大和手掻包利 刀 販売状況:販売中 鑑定書:NTHK(日本刀剣保存会)鑑定書 NTHKの鑑定により、室町時代の大和手掻包利と極められた一振りです。 白鞘に収められた本作は、古刀期の手掻派末流らしい、抑制の効いた見事な出来映えを示しています。 地鉄は精良な小板目肌に大和伝の特色が顕著に現れ、特に鎬地にかけては柾目心が強く、微細な地沸がついて潤いのある静かな輝きを放っています。 刃文は小沸出来の直刃調で、匂口は締まって整い、刃中には繊細なほつれや砂流しが交じります。 決して華美ではありませんが、鍛錬の均一さ、規矩を保った刃、そして室町期の作ながらに古典的な大和気質を色濃く残している点に、本作の真価があります。 大和手掻包利との極めは、手掻派の伝統が後世まで連綿と受け継がれたことを示しており、直刃、小沸、柾目肌、そして質実剛健な姿といった大和伝の伝統的な作風が堅持されています。 古刀期の同名が数代にわたる場合、鑑定書の表記に従い、特定の代を断定せず「大和手掻包利」として紹介するのが最も適切でしょう。 詰んだ地鉄、落ち着いた直刃、そして繊細な働き。 手掻派特有の「静かなる強さ」を湛えた、大和伝の作風を愛する愛刀家の方に是非お勧めしたい、保存状態の良い古刀 katana です。








































大和伝 · 大和 · 1467-1469頃
刀剣大鑑 上位31%
現在1点販売中
大和伝 · 大和
時期区分: 末手掻· 1390–1700
現在28点販売中
末手掻は、大和五派のうち最大の流派である手掻派の後期、すなわち室町時代に展開した一作風期を指す呼称である。手掻派は東大寺の西の正面たる転害門の外辺に居住して鍛刀したことからこの名がおこったと伝え、その祖を包永とし、年代は鎌倉時代後期の正応頃と伝えている。同派は南北朝時代を経て室町時代に至るまで連綿と栄え、応永頃を境として古手掻の古調から室町色を帯びた作域へと移行する。この室町期の作者群が末手掻であり、鎌倉草創期の包永一門と画然と区別される。在銘の代表的刀工としては包真・包清・包行をはじめ、包宗・包吉・包光・包貞・包久らがあり、いずれも同銘が何代か継承されて室町末期の文亀・天文の頃にまで及んでいる。伊勢国雲林院に移住して活躍した包長のごとく、他国へ展開して末手掻の面影を伝えた者もある。 作風は、鎌倉以来の大和伝を継承しつつ、これを締めて穏やかにした趣を示す。鍛えは板目に杢目を交え、総体に流れて柾がかり、地沸がつき地景の入るものが本領で、しばしば白気映り、ないし淡く白けごころを呈する点が末手掻の標識となる。刃文は匂口の締まりごころに小沸のついた直刃調を基本とし、細直刃から広直刃まで幅があり、浅くのたれて小互の目を交え、刃縁にはほつれ・喰違刃・二重刃・打のけ・湯走りといった大和物特有の働きが現れ、金筋・砂流しを交える。帽子は直ぐに小丸となって掃きかけ、やや長く返るものが多い。姿は内反りの平造短刀を主体とし、室町後期には先反りのついた打刀の姿も加わる。茎の鑢目は檜垣を通例とする点が著しい診断要素であり、鷹の羽鑢を伴う作もある。 評価としては、地刃の冴えと古色を併せ持ち、一見南北朝期を降らぬかと思わせる出来栄えの優品もある一方、総じて個性の発露は乏しく、伝統の家風を忠実に守り伝えた保守的な作域とみなされる。在銘品は二字銘が多く、在所地や年紀、藤原姓を冠した長銘を伴うものは資料的に貴重とされる。室町初期在銘の太刀は現存稀少であり、両刃造や年紀作とともに、手掻派研究上重要な遺品として珍重される。末手掻は、大和の正統を室町の世まで律儀に伝えた一群として位置づけられている。
NTHKの中心的な鑑定書で、相応の出来を備えた作に発行されます。在銘作は銘の正真を、無銘作は審査員による刀工・流派の極めを示します。点数を記す詳細な審査表が付されます。
NTHK(日本刀剣保存会)は、NBTHK(1948年設立)に先立つ1910年に創立された、日本で最も古い刀剣鑑定団体です。長く会を率いた会長の没後、NTHKとNTHK-NPOの二つに分かれ、いずれも審査を続けています。NTHKの鑑定書は、点数と審査員の所見を併記する詳細な審査表が特徴で、特に無銘作の極めに定評があります。
