徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
時代 : 江戸中期 国 : 武蔵 証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 鑑定書 外装 : 白鞘入 刃長 : 1尺9寸 / 57.6cm(22.67inches) 反り : 5分6厘 / 1.7cm 目釘穴 : 1個 元幅・元重 : 39.2mm(棟を含む)・9.2mm 先幅・先重 : 32.9mm(棟を含む)・6.5mm Period : Mid. Edo 17~18c Country : Musashi Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper Fittings : Shirasaya Length : 57.6cm(22.67inches) Curve : 1.7cm Hole : 1 Bottom Width,Thickness : 39.2mm(Mune is included)・9.2mm Top Width,Thickness : 32.9mm(Mune is included)・6.5mm 武蔵太郎安国は慶安三年(1650)武州八王子下原に生まれ、初銘を広重と銘しました。その後、江戸に出て大村加卜の門人となり、武蔵太郎安国と改めました。貞享二年(1685)、水戸徳川家の命により水戸光圀公の佩刀を鍛え、享保六年(1721)八代将軍徳川吉宗公の命により、江戸浜御殿に於いて鍛刀しました。 本作は鎬造、庵棟、元幅39.2mm、重ね9.2mm、中切先延びる豪壮な体配で、地鉄は小板目詰み、刃文は直ぐ調に焼き出して、のたれに小のたれを主体として、上半に行くにつれ、特に差し表は互の目に尖り互の目、逆がかった足など入り、飛び焼きよく入り、皆焼風の刃になっています。帽子は直ぐに丸く返り、先沸つく出来です。豪壮な刀がお好きな方にお薦めの一振りです。
Certificate reading — 銘 武蔵太郎安国 真十五枚甲伏作



新刀 · 武蔵
現在13点販売中
下原派は武蔵国八王子の地に拠った刀工の一群で、室町末期に興り、以後江戸末期に至るまで作刀を続けた。古刀期の武蔵国を代表する鍛冶とされ、説示では周重・康重・照重・広重の四工を著名な工として挙げる。なかでも照重は康重・広重と並んで一派を代表する存在で、山本源二郎照重、山本与五郎康重のように山本姓を称した工も知られる。照重については銘鑑が初代を享禄、二代を永禄、三代を天正に充てており、永禄から天正の頃の作がもっとも時代の上がるものと鑑せられている。甲州の注文に応じて鍛えた薙刀も伝わり、地方を越えて求められた様子がうかがえる。 作風は末相州および村正一派の風に末関風を加味したものと説かれる。鍛えは板目に杢がしきりに交じって肌立ち、刃寄りが流れて綾杉風となり、渦を巻いたような肌があらわれる点に地がねの特色がある。刃文は湾れを基調に互の目が二つ三つ連れて尖り刃を交え、やや規則的に乱れて小沸がつき、砂流しのかかるものもある。帽子は乱れ込んで丸く返るものや先の尖って返るものがみられる。細かに肌立った杢目の地がねと、規則的に連れる互の目乱れにのたれを交えた刃文の組み合わせが、この一派を見分ける手がかりとなる。 鑑定にあたっては、肌立った地がねに綾杉風の流れと渦巻く肌があらわれること、互の目が規則的に連れて乱れる刃文の調子を要点とする。彫物では表に棒樋を掻き、倶利迦羅竜や不動、梵字を添えるものが多く、倶利迦羅竜の尾の巻き方に一派らしさが出るとされる。茎は栗尻に切鑢を施し、棟寄りに長銘を切るものが多い。室町末期の打刀や薙刀を代表する優品が重要刀剣に列せられており、照重の薙刀は両刃造という珍しい形状を伝える。武蔵国の在地鍛冶として実用に応えつつ、相州と関の風を併せ呑んだ独自の地刃を築いた点に、下原一派の位置づけがある。 詳しく見る →
江戸時代
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着後3日以内にお電話にてご連絡の上、翌日にご返送ください。その際の郵送料、セキュリティーサービス料はお客様のご負担となります。
