肌を交えた小板目で、地沸つき地景入り、これに中直刃を焼いて匂口締まりごころに小沸つき、区際は焼込みごころとなり、帽子は直ぐに小丸となる。説明書はこの貌を出自の明示と読み、「流れ柾が交じる鍛えに大和伝をよく表わしており」[[c:1]]、「総体に宇多物の特色をよく示している」[[c:2]]と評する。

活発な方の貌は一派の室町の乱れであり、説明書はその姿形及び地刃の出来口から文明頃の作と鑑する。時に杢を交え、平らに伏すよりも流れて肌立った板目の上に、互の目を焼いて小のたれ・小互の目・丁子風の刃・尖りごころを交え、足・葉よく入り、小沸つき砂流し頻りにかかる。処々僅かに湯走り・二重刃かかり、最も身幅の広い作では焼幅広く、中程より上は鎬にかかり、物打辺は総体に皆焼風となって、帽子は乱れ込み、沸さかんに飛焼を交えて長く焼下げる。穏やかな作ではその返りが先小丸ごころとなって掃きかける。説明書はある脇指を、「匂口が明るく小沸がよくついた作柄を見せており、同工のみならず同派の特色をよく示した佳品」[[c:3]]とする。

両の貌の下に、極めの拠って立つ一つの地鉄がある。流れて肌立つ板目に刃寄りで柾を交え、地沸つき地景が交るこの北国の大和伝の地こそ、刃文だけならば山城や相州の手を想わせ得る宇多の作を、その一派へと戻すものである。彫物もまた同じ大和気質を延ばす。年紀ある脇指は表に長梵字を二つ重ねてその下に素剣、裏に梵字を三つ重ねてその下に掻き流しの腰樋を刻し、説明書はこれを見事とする。銘は目釘孔の下に細鏨あるいはやや太鏨で切る四字銘であり、茎は生ぶか僅かに区を送るに止まって、これらの作を刀であると同時に資料たらしめている。

その作を分かつのは、借り物の比較ではなく、同工自身の地に拠る働きである。流れて肌立ち柾を交えた板目、頻りな砂流し、尖りごころと小のたれを交えた互の目こそ説明書が宇多の特色として挙げる徴であり、これに対して直刃を焼く短刀一口が穏やかな大和の対を成す。説明書はこれが一派の極めであることを明言し、祖の大和から越中への移住、国光からの国宗の系、国房と並ぶその位置、同名の数代の継続を記し、年紀ある作と年紀の鑑し得る作を、姿形と出来口を証として文明頃に擬する。作群を通じて、南北朝期の宇多の相州伝がかった手への相似は沸の働きに現れ、匂口の明るさと肌立った北国の地鉄が極めを宇多一派に留める。

国宗の公の記録はことごとく重要刀剣に位置し、太刀・刀・脇指・短刀にわたって四口の有銘作が現存する。藤代は同工を上作とし、刀工大鑑は三百に位置づける。国宝も重要文化財もなく、誠実な見立ては、名物の連なりではなく重要刀剣の作とその資料的価値に担われた一派の名というところにある。説明書はまさにこの点で年紀ある太刀を挙げ、「この時代の生ぶ茎、有銘の太刀は少く、好資料でもある」[[c:4]]とし、年紀ある刀を、この工並びに一派の研究上の貴重な資料であって地刃の出来もよいものと読む。同工の作二口は皇室の御物として伝わり、その作の負う最も高い所伝である。私の蔵家にとって、重要刀剣に位置する宇多国宗の有銘作が市場に現れるのは時に限られ、忍耐を要する。著名な名を追う者よりも、大和伝が北国へいかに携えられたかを学ぶ者にこそ、その作は報いる工である。

歴史的重要度

國宗の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

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指定の実績
指定6口
御物
2
重要刀剣
4
國宗の作 2点が現在販売中→
國宗 — 詳細Uda (Etchū), Yamato-derived派

年紀作

在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代

活動期間
1479推定期間:1429–1479
指定品4点のうち1点に年紀あり
流派について

宇多

Wakimono · 越中

時期区分: 宇多· 1390–1596

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古宇多が南北朝期までの草創を画したのに対し、本区分はその後を承けて室町時代を通じて継続した越中宇多派を扱う。説示によれば、宇多派は鎌倉時代末期の文保頃、大和国宇陀郡から越中に移住した古入道国光を祖とし、南北朝期の国房・国宗・国次らを承けて、同名相継ぎながら室町時代末期に亘って栄えた。南北朝期を降らぬ作を古宇多と呼ぶのに対し、その後のものを宇多と汎称しており、本区分はまさにこの後者にあたる。応永を最古とする国久、初代国光の子と伝える国宗の系、永享から天正に及ぶ国長、永享・永正の国吉、天文頃の平国・真国、さらに国清・友久ら、国の字を冠す諸工が代を重ねて活躍した。元来が大和宇陀郡の出自であるため大和気質を色濃く残しつつ、越中の先達則重や江に倣った相州伝風をも併せ持つのが、北国に根を下ろしたこの一派の地盤である。 後代宇多の作風は、板目に杢を交えて総体に肌立ち、地沸がつき地景が入る鍛えに、かねが黒みをおびて淡く白け映りの立つ点に北国の地方色が顕著に表れる。刃文は中直刃調に小互の目を連れ、小のたれや小尖り刃を交え、匂勝ちに小沸がつき、つぶらな沸を交えて金筋・砂流しがかかり、帽子は先尖りごころに小丸となって長く返るものが多い。応永頃の国久・友久のように小板目がよく錬れて精美に詰み、地刃明るく冴える優品がある一方、室町期に降るにつれて作は定型化し、身幅の割に寸の延びた短刀姿や先反りのつく姿など室町の体配を示すようになる。平国や国長には飛焼・湯走りを交えてやや皆焼状を呈し、覇気迫力に富む作もみえる。総じて、古宇多が相州上工に紛れんばかりの古色と変化を見せたのに対し、後代は肌立ちがやや粗くなり、北陸物らしい黒みのある鉄色が一段と地方色を強める点に差がある。 後代宇多を古宇多と分かつ鑑定の要点は、説示が古色の有無に置く。古宇多が来国光・国次に紛れんばかりの精良さと激しい働きを見せるのに対し、後代は地鉄の黒みと白け映り、肌立ちごころの鍛えに地方色が強まり、茎先の張る茎仕立や国の字の銘振りに見処があるとされる。主要工としては、応永頃の国久・友久を上工とし、国宗・国次・国房はそれぞれ代を重ね、文明・天文の年紀を有する作も存して時代の指標となる。能州笠師に移った国長のように、信国に通う作風を示す傍系もみえる。在銘作は比較的稀で、無銘極めや諸国に伝来した作によって同派の広がりが知られ、富山をはじめ北陸ゆかりの伝来を持つものが少なくない。

