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最上作 藤代名刀図鑑第二十四集所載 刀剣博物館企画展水心子正秀没後200年記念 江戸三作〈正秀・直胤・清麿〉出品 刀 銘 造大慶直胤(花押) 於久居天保三壬辰年五月日 Katana(Taikei-Notane) 商品番号 NO.K0242 価格 どうぞお問い合わせください 登録証 東京都 昭和48年5月24日 鑑定書 第34回重要刀剣 NBTHK Jyuyo Paper No.34 (公財)日本美術刀剣保存協会 重要刀剣指定書 昭和63年4月14日指定 国 江戸国 時代 江戸時代末期 刃長 71.4cm (2尺3寸5分) 反り 1.6cm 元幅 3.4cm 先幅 2.4cm 元重 0.7cm 形状 鎬造、三ッ棟、身幅広く、鎬幅広め、反りやや深くつき、中鋒延びる。 鍛 板目つみ、処々大板目・杢・流れ肌交じり、地沸つき、地景風の変り金交じり、幽かに映り立つ。 刃文 丁子に互の目・尖り刃・角がかった刃など交じり、足長くよく入り、匂勝ち小沸つき、細かに砂流しかかり、金筋風入り、飛焼僅かに交じる。 帽子 乱れ込んで、先突き上げて尖りごころに深く返る。 茎 生ぶ、先栗尻、鑢目大筋違に化粧つく、目釘孔一 詳細説明 直胤は、安永七年に出羽国山形に生まれ、本名を庄司(荘司)箕兵衛(美濃兵衛)と称し、大慶と号した。文政四年頃に筑前大掾を受領し、嘉永元年に上洛して美濃介に転じている。若年の折に江戸に出て、水心子正秀の門に入り、後に師同様に秋元候に仕え、水心子門下の逸材となった。彼は、晩年、三度の長旅に出て各地で鍛刀しており、それぞれの地名や刻印が同作には見られるが、この久居打は、初回の天保二年の夏から天保三年の夏頃までの旅で作刀したものである。この旅は、伊勢神宮の参詣を中心に、相州二の宮、伊豆の三島大社、及び韮山、修繕寺、遠州浜松、伊勢の久居、伊勢神宮をまわって江戸にもどるというものであった。大慶直胤の作にはこの刀と同年紀、すなわち、天保三年五月日紀の伊勢打がある。直胤と川部正次両人の合作刀で、銘文に「奉納天照皇太神」とあることから、伊勢神宮に奉納する目的で造られたものである。そして、その駐鎚地が伊勢神宮にほど近い久居町であった。この刀は「久居打」と称する非常に有名な一振である。本作は、身幅が広く、鋒が延びて堂々とした体配に幕末という時代色を示しており、彼の最も得意とした備前伝をあらわして成功している。直胤会心の一口で、出来が優れている。なお本作は代表作の名刀を集めた藤代名刀図鑑に所載されている。 附属品 白鞘(薫山先生鞘書有)・金着一重ハバキ、 藤代名刀図鑑第二十三集所載 お問い合わせ 商品番号 (必須) 商品名 (必須) ご相談内容 (必須) お名前(姓) (必須) お名前(名) (必須) メールアドレス (必須) メールアドレス確認 (必須) 郵便番号 (必須) ご住所1 (必須) (都道府県) ご住所2 (必須) (市区町村) ご住所3 (必須) (番地、建物名等) 電話番号 (必須) 絞り込み検索 商品種別 選択しない 刀剣全般 (25) 大小 (1) 刀 (16) 太刀 (2) 脇指 (2) 短刀 (4) 刀剣その他 (1) 刀装具全般 (25) 三所物 (2) 鐔 (14) 目貫 (2) 小柄 (2) 笄 (0) 縁頭 (3) 揃金具 (0) 二所物 (1) 拵 (1) 刀装具その他 (0) 武具全般 (12) 甲冑 (8) 面頬 (1) 兜 (3) 武具その他 (0) 古美術品・その他全般 (2) 書籍全般 (2) 街道名 選択しない 畿内 (2) 東山道 (4) 北陸道 (1) 東海道 (5) 南海道 (1) 山陽道 (10) 山陰道 (0) 西海道 (2) 価格帯 選択しない ~50万円 (12) 51万〜100万円 (13) 101万〜200万円 (6) 201万〜300万円 (3) 301万〜400万円 (5) 401万〜500万円 (5) 501万〜1000万円 (0) 1001万円〜 (0) 要問合せ (21) 時代別 選択しない 平成時代 (1) 大正時代 (0) 昭和時代 (1) 平安時代 (0) 鎌倉時代 (2) 南北朝時代 (2) 室町時代 (9) 安土桃山時代 (3) 江戸時代 (35) 明治時代 (0) 現代 (2) その他時代 (0) 鑑定書 選択しない 重要美術品 (0) 特別重要刀剣 (0) 重要刀剣 (6) 特別保存刀剣 (16) 保存刀剣 (3) 特別重要刀装具 (0) 重要刀装具 (0) 特別保存刀装具 (16) 保存刀装具 (9) 重要刀装 (0) その他の鑑定書 (

