室町期の長船は二層の商いを営んだ。兵卒のための数打ち物と、注文主の俗名を銘に負う注文打ちである。末備前であっても、祐定の最上作は一派のいかなる時代の作にも劣らない。
Order Number: AS26318Tanto in Shirasaya with Koshirae (NBTHK Hozon Token)Signature: Bishu Osafune KatsumitsuA day in February, Bunki 3備州長船勝光文亀三年二月日We classify swordsmiths' works into the following categories according to their quality: Saijo Saku, Jojo Saku, Jo Saku, and Futsu Saku.This work is ranked as Jojo Saku for a work by Bishu Osafune Katsumitsu.Habaki: Gold-foiled double HabakiBlade Length: 27.4cm (10.79in)Curvature: 0.1cm (0.04in)Mekugi-ana: 1Motohaba: 2.68cm (1.06in)Kasane: 0.66cm (0.26in)Weight: 225gPeriod: Muromachi period, Bunki 3 (1503).Shape: A relatively long tanto with cutting edges on both sides, displaying a form reminiscent of shobu-zukuri.Jigane: Well-forged ko-itame hada, forming a fine and refined jigane.Hamon: Suguha mixed with ko-midare.Characteristics: Katsumitsu was a highly regarded swordsmith, and works dating from before the Bunki era are rated Saijo Saku. This particular Katsumitsu blade has cutting edges on both sides, a style that was produced relatively frequently during the Muromachi period. It is a robust and healthy work.Aoi Art Authentic Work:Bunki 3 (1503) corresponds to the late Muromachi period, during the Sengoku era. The sexagenary year was Mizunoto-I (癸亥). Emperor Go-Kashiwabara was the reigning emperor, and Ashikaga Yoshizumi was shogun. Records from this period include Hosokawa Masamoto's adoption arrangements involving Hosokawa Sumimoto, which later contributed to the political turmoil known as the Eisho Disturbance, as well as natural disasters in the Kinai region.Aikuchi Koshirae:Menuki: Brass, carved with a paulownia design.Fuchi-kashira: Iron, carved with a karakusa design and decorated in iroe.Saya: Black roiro lacquer.Kozuka/Kogatana: Yamagane, decorated in brass with a design of the Seven Herbs and autumn plants.Hozon TokenAoi Art Appraisal CertificateFull-length OshigataPlease note: the price does not include the shipping fees.Auction Starting Price:800,000JPYPlace BidRelated Items:Tanto: Bishu Osafune Ju Yokoya
在銘 · Osafune · 室町 · 長さ 27.4cm · 反り 0.1cm






備前伝 · 備前 · 1528-1532頃
刀剣大鑑 上位18%
現在2点販売中
備前伝 · 備前
時期区分: 末備前· 1441–1596
現在19点販売中