¥950,000
時代 : 江戸中期 国 : 武蔵 証書 : 財団法人日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 鑑定書 外装 : 白鞘入 刃長 : 1尺9寸 / 57.6cm(22.67inches) 反り : 5分6厘 / 1.7cm 目釘穴 : 1個 元幅・元重 : 39.2mm(棟を含む)・9.2mm 先幅・先重 : 32.9mm(棟を含む)・6.5mm Period : Mid. Edo 17~18c Country : Musashi Paper : NBTHK Tokubetsu Hozon Token Paper Fittings : Shirasaya Length : 57.6cm(22.67inches) Curve : 1.7cm Hole : 1 Bottom Width,Thickness : 39.2mm(Mune is included)・9.2mm Top Width,Thickness : 32.9mm(Mune is included)・6.5mm 武蔵太郎安国は慶安三年(1650)武州八王子下原に生まれ、初銘を広重と銘しました。その後、江戸に出て大村加卜の門人となり、武蔵太郎安国と改めました。貞享二年(1685)、水戸徳川家の命により水戸光圀公の佩刀を鍛え、享保六年(1721)八代将軍徳川吉宗公の命により、江戸浜御殿に於いて鍛刀しました。 本作は鎬造、庵棟、元幅39.2mm、重ね9.2mm、中切先延びる豪壮な体配で、地鉄は小板目詰み、刃文は直ぐ調に焼き出して、のたれに小のたれを主体として、上半に行くにつれ、特に差し表は互の目に尖り互の目、逆がかった足など入り、飛び焼きよく入り、皆焼風の刃になっています。帽子は直ぐに丸く返り、先沸つく出来です。豪壮な刀がお好きな方にお薦めの一振りです。
Certificate reading — 銘 武蔵太郎安国 真十五枚甲伏作



新刀 · 武蔵
現在13点販売中
下原派は武蔵国八王子の地に拠った刀工の一群で、室町末期に興り、以後江戸末期に至るまで作刀を続けた。古刀期の武蔵国を代表する鍛冶とされ、説示では周重・康重・照重・広重の四工を著名な工として挙げる。なかでも照重は康重・広重と並んで一派を代表する存在で、山本源二郎照重、山本与五郎康重のように山本姓を称した工も知られる。照重については銘鑑が初代を享禄、二代を永禄、三代を天正に充てており、永禄から天正の頃の作がもっとも時代の上がるものと鑑せられている。甲州の注文に応じて鍛えた薙刀も伝わり、地方を越えて求められた様子がうかがえる。 作風は末相州および村正一派の風に末関風を加味したものと説かれる。鍛えは板目に杢がしきりに交じって肌立ち、刃寄りが流れて綾杉風となり、渦を巻いたような肌があらわれる点に地がねの特色がある。刃文は湾れを基調に互の目が二つ三つ連れて尖り刃を交え、やや規則的に乱れて小沸がつき、砂流しのかかるものもある。帽子は乱れ込んで丸く返るものや先の尖って返るものがみられる。細かに肌立った杢目の地がねと、規則的に連れる互の目乱れにのたれを交えた刃文の組み合わせが、この一派を見分ける手がかりとなる。 鑑定にあたっては、肌立った地がねに綾杉風の流れと渦巻く肌があらわれること、互の目が規則的に連れて乱れる刃文の調子を要点とする。彫物では表に棒樋を掻き、倶利迦羅竜や不動、梵字を添えるものが多く、倶利迦羅竜の尾の巻き方に一派らしさが出るとされる。茎は栗尻に切鑢を施し、棟寄りに長銘を切るものが多い。室町末期の打刀や薙刀を代表する優品が重要刀剣に列せられており、照重の薙刀は両刃造という珍しい形状を伝える。武蔵国の在地鍛冶として実用に応えつつ、相州と関の風を併せ呑んだ独自の地刃を築いた点に、下原一派の位置づけがある。 詳しく見る →
江戸時代
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品到着後3日以内にお電話にてご連絡の上、翌日にご返送ください。その際の郵送料、セキュリティーサービス料はお客様のご負担となります。
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