鷹が老松の枝にとまり、鋭い眼光で下を睨みつけている。裏の洞穴には怯えた猿が身を隠して危機から逃れようとしている。会津の鳥追観音(如法寺)に左甚五郎作と伝えられる「隠れ三猿図」という木彫があり、「災難より隠れ猿」「災難より逃れ猿」「安楽に暮らし猿」といういわれがある。本作はそれに倣って製作されたものかもしれない。金・銀・銅・赤銅・真鍮等の色金をふんだんに用いた縁起の良い入念作である。 この光貫は大月を銘し、但馬国出身で京都に住した。同じ大月派の良工青木春貫やその門人の西村政貫等と交流があったものと思われ、技量も秀逸である。 金茶変塗鞘打刀脇指拵鐔 銘 光貫 (猛禽隠猿図)鐔 無銘 京正阿弥 (扇面散図)鐔 無銘 南蛮 (竜宮透図)鐔 銘 長藩臣 井上清高作 (渡海仙人図)(上工)鐔 銘 長州萩住友久作 (山水図)(良工) NEWS 刀剣の販売・買取・下取・無料評価・鑑定・研磨・工作等、日本刀に関する全てのご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。 商品案内◆刀剣の販売 現在取扱中の刀剣一覧を見る ※日本刀は所有者変更届を教育委員会へ提出するだけで、どなたでも自由に所持できます。 ◆刀装具の販売 現在取扱中の刀装具一覧を見る ◆武具・その他 現在取扱中の武具・その他一覧を見る 特定商取引に基づく表示 古物営業法に基づく表示 プライバシーポリシー | サイトマップCopyright TOUKEN-SAKATA Allright Reserved. ログアウト | 編集 トップへ戻る


大月派
江戸
山城
在銘
特別保存 (NBTHK)
町彫 · 山城
現在17点販売中
大月派は江戸時代後期京都を中心に活躍した装剣金工の一派である。開祖大月光興は元禄期に京都に出て、横谷宗珉の高彫色絵の技法を学び、独自の作風を確立した。門人には川原林秀興、篠山篤興、天光堂秀国らがおり、特に秀興は師の技法を継承しながら大月派を隆盛に導いた。文化文政期には秀興の門下から松尾月山嘉六(金剛斎)が輩出され、大月派の伝統を幕末まで維持した。同派は赤銅・真鍮・鉄・四分一など多様な地金を用い、高彫色絵を駆使した華麗な作風で知られる。 大月派の技法的特徴は、精緻な魚子地に高肉彫と据紋を併用し、金や素銅による色絵を施す点にある。高肉彫には立体感豊かな鏨使いが見られ、特に動物の羽毛や龍の鱗など細部の表現に優れる。構図は大胆であり、広い鉄地空間と高彫部分の分量が絶妙な均衡を保つ。片切彫も併用し、人物・動植物・故事など幅広い画題を手掛ける。鐔の造形は竪丸形・葵形・撫角形など多様であり、打返耳に仕立てられるものが多い。地金の微妙な起伏により動静を表現し、彫刻と空間の対比によって主題を際立たせる手法は同派の真骨頂である。 大月派の作品は幕末京都の装剣金工を代表するものとして高く評価される。月山の「孔雀図鐔・縁頭」は魚子を微細に蒔き、据紋を一際高く据え、鏨使いの巧緻さと重厚な面持ちで孔雀の華麗さを極めている。「潜り龍図鐔」は蕩々と飛翔する金龍を生命力豊かに表し、鉄地の起伏と高肉彫の均衡が絶妙である。「衣川館図鐔」は前九年・後三年合戦の一場面を画題とし、両武者の微妙な状態の描写と館の細密な彫技が見事である。これら重要刀装指定作に見る通り、大月派は師流を忠実に継承しながら独自の境地を開き、京都金工の伝統を後世に伝えた。
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着日を含め3日以内であればお受け致します。返品送料・出荷時の送料・返金振込手数料はお客様にてご負担願います。下取品がある場合やお届け先が海外の場合は返品・返金はお受けできません。
