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説明

管理番号:SWA-030121 鑑定書:日本美術刀剣保存協会 保存刀剣 国/時代:肥前(佐賀) 江戸時代(元禄頃・1688年〜) 長さ:40.5cm(一尺三寸三分) 反り:1.3cm 元幅:2.95cm 元重:0.68cm 先幅:2.56cm 先重:0.57cm 茎:生茎、切鑢目 目釘穴:1個 拵全長:約62cm 銃砲刀剣類登録証:群馬県 【備考】

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MarketAuctionsEncyclopedia
刀剣›肥前忠吉›忠吉›脇差[近江大掾藤原忠吉][日本美術刀剣保存協会 普及品 刀剣保存鑑定書]
脇差保存
忠吉

脇差[近江大掾藤原忠吉][日本美術刀剣保存協会 普及品 刀剣保存鑑定書]

在銘 · 寛永 · 長さ 40.5cm · 反り 1.3cm

売却済
忠吉 — 1 of 5
忠吉 — 2 of 5
忠吉 — 3 of 5
忠吉 — 4 of 5
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忠吉 — 1 of 5忠吉 — 2 of 5忠吉 — 3 of 5忠吉 — 4 of 5忠吉 — 5 of 5
法量・詳細
刀工
忠吉
種別
脇差
流派
Hizen Tadayoshi
活動期
寛永(Kanei)
国
肥前
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 40.5cm反り 1.3cm元幅 2.95cm先幅 2.56cm重ね 0.68cm
説明

管理番号:SWA-030121 鑑定書:日本美術刀剣保存協会 保存刀剣 国/時代:肥前(佐賀) 江戸時代(元禄頃・1688年〜) 長さ:40.5cm(一尺三寸三分) 反り:1.3cm 元幅:2.95cm 元重:0.68cm 先幅:2.56cm 先重:0.57cm 茎:生茎、切鑢目 目釘穴:1個 拵全長:約62cm 銃砲刀剣類登録証:群馬県 【備考】

作者について

忠吉

新刀 · 肥前 · 江戸

藤代 Jo-jo saku · 刀剣大鑑 上位21%

現在2点販売中

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土佐守忠吉は、いかなる刀工であるのか不明な部分が多く、諸説紛々として定かではない。一説に初代忠吉の弟ともまた弟子ともいい、或は一族・門人ともいうが、いずれも明らかではない。しかし初代忠吉とは非常に近い、密接な関係にあったことだけは間違いないようである。初代忠吉が寛永元年に武蔵大掾を受領して忠広と改めた際に忠吉銘を譲られ、後に土佐掾、さらには土佐守を受領したと伝える。寛永五年紀の作刀に任官銘がないことからして、受領はその後と思われる。後に長崎へ移住したとも伝えている。その半生を本家初代忠吉の協力者として終ったためか、現存する作刀は稀である。

作風は、小板目肌よくつみ、地沸微塵に厚くつき、地景細かに入る鍛えに、丁子に互の目・腰のひらいた互の目・矢筈風の刃などを交えた乱れ刃を焼き、足長く入り、僅かに葉を交え、匂深く、小沸よくつき、総体に砂流しがかかるものを基調とする。帽子は直ぐに小丸に返り、先掃きかける。彫物を伴う作もあり、旗鉾や真の倶利迦羅を見るものがある。また、のたれに互の目を交え、直江志津風の出来を呈するものも存する。

土佐守忠吉の作は現存稀ながら、地鉄がよくつんで精美な肌合を呈し、焼刃も多種の刃を交えて華やかに乱れ、小沸よくついて匂口明るい状を示すものは特筆される。地がねよくつみ、覇気ある乱れ刃で出来のよいものは会心の一口と称すべく、優れた出来映えを見せている。彫物を伴う作は、肥前刀の彫物を研究する上においても資料的に頗る貴重である。

歴史的重要度

忠吉の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定の実績
指定3口
重要刀剣
3
忠吉の作 2点が現在販売中→
忠吉 — 詳細新刀派
流派について

