二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
名将・立花宗茂が治めた筑後柳川の刀工である鬼塚吉国の刀です。精微な肌にムラの無い匂口を見事に焼き、江戸時代初期の名刀に多く見られる特徴を備えています。また刃文を明らかに意識的にコントロールした作風であり、余程の上級武士からの特別注文である事が推測されます。地刃、中心共に見事で、当代鬼塚吉国の傑作の一振であると言えましょう。質実剛健かつ才色兼備な出来であり、文武に優れ「武士の中の武士」と呼ばれた立花宗茂を観る様な名刀です。


筑後 · 1624-1644頃
刀剣大鑑 上位31%
現在4点販売中
吉國の位置づけを、日本刀全体および伝法・時代・時期ごとに示します。各区分(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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