刀 大慶直胤 重要刀剣 刀剣博物館企画展 江戸三作〈正秀・直胤・清麿〉展示

刀 大慶直胤 重要刀剣 刀剣博物館企画展 江戸三作〈正秀・直胤・清麿〉展示

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仕様

長さ

71.4 cm

反り

1.6 cm

元幅

3.4 cm

先幅

2.4 cm

作者について

Suishinshi Masahide Naotane直胤

3 重要美術品1 御物1 特別重要刀剣35 重要刀剣

大慶直胤は水心子正秀第一の門人にして、師に次ぐ新々刀の中心的存在である。安永に出羽国山形に生まれ、通称を庄司箕兵衛、号を大慶といい、若年の折に江戸に出て正秀の門に入り、師同様に秋元侯に仕え、細川正義と共に水心子門下の逸材となった。二十三歳の作刀に「庄司直胤」と寛政十三年の年紀があることから、説明書は入門をこれより数年前、独立を文化初年頃とする。文政四年頃に筑前大掾を受領し、嘉永元年に上洛して美濃介に転じ、約五十年に亘る作刀ののち安政四年七十九歳で歿した。正秀が復古刀論の理論家であったのに対し、直胤はその実践者であり、説明書はその技術が師を凌ぐに至ったと評し、ある相州伝の刀について「その技術が師を凌ぐと評せられた」と記す。 本工の本領は備前伝で、説明書はこれを彼の得意とするところとし、端的に「丁子乱れの巧みさは新々刀第一の定評がある」と述べる。よくつんだ小板目、時に梨子地風の地に丁子乱れを焼き、これに角張った角互の目・尖り刃・互の目を交え、足は長く、しばしば刃先に抜けるほどに入る。総体に後期長船の逆がかりを示して丁子も逆足も寝かせ、匂勝ちに小沸つき、匂口明るく冴える。姿は鎌倉の太刀を彷彿とさせ、腰反りないしやや高く中鋒となり、説明書はその角がかった刃と逆がかりを、鎌倉後期長船の景光・兼光を意識した範と読む。 この刃の下にあって終始変わらぬのが地鉄である。よくつんだ小板目に地沸つき、最上の備前伝では腰元に乱れ映りが鮮明に立ち、上作では映りが刃の焼頭に繋がる。新々刀には本来の古刀の映りはなく、ゆえに乱れ映りを意図して甦らせたこと自体が古備前への遡りの証で、説明書はこれを長船をねらいとした証として特筆する。同時に、これが古刀ではなく新々刀である所以についても明快で、兼光・景光に倣ったと極められた備前伝の刀について「純然たる匂出来ではな」く、全体に沸づくとし、これを「古作と新々刀との相達」と評する。帽子は乱れ込んで先尖りごころに掃きかけ返り、あるいは直ぐに小丸となる。 直胤は古刀各伝を手がけ、その記録は明瞭な調子に分かれる。賞される第二の手は相州伝で、備前伝より稀にして正宗・貞宗・志津に範を求める。流れて大杢目を交えた板目、上作では独特の渦巻肌を交えた地に、説明書がこれを相伝の見どころとする地に、湾れに互の目を交え、地沸厚く地景入り、沸荒めに叢となり、砂流し・沸筋縞がかって金筋長く入る。ある相州伝の脇指を説明書は放胆として、その叢づく沸と頻りなる掃きかけに「野趣が感ぜら」れるとする。第三の小調子として、より穏やかな大和の手と直刃が残る。ある天保の刀を本工に比較的珍しいとし、直刃調を浅くのたれて小互の目を交えるとし、真田家伝来の大小では大を大和伝の総柾鍛えに相州伝の湾れ・互の目を加味したものとして、一刀に二伝を交える。在銘にして年紀の多い工ゆえ、直胤における鑑定の問題は極めにあらず、その位置にある。 彼を分かつのは、極めの自ら言うところである。明るい乱れ映り、角互の目と逆足を伴う逆がかりの丁子、そして意図的な長船写しが、映りも逆がかりも持たぬ一般の新々刀から彼の備前伝を分かち、相州伝は独特の渦巻肌と叢づき縞がかる沸の働きによって示される。彼は正秀の直下に立ち、自らの門人の先に立つ。刀身の彫物はしばしば水心子門下の彫物師本庄義胤の手になり、高弟澤原重胤らがその大慶の作風を幕末へと伝える。説明書はその上作を同工の筆頭に置き、ある備前伝の刀を「彼の備前伝の作中の筆頭に置くべきものである」とし、茎に和歌を切った一刀を傑作中の傑作と称え、天保の相州伝の刀を同工の右翼として師の相州伝をも凌ぐとする。 収集の観点では、直胤は新々刀復古の在銘の大名跡である。藤代の極めは最上作、刀剣銘鑑の位列もその上位近くにある。国宝・重要文化財はなく、その指定は戦前の重要美術品と現代の特別重要刀剣・重要刀剣を通じ、約四十口の指定作がいずれも在銘で文化から嘉永の年紀をもって残る。その作は来歴と銘文の確かな名家に伝わる。真田家伝来の大小、太政殿下の台命により造られて皇室に伝わる御太刀の副作、津藩の渡辺脩が注文した刀、そして製鉄業の太田政恭のために良質の原材料を吟味して鍛えられ、説明書が「会心の一口」と称える一刀がある。戦前の重要美術品には井手慶四郎・須藤宗次郎・鈴木清助の旧蔵がある。指定文化財として封じられた作はなく、また作刀が多いため、在銘の直胤は古刀の大名跡よりは世に出やすいが、その最上の特別重要刀剣・重要刀剣はなお取引されるより秘蔵されることが多い。私蔵の一口が収集家の前に現れるのは時折のことであり、説明書が新々刀第一とする備前伝の確かな傑作ともなれば、世に出れば一個の画期である。

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