鷹が老松の枝にとまり、鋭い眼光で下を睨みつけている。裏の洞穴には怯えた猿が身を隠して危機から逃れようとしている。会津の鳥追観音(如法寺)に左甚五郎作と伝えられる「隠れ三猿図」という木彫があり、「災難より隠れ猿」「災難より逃れ猿」「安楽に暮らし猿」といういわれがある。本作はそれに倣って製作されたものかもしれない。金・銀・銅・赤銅・真鍮等の色金をふんだんに用いた縁起の良い入念作である。 この光貫は大月を銘し、但馬国出身で京都に住した。同じ大月派の良工青木春貫やその門人の西村政貫等と交流があったものと思われ、技量も秀逸である。 金茶変塗鞘打刀脇指拵鐔 銘 光貫 (猛禽隠猿図)鐔 無銘 京正阿弥 (扇面散図)鐔 無銘 南蛮 (竜宮透図)鐔 銘 長藩臣 井上清高作 (渡海仙人図)(上工)鐔 銘 長州萩住友久作 (山水図)(良工) NEWS 刀剣の販売・買取・下取・無料評価・鑑定・研磨・工作等、日本刀に関する全てのご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。 商品案内◆刀剣の販売 現在取扱中の刀剣一覧を見る ※日本刀は所有者変更届を教育委員会へ提出するだけで、どなたでも自由に所持できます。 ◆刀装具の販売 現在取扱中の刀装具一覧を見る ◆武具・その他 現在取扱中の武具・その他一覧を見る 特定商取引に基づく表示 古物営業法に基づく表示 プライバシーポリシー | サイトマップCopyright TOUKEN-SAKATA Allright Reserved. ログアウト | 編集 トップへ戻る


大月派
江戸
山城
在銘
特別保存 (NBTHK)
町彫 · 山城
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大月派は江戸時代後期京都を中心に活躍した装剣金工の一派である。開祖大月光興は元禄期に京都に出て、横谷宗珉の高彫色絵の技法を学び、独自の作風を確立した。門人には川原林秀興、篠山篤興、天光堂秀国らがおり、特に秀興は師の技法を継承しながら大月派を隆盛に導いた。文化文政期には秀興の門下から松尾月山嘉六(金剛斎)が輩出され、大月派の伝統を幕末まで維持した。同派は赤銅・真鍮・鉄・四分一など多様な地金を用い、高彫色絵を駆使した華麗な作風で知られる。 大月派の技法的特徴は、精緻な魚子地に高肉彫と据紋を併用し、金や素銅による色絵を施す点にある。高肉彫には立体感豊かな鏨使いが見られ、特に動物の羽毛や龍の鱗など細部の表現に優れる。構図は大胆であり、広い鉄地空間と高彫部分の分量が絶妙な均衡を保つ。片切彫も併用し、人物・動植物・故事など幅広い画題を手掛ける。鐔の造形は竪丸形・葵形・撫角形など多様であり、打返耳に仕立てられるものが多い。地金の微妙な起伏により動静を表現し、彫刻と空間の対比によって主題を際立たせる手法は同派の真骨頂である。 大月派の作品は幕末京都の装剣金工を代表するものとして高く評価される。月山の「孔雀図鐔・縁頭」は魚子を微細に蒔き、据紋を一際高く据え、鏨使いの巧緻さと重厚な面持ちで孔雀の華麗さを極めている。「潜り龍図鐔」は蕩々と飛翔する金龍を生命力豊かに表し、鉄地の起伏と高肉彫の均衡が絶妙である。「衣川館図鐔」は前九年・後三年合戦の一場面を画題とし、両武者の微妙な状態の描写と館の細密な彫技が見事である。これら重要刀装指定作に見る通り、大月派は師流を忠実に継承しながら独自の境地を開き、京都金工の伝統を後世に伝えた。
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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