大和手掻包利 刀 販売状況:販売中 鑑定書:NTHK(日本刀剣保存会)鑑定書 NTHKの鑑定により、室町時代の大和手掻包利と極められた一振りです。 白鞘に収められた本作は、古刀期の手掻派末流らしい、抑制の効いた見事な出来映えを示しています。 地鉄は精良な小板目肌に大和伝の特色が顕著に現れ、特に鎬地にかけては柾目心が強く、微細な地沸がついて潤いのある静かな輝きを放っています。 刃文は小沸出来の直刃調で、匂口は締まって整い、刃中には繊細なほつれや砂流しが交じります。 決して華美ではありませんが、鍛錬の均一さ、規矩を保った刃、そして室町期の作ながらに古典的な大和気質を色濃く残している点に、本作の真価があります。 大和手掻包利との極めは、手掻派の伝統が後世まで連綿と受け継がれたことを示しており、直刃、小沸、柾目肌、そして質実剛健な姿といった大和伝の伝統的な作風が堅持されています。 古刀期の同名が数代にわたる場合、鑑定書の表記に従い、特定の代を断定せず「大和手掻包利」として紹介するのが最も適切でしょう。 詰んだ地鉄、落ち着いた直刃、そして繊細な働き。 手掻派特有の「静かなる強さ」を湛えた、大和伝の作風を愛する愛刀家の方に是非お勧めしたい、保存状態の良い古刀 katana です。








































大和伝 · 大和 · 1467-1469頃
刀剣大鑑 上位31%
現在1点販売中
大和伝 · 大和
時期区分: 末手掻· 1390–1700
現在28点販売中
末手掻は、大和五派のうち最大の流派である手掻派の後期、すなわち室町時代に展開した一作風期を指す呼称である。手掻派は東大寺の西の正面たる転害門の外辺に居住して鍛刀したことからこの名がおこったと伝え、その祖を包永とし、年代は鎌倉時代後期の正応頃と伝えている。同派は南北朝時代を経て室町時代に至るまで連綿と栄え、応永頃を境として古手掻の古調から室町色を帯びた作域へと移行する。この室町期の作者群が末手掻であり、鎌倉草創期の包永一門と画然と区別される。在銘の代表的刀工としては包真・包清・包行をはじめ、包宗・包吉・包光・包貞・包久らがあり、いずれも同銘が何代か継承されて室町末期の文亀・天文の頃にまで及んでいる。伊勢国雲林院に移住して活躍した包長のごとく、他国へ展開して末手掻の面影を伝えた者もある。 作風は、鎌倉以来の大和伝を継承しつつ、これを締めて穏やかにした趣を示す。鍛えは板目に杢目を交え、総体に流れて柾がかり、地沸がつき地景の入るものが本領で、しばしば白気映り、ないし淡く白けごころを呈する点が末手掻の標識となる。刃文は匂口の締まりごころに小沸のついた直刃調を基本とし、細直刃から広直刃まで幅があり、浅くのたれて小互の目を交え、刃縁にはほつれ・喰違刃・二重刃・打のけ・湯走りといった大和物特有の働きが現れ、金筋・砂流しを交える。帽子は直ぐに小丸となって掃きかけ、やや長く返るものが多い。姿は内反りの平造短刀を主体とし、室町後期には先反りのついた打刀の姿も加わる。茎の鑢目は檜垣を通例とする点が著しい診断要素であり、鷹の羽鑢を伴う作もある。 評価としては、地刃の冴えと古色を併せ持ち、一見南北朝期を降らぬかと思わせる出来栄えの優品もある一方、総じて個性の発露は乏しく、伝統の家風を忠実に守り伝えた保守的な作域とみなされる。在銘品は二字銘が多く、在所地や年紀、藤原姓を冠した長銘を伴うものは資料的に貴重とされる。室町初期在銘の太刀は現存稀少であり、両刃造や年紀作とともに、手掻派研究上重要な遺品として珍重される。末手掻は、大和の正統を室町の世まで律儀に伝えた一群として位置づけられている。
NTHKの中心的な鑑定書で、相応の出来を備えた作に発行されます。在銘作は銘の正真を、無銘作は審査員による刀工・流派の極めを示します。点数を記す詳細な審査表が付されます。
NTHK(日本刀剣保存会)は、NBTHK(1948年設立)に先立つ1910年に創立された、日本で最も古い刀剣鑑定団体です。長く会を率いた会長の没後、NTHKとNTHK-NPOの二つに分かれ、いずれも審査を続けています。NTHKの鑑定書は、点数と審査員の所見を併記する詳細な審査表が特徴で、特に無銘作の極めに定評があります。