室町期の長船は二層の商いを営んだ。兵卒のための数打ち物と、注文主の俗名を銘に負う注文打ちである。末備前であっても、祐定の最上作は一派のいかなる時代の作にも劣らない。
Q901. 平長盛 脇差。 長さ:22 1/8″ 56.2 cm。 反り:2 cm。 元幅:3.1 cm。 元重:.7 cm。 先幅:1.6 cm。 先重:.4 cm。 茎長さ:5″ 12.7 cm。 白鞘全長:31 3/8″ 79.5 cm。 この脇差は平長盛と銘があります。鎬造、腰反り(反り深い)、庵棟、小中切先、両面に二筋樋。肌は板目木目に細かな地景が入ります。刃文は直調に小湾れ小互の目が交じり、明るく均一な匂口に小沸がつきます。帽子は刃文から続いて小丸に返り、返りは短いです。一箇所わずかに肌の荒れた箇所がありますが、言及するほどのものではありません。しかし私はすべてを伝えるよう努めています。この刀には金着二重振袖一重腰(double gold foil)の元鎺が付き、出来の良い白鞘に収められています。専門家による研磨が施されており、お伝えすべき欠点はありません。すべてが素晴らしい状態です。 この脇差には、2018年付の東京のNBTHKによる保存鑑定書が付属しており、銘(平長盛(高田))と品質を証明しています。田野辺道宏氏による見事な鞘書があり、私の持つ翻訳では次のように記されています。 豊後国平長盛 三字銘有之 片手打打刀 小湾に小互乃目交じり 本工の得意とする刃文にて 匂口明るい 平高田派随一の力量を示すものなり 長 1尺8寸5分 庚子年 卯月 田野辺氏が述べているように、長盛は高田派の最高の刀工と見なされています。藤代では上作、代表的な年代として1504年が挙げられています。この脇差は非常に優れており、あなたのコレクションにうまく収まることでしょう。2ポンド。









店舗の英語原文からの機械翻訳・誤りを含む場合があります ·
備前伝 · 豊後 · 1394-1428頃
刀剣大鑑 上位49%
長盛の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
備前伝 · 豊後
現在29点販売中
豊後国の高田派は、同国高田荘の地名を負う一門で、鎌倉初期に定秀・行平らの名工を出した九州刀の伝統が一時跡絶えた後、南北朝時代に友行が同地に現れて再興した鍛冶集団である。説示は友行をもって高田鍛冶の祖とし、現存する年紀作に貞治・正平の年号を伝える点を挙げる。友行のほか、その子あるいは門人と伝える時行が著名で、別系と思われる行政には建徳二年紀の短刀がある。南北朝期の作には「藤原」を冠し、室町期以降は「平」を銘じて「盛」「守」「鎮」「統」などを通字とし、これらを総じて平高田と汎称する。さらに末期に至って再び「藤原」を冠するようになり、江戸期以降もこれを踏襲して藤原高田と呼び習わされ区分される。この間に長盛・竪守・鎮教・鎮清・鎮正らを輩出し、鎮正の門からは伊予宇和島に移った国房が出て新刀期へと繋がるなど、室町後期から江戸期に及ぶ長い系譜を形づくった。 作風は説示の記すところ多彩で、一様には括れない。鍛えは板目に杢を交え、総じて肌立ちごころとなり、柾に流れる態を見せて、地沸つき地景入り、白気映りや乱れ映りが立つものが多い。刃文は直刃を基調とするものから、小互の目や角ばる互の目を交えて乱れるもの、腰の開いた複式風で末備前を彷彿とさせるもの、さらに皆焼に及ぶものまで幅がある。祖の友行は同時代の左文字一類に近似するが、刃中に角ばる互の目が間遠に連れ、地に白けが強く地斑を交える点が見どころとされる。室町期の作の多くに共通する要所として、刃中に針の先で突いたような固い葉が入ることが従来指摘されており、系統と時代の判別に資する。姿形は室町中期頃までは反りが深くついて反らせたものが多く、末期は身幅広めで反りが幾分浅く、中鋒が延びて時代を映した頑健な造込みとなる。行政の作のように、鍛えが大きく流れて古典色が濃く、櫃中に行平を踏襲した倶利迦羅の浮彫を施す例もみられる。 伝承の上では、高田物は実用刀として広く行き渡った一方、斯界の評価は決して高くないとされてきた。説示はその傾向を踏まえつつ、地刃に破綻なく締まりごころとなり、来国行を参考にしたとも言えるほどの出来を示す鎮教や、地鉄精良で匂口冴える鎮清の作をもって面目を挽回する出色の一口と評し、平高田中で最も技倆に優れ直刃を得意とした長盛を一派の代表として挙げる。伝来を備える品も少なくなく、行政の短刀は庄内酒井家に伝わって本阿弥光忠の折紙を添え、鎮教には黒田家の重宝となり享保名物追記に載る権藤鎮教の長刀があり、長盛の脇指には島津継豊から本田親章へ拝領された切付銘を持つものがある。中世豊後刀工の作域を今に伝える資料として、また実用に堪える堅牢さと九州古典派の余韻を併せ持つ一門として位置づけられる。 詳しく見る →
室町時代の備前
室町期の長船は二層の商いを営んだ。兵卒のための数打ち物と、注文主の俗名を銘に負う注文打ちである。末備前であっても、祐定の最上作は一派のいかなる時代の作にも劣らない。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト3-day return window from receipt.