説明

刃長62.83センチ 反り1.71センチ 元幅28.0ミリ 元重ね7.5ミリ 物打幅22.2ミリ 物打重ね5.8ミリ 横手位置幅18.2ミリ 松葉先重ね4.2ミリ 裸身重量664グラム。 拵に納めて鞘を払った重量954グラム。 室町後期 The latter period of Muromachi era 平成8年1月11日 京都府登録 附属 保存刀剣鑑定書、素銅地金鍍金はばき、変塗鞘打刀拵 豊州高田派は、豊後国高田地区(現大分市鶴崎近辺)で栄えた刀工一派で、古刀期の作に平姓を銘切るものが多いことから、それらを平高田と称し、新刀期以降は藤原姓を銘切るようになったことから、藤原高田と汎称します。 古来より実用刀としての評価が高い一派で、武用刀として数多の武将に愛用されました。 この刀は杢目鍛えの地鉄が肌立ち、明るい小沸本位の刃文は刃縁沸付いて小足が盛んに入り、古雅な雰囲気を漂わせる出来口で、付属する拵の保存状態は抜群。鞘には経年による傷や凹みが無く、平埜友道作の四分一磨地に竹を墨象嵌とした素晴らしい縁頭が添えられています。鐔もそれに合わせた竹に雪華紋透かし鐔が掛けられ、更には当店にて鐔の責金と銀切羽を新調致しましたので、鐔鳴りも無くしっかりとしています。是非とも拵も保存刀装審査を御受審頂き、内外共に大切に後世に伝え遺して下さい。 各種クレジットカード、ショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。

無銘(平高田)- Mumei (Taira Takada) - 2-805

無銘(平高田)- Mumei (Taira Takada) - 2-805

¥495,000

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仕様

長さ

62.83 cm

反り

1.71 cm

元幅

2.8 cm

先幅

2.22 cm

流派について

Takada School高田派

豊後国の高田派は、同国高田荘の地名を負う一門で、鎌倉初期に定秀・行平らの名工を出した九州刀の伝統が一時跡絶えた後、南北朝時代に友行が同地に現れて再興した鍛冶集団である。説示は友行をもって高田鍛冶の祖とし、現存する年紀作に貞治・正平の年号を伝える点を挙げる。友行のほか、その子あるいは門人と伝える時行が著名で、別系と思われる行政には建徳二年紀の短刀がある。南北朝期の作には「藤原」を冠し、室町期以降は「平」を銘じて「盛」「守」「鎮」「統」などを通字とし、これらを総じて平高田と汎称する。さらに末期に至って再び「藤原」を冠するようになり、江戸期以降もこれを踏襲して藤原高田と呼び習わされ区分される。この間に長盛・竪守・鎮教・鎮清・鎮正らを輩出し、鎮正の門からは伊予宇和島に移った国房が出て新刀期へと繋がるなど、室町後期から江戸期に及ぶ長い系譜を形づくった。 作風は説示の記すところ多彩で、一様には括れない。鍛えは板目に杢を交え、総じて肌立ちごころとなり、柾に流れる態を見せて、地沸つき地景入り、白気映りや乱れ映りが立つものが多い。刃文は直刃を基調とするものから、小互の目や角ばる互の目を交えて乱れるもの、腰の開いた複式風で末備前を彷彿とさせるもの、さらに皆焼に及ぶものまで幅がある。祖の友行は同時代の左文字一類に近似するが、刃中に角ばる互の目が間遠に連れ、地に白けが強く地斑を交える点が見どころとされる。室町期の作の多くに共通する要所として、刃中に針の先で突いたような固い葉が入ることが従来指摘されており、系統と時代の判別に資する。姿形は室町中期頃までは反りが深くついて反らせたものが多く、末期は身幅広めで反りが幾分浅く、中鋒が延びて時代を映した頑健な造込みとなる。行政の作のように、鍛えが大きく流れて古典色が濃く、櫃中に行平を踏襲した倶利迦羅の浮彫を施す例もみられる。 伝承の上では、高田物は実用刀として広く行き渡った一方、斯界の評価は決して高くないとされてきた。説示はその傾向を踏まえつつ、地刃に破綻なく締まりごころとなり、来国行を参考にしたとも言えるほどの出来を示す鎮教や、地鉄精良で匂口冴える鎮清の作をもって面目を挽回する出色の一口と評し、平高田中で最も技倆に優れ直刃を得意とした長盛を一派の代表として挙げる。伝来を備える品も少なくなく、行政の短刀は庄内酒井家に伝わって本阿弥光忠の折紙を添え、鎮教には黒田家の重宝となり享保名物追記に載る権藤鎮教の長刀があり、長盛の脇指には島津継豊から本田親章へ拝領された切付銘を持つものがある。中世豊後刀工の作域を今に伝える資料として、また実用に堪える堅牢さと九州古典派の余韻を併せ持つ一門として位置づけられる。

刀剣商

刀心

shop.nihontou.jp

¥495,000

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