26名の刀工指定128口
主要刀工
刀工時代指定
國久1394-142810
國宗1429-14796
國房1455-14573
友次1381-13843
國次1469-14873
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Tokyo Sword
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國宗の他の作

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宝刀堂
保存
Katana - Hozon - by Uda Kunimune - 無銘 伝宇多国宗Katana - Hozon - by Uda Kunimune - 無銘 伝宇多国宗

刀

作國宗
69.8cm·Eikyo (1429-1441)
¥850,000
Token Oranda
特別保存
Katana - Tokuho - by Uda Kunimune - 無銘 宇多国宗 刀 拵・白鞘付 本阿弥折紙 並びに 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付Katana - Tokuho - by Uda Kunimune - 無銘 宇多国宗 刀 拵・白鞘付 本阿弥折紙 並びに 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付

刀

作國宗
60.6cm·Eikyo (1429-1441)
¥4,900

國宗の売約済み

銀座長州屋
Katana - by Uda Kunimune - 銘 宇多国宗 (業物)Katana - by Uda Kunimune - 銘 宇多国宗 (業物)
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刀

作國宗
室町
売却済
Tokyo Sword
Wakizashi - by Uda Kunimune - 脇差 銘 宇多国宗 室町時代Wakizashi - by Uda Kunimune - 脇差 銘 宇多国宗 室町時代
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脇差

作國宗
53cm·室町
売却済
Tokyo Sword
Tanto - by Uda Kunimune - 宇多國宗 銘 寸延短刀 室町時代後期 日本美術刀剣保存協会鑑定書付Tanto - by Uda Kunimune - 宇多國宗 銘 寸延短刀 室町時代後期 日本美術刀剣保存協会鑑定書付
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短刀

作國宗
32.7cm·室町
売却済
Katana Yamadaiya
Tanto - by Uda Kunimune - 保存会鑑定 宇多国宗Tanto - by Uda Kunimune - 保存会鑑定 宇多国宗
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短刀

作國宗
28.6cm·室町
売却済

宇多派の作

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草薙の舎
特別保存
Katana - Tokuho - by Ko-Uda School - 正宗十哲!傑作名刀鎌倉後期越中『則重』特別貴重刀剣 『古宇多』特別保存刀剣Katana - Tokuho - by Ko-Uda School - 正宗十哲!傑作名刀鎌倉後期越中『則重』特別貴重刀剣 『古宇多』特別保存刀剣

刀

作古宇多派
1cm·Late Kamakura (c. 1290)
¥598,000
Toyuukai
保存
Tachi - Hozon - by Ko-Uda School - 太刀 無銘(後代宝寿)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書付Tachi - Hozon - by Ko-Uda School - 太刀 無銘(後代宝寿)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書付

太刀

作古宇多派
83cm·Late Kamakura (c. 1290)
¥1,500,000
サムライミュージアム
特別保存
Katana - Tokuho - by Uda Sanekuni - 日本刀 刀 銘 宇多真国 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付Katana - Tokuho - by Uda Sanekuni - 日本刀 刀 銘 宇多真国 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付

刀

作眞國
73.8cm·室町
¥7,401
刀心
特別保存
Katana - Tokuho - by Ko-Uda Kunifusa - 無銘(宇多国房) 2-1794Katana - Tokuho - by Ko-Uda Kunifusa - 無銘(宇多国房) 2-1794

刀

作國房
69.9cm·Eitoku (1381-1384) ND
¥770,000
葵美術
保存
Katana - Hozon - by Uda School - 刀:無銘(古宇多)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)Katana - Hozon - by Uda School - 刀:無銘(古宇多)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)

刀

作宇多派
64.8cm·南北朝
¥650,000
サムライミュージアム
保存
Katana - Hozon - by Uda School - 日本刀 刀 無銘(宇多国房)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附Katana - Hozon - by Uda School - 日本刀 刀 無銘(宇多国房)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書附

刀

作宇多派
66.9cm·南北朝
¥4,626
刀心
保存
Katana - Hozon - by Uda School - 無銘(宇多) 2-1537Katana - Hozon - by Uda School - 無銘(宇多) 2-1537

刀

作宇多派
71.4cm·室町
¥385,000
刀心
Katana - by Uda Kuniyoshi - 國吉 2-1306Katana - by Uda Kuniyoshi - 國吉 2-1306

刀

作國吉
65.85cm·Eikyo (1429-1441)
¥297,000

刀剣

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  • 脇差
  • 短刀
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  • 薙刀
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刀装具

  • 鍔
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  • 特重
  • 重要
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  • 保存

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