二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
商品詳細 特別保存刀剣 鬼塚吉国 ¥490,000 (税込) 送料無料 購入のお問い合わせ 登録証 三重 昭和26年3月31日 時代 江戸前期 法量 刃長:46.36cm(一尺五寸三分) 反り:1.06cm(三分五厘) 目釘孔:1個 元幅:29.3mm 先幅:21mm 元重:5.3mm 先重:4.2mm 裸身重量:441g 鬼塚吉国は筑後の刀工で、新刀上作にして業物に列位します。元亀年間(1570年頃)に奥州岩代に生まれ、後に筑後国・柳川城下に移住し作刀しました。その切れ味の良さには定評があり、水戸光圀公が吉国の刀で悪僧を成敗したという逸話が残るほか、第二次大戦中には「昭和の大業物」と称えられたことでも知られています。 本刀は在銘の脇差です。刃文は直刃に互の目が交じり、小沸出来。帽子は焼き深く、小丸に返ります。地鉄は小杢目に板目が交じる鍛えです。反りやや浅く、棟が薄い造り込みなど、いずれも吉国の特徴がよく表れた一振りと言えるでしょう。 黒呂色塗一分刻鞘脇差拵が付属いたします。縁金具は鯉の図で、細やかな魚々子地が実に見事な出来映えです。鍔は赤銅地、目貫は鹿。小柄がまた珍しく、面白い意匠です。棒小柄に檜扇を手にした女房が金銀の色絵鮮やかに描かれています。拵に収まっていたものですので裏面には擦れが見られますが、表面の色絵の剥がれは少なく、中々よろしいのではないでしょうか。 白鞘・継木が付属します。白鞘の状態は必要にして十分といったところです。鎺は銀着せ。 全体に薄錆が出ております。「綺麗にしてから売れ」とお叱りを受けてしまいそうですが、何卒ご寛恕ください。その他、切先が僅かに欠けて丸くなっているほか、鞘にキズ、鍔にスレ・変色、白鞘に凹みやキズ等がございます。詳細は写真にてご確認いただければ幸いです。


















































筑後 · 1624-1644頃
刀剣大鑑 上位31%
現在4点販売中
吉國の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
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江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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