肥前忠吉

新刀 · 肥前

現在115点販売中

›

肥前忠吉派は、肥前佐賀の城下を中心に興った新刀期の一流であり、その祖は橋本新左衛門と称した初代忠吉である。資料によれば、初代は鍋島家の抱え工として、慶長元年に藩命により彫工宗長とともに上洛して京の埋忠明寿の門に入り、忠吉は鍛刀を、宗長は彫技を学んだという。同三年に帰国して佐賀城下に住し、鍋島藩の庇護のもとに一門は大いに栄えた。年紀は慶長五年に始まり、元和十年には再び上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠吉から忠広に、氏を源から藤原に改めている。この改名は同一の手の変遷であって別人ではない。初代の嫡子たる二代近江大掾忠広は六十有余年に及ぶ作刀生活を送って肥前最多作の工となり、本家の忠吉銘は土佐守家を経て三代陸奥守忠吉へと返上襲名されて、上三代の本流を成した。これと並んで、初代の門人や身内から、播磨大掾忠国の系、河内大掾正広に発する正広の系、出羽守行広の系といった分家、すなわち傍肥前と汎称される諸工が興り、代を重ねて佐賀の工房は確立された。 一門の共通する作風は、まずその地鉄に表れる。よく約んだ小板目を緻密に鍛え、地沸が微塵に厚く均しくつき、地景が細かに頻りに入って、かね明るく冴える。資料はこれを肥前特有の米糠肌と名指し、他派の出さない細かく明るい肌であるとする。この精良な地の上に、本家の本領たる中直刃を焼く。浅くのたれごころを帯び、処々に小互の目を交え、小足・葉が入り、匂深く小沸が細かについて締まり明るく、帽子は直ぐに小丸へ静かに返る。本来狙った来一門の直刃に対しては、匂口がより締まって明るく、鍛えに覇気がある点で分かれると説く。一方、初代の初期作には直江志津・古作大和物・来一門・鎌倉名工を狙った多様な写し物があり、掃きかけの帽子など本家の通則の例外も見える。代や系統による差異も資料の支持する範囲で明らかである。二代忠広と三代忠吉は本家本領の静かな直刃を継ぎ、なかでも三代は祖父初代を想わせる強く精美な鍛えを身上とする。これに対し傍肥前の諸工は華やかな乱れ刃を好み、正広は丁子を主調とした乱れに互の目を交え、行広は竪長の足長丁子乱れを焼き、忠国は一門の中で最も砂流しが目立つ足長丁子をあらわした。本家が直刃で読まれるのに対し、傍系はその精良な地を覇気ある乱刃へ運んだのである。 肥前刀の鑑定の勘所は、何よりこの米糠肌にある。明るく冴えた小糠肌の上に締まった直刃を焼くという組合せこそ、収集家が肥前刀を求める核心であり、地鉄と刃文が相俟って同派同定の眼目を成す。さらに銘振りもまた鑑定の一部をなし、本家は刀に指裏すなわち太刀銘に切るのを常とし、五字銘・住人銘・受領銘の別が時期を語る。主要刀工の格は資料の伝える通りで、初代忠吉は藤代の極めで最上作、二代忠広・三代忠吉や正広・行広は上々作ないし上作に位置づけられる。代表作には鍋島家伝来の作が多く、来歴には尾張徳川家・佐竹家・皇室などの名が録され、初代の一口には師明寿の添銘が遺り、忠国・正広の作には山野加右衛門ら截断銘を金象嵌に帯びるものがあって、手のみならず刃味の証となる。指定を受けた作の多くは旧蔵家や公の収蔵に永く蔵されて市に現れることは少なく、傍系の作も折にふれて世に出るにとどまる。されば在銘の肥前忠吉は手の届かぬものではないが、祖その人の作や、最も精美な米糠肌に直刃を焼いた一口が現れることは時折のことであり、現れれば肥前刀の一里塚というべきものである。

27名の刀工指定510口
主要刀工
刀工時代指定
忠吉1596-1632124
忠吉1662-168159
忠廣1624-1693170
正廣1624-165532
忠國1648-165232
肥前忠吉流派を見る →
NBTHK鑑定書
Hozon Tōken保存刀剣
Sword Worthy of Preservation
›

銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。

NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

NBTHK公式サイト→
販売店
銀
銀座誠友堂
創業 2008年 · 業歴18年
🇯🇵日本から発送
›
✓認証販売店world-seiyudo.com
✓海外発送可✓英語対応銀行振込PayPalクレジットカード
返品ポリシー

No cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).