嘉吉から文禄に及ぶ室町時代後期、長船派の最末期を画するのが末備前である。応永備前が古作への復古を志して優美な太刀姿と丁子刃を甦らせたのに続き、この期の長船鍛冶は戦国の世の旺盛な武器需要に応じて作刀の規模を一段と広げ、長船の名のもとに膨大な数の刀剣を世に送り出した。説示にあらわれる主要工は、勝光、宗光、貞光、治光、忠光、清光、春光、祐定の一群である。勝光は宗光・忠光と並ぶ巧者で、右京亮・次郎左衛門尉・修理亮など様々な俗名を冠する同名工を擁し、貞光や子の治光との合作銘も伝わる。祐定にあっては与三左衛門尉・源兵衛尉・彦兵衛尉を冠する者がとりわけ技術が高く、与三左衛門尉祐定は名品の数多くその筆頭に挙げられ、彦兵衛尉はその父と伝えて慶長まで数代を数える。清光は五郎左衛門尉と孫右衛門尉が筆頭格、春光は文明から文禄に及ぶ長期に同名数工があって十郎左衛門が最も知られる。この期には播磨・備前・美作の守護赤松政則が宗光・勝光の一党を陣中に招いて鍛刀の技を学び為打を遺したことも説示に見え、注文打と数打物とが併存した末期の様相をよく伝えている。 体配はまず時代を映す。身幅広く寸のつまり、重ね一段と厚く、踏張りがあって先反りつき、中鋒、茎は片手打に適した短いものとなる、室町後期特有の打刀姿である。鍛えは小板目肌がよくつみ、地沸が微塵につき、地景が細かに入って、淡くあるいは鮮明に乱れ映りが立つ。刃文の中心をなすのは末備前固有の腰の開いた互の目で、焼頭が割れて複式に乱れる複式互の目を基調に、尖り刃・尖りごころの互の目・小互の目を交え、足・葉頻りに入り、匂勝ちに小沸がつき、金筋・砂流しがかかり、処々に小さな飛焼を交える。さらに飛焼・棟焼が頻りにかかって皆焼風となる作もあり、帽子は乱れ込んで先小丸に長く返る。これは光忠の蛙子丁子、長光の丸い頭の丁子、景光の片落ち互の目といった古長船・相伝備前の整然たる丁子主調とは趣を異にし、応永備前の腰開き互の目をさらに崩して量感と変化に向かわせた戦国期の姿である。同時に勝光のように乱れの中へ丁子を多く交えて一段と華やかに焼き、忠光や清光のように直刃の上手として定評を得る工もあり、作域は広い。 鑑定にあっては、まず乱れ映りで備前と読み、つまった寸と厚い重ね、先反り強き打刀姿で時代を末備前に定める。次に俗名と作風で工を分かつ。乱れの中に丁子を多く交えた華やかな出来は勝光、複式風の互の目に飛焼を交えてやや皆焼がかるは与三左衛門尉祐定、板目に杢を交えてやや肌立つ直刃は孫右衛門尉清光、直刃に佳作多きは彦兵衛尉祐定、というように看どころが工を指し示す。表裏に施された梵字・蓮台や棒樋連樋の刀身彫もまた末備前の特色をよく示し、長光景光以来の彫の伝統がこの期まで継承されたことを物語る。代表作には、勝光・貞光合作の明応八年紀の薙刀、勝光・治光父子合作の大永七年紀の短刀、与三左衛門尉二代の元亀元年紀の刀があり、合作銘や所持銘・添銘を伴う注文打は、末備前とそれを支えた三宅氏のごとき在地の氏族を知る上でも資料性が高い。 詳しく見る →
室町時代の備前
室町期の長船は二層の商いを営んだ。兵卒のための数打ち物と、注文主の俗名を銘に負う注文打ちである。末備前であっても、祐定の最上作は一派のいかなる時代の作にも劣らない。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
開始価格
¥800,000
Order Number: AS26318Tanto in Shirasaya with Koshirae (NBTHK Hozon Token)Signature: Bishu Osafune KatsumitsuA day in February, Bunki 3備州長船勝光文亀三年二月日We classify swordsmiths' works into the following categories according to their quality: Saijo Saku, Jojo Saku, Jo Saku, and Futsu Saku.This work is ranked as Jojo Saku for a work by Bishu Osafune Katsumitsu.Habaki: Gold-foiled double HabakiBlade Length: 27.4cm (10.79in)Curvature: 0.1cm (0.04in)Mekugi-ana: 1Motohaba: 2.68cm (1.06in)Kasane: 0.66cm (0.26in)Weight: 225gPeriod: Muromachi period, Bunki 3 (1503).Shape: A relatively long tanto with cutting edges on both sides, displaying a form reminiscent of shobu-zukuri.Jigane: Well-forged ko-itame hada, forming a fine and refined jigane.Hamon: Suguha mixed with ko-midare.Characteristics: Katsumitsu was a highly regarded swordsmith, and works dating from before the Bunki era are rated Saijo Saku. This particular Katsumitsu blade has cutting edges on both sides, a style that was produced relatively frequently during the Muromachi period. It is a robust and healthy work.Aoi Art Authentic Work:Bunki 3 (1503) corresponds to the late Muromachi period, during