二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
立花員龍子藤原国秀の渾身の作品。 小板目肌よく詰んで、互の目乱れ入りの直刃。砂流金筋の働きが盛んで、覇気ある作品。 銘から読み解くに、天保14年2月2日に国秀の技量が完全となったることを神に誓い、国秀の知人である小板橋藤原生安という人物を祝うために、相州正宗の末葉である国秀がこの刀を鍛えたとされます。 このような歴史背景がはっきり刻まれた御刀は、非常に貴重であり、文化的価値の高いものと思慮します。後代に伝えていきたいと考えてくださる方にこそ、ぜひこの御刀を所有していただきたいものです。 表 銘:天保十四年発卯歳二月初午月日 清明證神立誓正安国秀芸結義 裏 銘:上州安中城中小板橋藤原生安兄祝伝 相州正宗末葉立花員龍子藤原国秀 時 代 Era:江戸 Edo 刃 長Blade length:80.6cm 元 幅sword width(root):33.6mm 元 重Thickness(root):11.7mm 反 りcurve:1.6cm 先 幅sword width:24.6mm 先 重Thickness:10.3mm 目釘穴number of pins:1個 重量weight(Blade part only):1385g 重量weight(Blade and outside parts):1625g 登 録 Registration certificate issuing agency: 群馬県教育委員会 Gunma Prefectural Board of Education
Certificate reading — 銘 相州正宗末葉立花圓龍子藤原国秀(花押)上州安中城中小板橋藤原正安兄祝伝 天保十四癸卯歳二月初午 日月清明證神立誓正安国秀芸結義心
在銘 · Soshu Masamune · 天保 · 長さ 80.6cm · 反り 1.6cm






















江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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