菊花形 鉄磨地 地透毛彫 丸耳 赤坂派の初代・二代の忠正親子が江戸へ寛永頃移住し、尾張透の手法と京透の工法に工夫を加えて鐔を制作し、幕末頃まで栄えた。初・二・三代(古赤坂)は、鉄地の鍛が良好で造形は丸形、丸耳で厚手のものが多く、角丸風造りも見られる。四代目忠時の頃から鐔もやや薄くなり、精巧な造込となった。赤坂という呼称はこの一門の職人たちの居住地(現在の東京都港区の赤坂一帯)から用いられた。 赤坂忠時 通称太左衛門。赤坂4代初代忠時の門人。土佐山内家の抱え工作品からみて87歳までの長寿を確認できる。安永・天明頃。


鐔工 · 武蔵 · 1730-1816頃
赤坂忠重は、江戸時代中期に活躍した赤坂鐔工である。四代忠時の晩年に入門し、事実上の師は五代忠時とされる。赤坂鐔は、江戸時代初頭に京から江戸赤坂へ移住した一派であり、初代忠正、二代忠正、三代忠虎のいわゆる上三代には在銘作が確認されていない。元禄頃の四代忠時になって初めて在銘作が現れ、以後九代まで嫡流は忠時を名乗った。忠重は晩年まで作鐔を続け、「行年八十四才・忠重作」[[c:2]]銘が知られる長寿の刀工であり、四代から九代にわたる赤坂鐔工中屈指の上手と称賛されている。
忠重の作風は、赤坂鐔の特色である肉置きが中高となる造り込みを踏襲し、透かしの繊ぎが耳際で広くなって安定感があり、耳は丸耳となるのが通例である。鉄の鍛えは上々で、一種の艶がある錆色が冴える。画題には自然の風物や故事などを凝らした意匠を以て表したものが多く、尾形光琳の文様意匠を採り入れるなど進取の気性に富む。構図は斬新であり、肥後の勘四郎を手本としつつも、さらに新味を加えた独自の意匠を創出した。彫口はするどく、その技術の高さが窺える。
忠重の鐔は、大振りで堂々とした造り込みが特徴であり、ふっくらとした肉感がよく表されている。特に意匠に優れており、その出来栄えは出色のものとして評価が高い。晩年の作には、銘の書風から嫡男・忠好の代作代銘手と鑑せられるものもある。赤坂鐔の見どころの一つである構図の斬新さを体現し、同作中の代表作と称される大作も存在する。肥後鐔にも見られない独創的な意匠を示すなど、赤坂鐔の伝統に新たな境地を開いた刀工として位置づけられる。
忠重の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
鐔工 · Edo
時期区分: 赤坂· 1688–1860
現在79点販売中
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト商品発送後の返品・交換・キャンセルには、基本的に対応しておりません。商品に重大な瑕疵がある場合のみ、当サイトでご購入いただいた商品到着後3日以内であれば返品•交換が可能です。
菊花形 鉄磨地 地透毛彫 丸耳 赤坂派の初代・二代の忠正親子が江戸へ寛永頃移住し、尾張透の手法と京透の工法に工夫を加えて鐔を制作し、幕末頃まで栄えた。初・二・三代(古赤坂)は、鉄地の鍛が良好で造形は丸形、丸耳で厚手のものが多く、角丸風造りも見られる。四代目忠時の頃から鐔もやや薄くなり、精巧な造込となった。赤坂という呼称はこの一門の職人たちの居住地(現在の東京都港区の赤坂一帯)から用いられた。 赤坂忠時 通称太左衛門。赤坂4代初代忠時の門人。土佐山内家の抱え工作品からみて87歳までの長寿を確認できる。安永・天明頃。


鐔工 · 武蔵 · 1730-1816頃
赤坂忠重は、江戸時代中期に活躍した赤坂鐔工である。四代忠時の晩年に入門し、事実上の師は五代忠時とされる。赤坂鐔は、江戸時代初頭に京から江戸赤坂へ移住した一派であり、初代忠正、二代忠正、三代忠虎のいわゆる上三代には在銘作が確認されていない。元禄頃の四代忠時になって初めて在銘作が現れ、以後九代まで嫡流は忠時を名乗った。忠重は晩年まで作鐔を続け、「行年八十四才・忠重作」[[c:2]]銘が知られる長寿の刀工であり、四代から九代にわたる赤坂鐔工中屈指の上手と称賛されている。
忠重の作風は、赤坂鐔の特色である肉置きが中高となる造り込みを踏襲し、透かしの繊ぎが耳際で広くなって安定感があり、耳は丸耳となるのが通例である。鉄の鍛えは上々で、一種の艶がある錆色が冴える。画題には自然の風物や故事などを凝らした意匠を以て表したものが多く、尾形光琳の文様意匠を採り入れるなど進取の気性に富む。構図は斬新であり、肥後の勘四郎を手本としつつも、さらに新味を加えた独自の意匠を創出した。彫口はするどく、その技術の高さが窺える。
忠重の鐔は、大振りで堂々とした造り込みが特徴であり、ふっくらとした肉感がよく表されている。特に意匠に優れており、その出来栄えは出色のものとして評価が高い。晩年の作には、銘の書風から嫡男・忠好の代作代銘手と鑑せられるものもある。赤坂鐔の見どころの一つである構図の斬新さを体現し、同作中の代表作と称される大作も存在する。肥後鐔にも見られない独創的な意匠を示すなど、赤坂鐔の伝統に新たな境地を開いた刀工として位置づけられる。
忠重の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
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鐔工 · Edo
時期区分: 赤坂· 1688–1860
現在79点販売中
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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