the Sengoku era. The sexagenary year was Mizunoto-I (癸亥). Emperor Go-Kashiwabara was the reigning emperor, and Ashikaga Yoshizumi was shogun. Records from this period include Hosokawa Masamoto's adoption arrangements involving Hosokawa Sumimoto, which later contributed to the political turmoil known as the Eisho Disturbance, as well as natural disasters in the Kinai region.Aikuchi Koshirae:Menuki: Brass, carved with a paulownia design.Fuchi-kashira: Iron, carved with a karakusa design and decorated in iroe.Saya: Black roiro lacquer.Kozuka/Kogatana: Yamagane, decorated in brass with a design of the Seven Herbs and autumn plants.Hozon TokenAoi Art Appraisal CertificateFull-length OshigataPlease note: the price does not include the shipping fees.Auction Starting Price:800,000JPYPlace BidRelated Items:Tanto: Bishu Osafune Ju Yokoya
在銘 · Osafune · 室町 · 長さ 27.4cm · 反り 0.1cm






備前伝 · 備前 · 1528-1532頃
刀剣大鑑 上位18%
現在2点販売中
備前伝 · 備前
時期区分: 末備前· 1441–1596
現在19点販売中
嘉吉から文禄に及ぶ室町時代後期、長船派の最末期を画するのが末備前である。応永備前が古作への復古を志して優美な太刀姿と丁子刃を甦らせたのに続き、この期の長船鍛冶は戦国の世の旺盛な武器需要に応じて作刀の規模を一段と広げ、長船の名のもとに膨大な数の刀剣を世に送り出した。説示にあらわれる主要工は、勝光、宗光、貞光、治光、忠光、清光、春光、祐定の一群である。勝光は宗光・忠光と並ぶ巧者で、右京亮・次郎左衛門尉・修理亮など様々な俗名を冠する同名工を擁し、貞光や子の治光との合作銘も伝わる。祐定にあっては与三左衛門尉・源兵衛尉・彦兵衛尉を冠する者がとりわけ技術が高く、与三左衛門尉祐定は名品の数多くその筆頭に挙げられ、彦兵衛尉はその父と伝えて慶長まで数代を数える。清光は五郎左衛門尉と孫右衛門尉が筆頭格、春光は文明から文禄に及ぶ長期に同名数工があって十郎左衛門が最も知られる。この期には播磨・備前・美作の守護赤松政則が宗光・勝光の一党を陣中に招いて鍛刀の技を学び為打を遺したことも説示に見え、注文打と数打物とが併存した末期の様相をよく伝えている。 体配はまず時代を映す。身幅広く寸のつまり、重ね一段と厚く、踏張りがあって先反りつき、中鋒、茎は片手打に適した短いものとなる、室町後期特有の打刀姿である。鍛えは小板目肌がよくつみ、地沸が微塵につき、地景が細かに入って、淡くあるいは鮮明に乱れ映りが立つ。刃文の中心をなすのは末備前固有の腰の開いた互の目で、焼頭が割れて複式に乱れる複式互の目を基調に、尖り刃・尖りごころの互の目・小互の目を交え、足・葉頻りに入り、匂勝ちに小沸がつき、金筋・砂流しがかかり、処々に小さな飛焼を交える。さらに飛焼・棟焼が頻りにかかって皆焼風となる作もあり、帽子は乱れ込んで先小丸に長く返る。これは光忠の蛙子丁子、長光の丸い頭の丁子、景光の片落ち互の目といった古長船・相伝備前の整然たる丁子主調とは趣を異にし、応永備前の腰開き互の目をさらに崩して量感と変化に向かわせた戦国期の姿である。同時に勝光のように乱れの中へ丁子を多く交えて一段と華やかに焼き、忠光や清光のように直刃の上手として定評を得る工もあり、作域は広い。 鑑定にあっては、まず乱れ映りで備前と読み、つまった寸と厚い重ね、先反り強き打刀姿で時代を末備前に定める。次に俗名と作風で工を分かつ。乱れの中に丁子を多く交えた華やかな出来は勝光、複式風の互の目に飛焼を交えてやや皆焼がかるは与三左衛門尉祐定、板目に杢を交えてやや肌立つ直刃は孫右衛門尉清光、直刃に佳作多きは彦兵衛尉祐定、というように看どころが工を指し示す。表裏に施された梵字・蓮台や棒樋連樋の刀身彫もまた末備前の特色をよく示し、長光景光以来の彫の伝統がこの期まで継承されたことを物語る。代表作には、勝光・貞光合作の明応八年紀の薙刀、勝光・治光父子合作の大永七年紀の短刀、与三左衛門尉二代の元亀元年紀の刀があり、合作銘や所持銘・添銘を伴う注文打は、末備前とそれを支えた三宅氏のごとき在地の氏族を知る上でも資料性が高い。 詳しく見る →
室町時代の備前
室町期の長船は二層の商いを営んだ。兵卒のための数打ち物と、注文主の俗名を銘に負う注文打ちである。末備前であっても、祐定の最上作は一派のいかなる時代の作にも劣らない。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
開始価格
¥800,000