銀座誠友堂の出品一覧を見る→販売店サイトでこの商品を見る→

忠吉の他の作

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葵美術
特別保存
Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - AS23288 刀:肥前国住陸奥守忠吉(特別保存刀剣)Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - AS23288 刀:肥前国住陸奥守忠吉(特別保存刀剣)

刀

作忠吉
69.4cm·江戸
開始価格¥2,500,000
Nihonto Australia
特別保存
Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 重要刀剣 所載 土佐守忠吉 稀少な名刀Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 重要刀剣 所載 土佐守忠吉 稀少な名刀

刀

作忠吉
78.2cm·新刀
お問い合わせ

忠吉の売約済み

銀座誠友堂
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - Wakizashi [Musashi-daijo Fujiwara Tadahiro(Saijo-O-wazamono)][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon TokenWakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - Wakizashi [Musashi-daijo Fujiwara Tadahiro(Saijo-O-wazamono)][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
売切れ

脇差

作忠吉
40.6cm·Kanei (1624-1644)
売却済
十拳
保存
Katana - Hozon - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 刀/無銘 長船義光Katana - Hozon - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 刀/無銘 長船義光
売切れ

刀

作忠吉
66.6cm·新刀
売却済
兵左衛門百観音堂
特別保存
Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 肥前國住陸奥守忠吉(金象嵌)もみぢかりKatana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 肥前國住陸奥守忠吉(金象嵌)もみぢかり
売切れ

刀

作忠吉
71.8cm·江戸
売却済
銀座誠友堂
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 脇差[近江大掾藤原忠広・肥前国陸奥守忠吉][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 脇差[近江大掾藤原忠広・肥前国陸奥守忠吉][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣
売切れ

脇差

作忠吉
54.2cm·Kanei (1624-1644)
売却済

肥前忠吉派の作

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サムライ商会
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 肥前国住近江大掾藤原忠広(新刀上作)Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 肥前国住近江大掾藤原忠広(新刀上作)

刀

作忠廣
67.8cm·Kanei (1624-1644)
¥1,050,000
丸英刀剣
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 脇指 肥前国住人忠吉作Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 脇指 肥前国住人忠吉作

脇差

作忠吉
51.4cm·Keicho (1596-1615)
¥1,650,000
葵美術
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 脇差:肥前国河内守藤原正広 裁断銘「寛文六年八月廿二日 二ツ胴切落 山野加右衛門永久(花押)」(NBTHK 特別保存刀剣)Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 脇差:肥前国河内守藤原正広 裁断銘「寛文六年八月廿二日 二ツ胴切落 山野加右衛門永久(花押)」(NBTHK 特別保存刀剣)

脇差

作正廣
50.4cm·Manji (1658-1661)
開始価格¥3,000,000
宝刀堂
重要
Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀

刀

作忠廣
73.8cm·Kanei (1624-1644)
お問い合わせ
Tozando
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 真剣 刀 肥前国忠広(初代)新刀 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付 | 東山堂Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 真剣 刀 肥前国忠広(初代)新刀 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付 | 東山堂

刀

作忠廣
76.6cm·Kanei (1624-1644)
¥3,800,000
丸英刀剣
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi School - 脇指 武蔵大掾藤原忠広Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi School - 脇指 武蔵大掾藤原忠広

脇差

作肥前忠吉派
37.4cm·新刀
¥1,600,000
Swords of Japan
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 河内守正広 脇差Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 河内守正広 脇差

脇差

作正廣
Manji (1658-1661)
¥3,950
葵美術
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

刀

作忠廣
66.97cm·新刀
¥1,100,000

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫

鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

リソース

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  • 刀工一覧
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管理番号:SWA-030121 鑑定書:日本美術刀剣保存協会 保存刀剣 国/時代:肥前(佐賀) 江戸時代(元禄頃・1688年〜) 長さ:40.5cm(一尺三寸三分) 反り:1.3cm 元幅:2.95cm 元重:0.68cm 先幅:2.56cm 先重:0.57cm 茎:生茎、切鑢目 目釘穴:1個 拵全長:約62cm 銃砲刀剣類登録証:群馬県 【備考】

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刀剣›肥前忠吉›忠吉›脇差[近江大掾藤原忠吉][日本美術刀剣保存協会 普及品 刀剣保存鑑定書]
脇差保存
忠吉

脇差[近江大掾藤原忠吉][日本美術刀剣保存協会 普及品 刀剣保存鑑定書]

在銘 · 寛永 · 長さ 40.5cm · 反り 1.3cm

売却済
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忠吉 — 1 of 5忠吉 — 2 of 5忠吉 — 3 of 5忠吉 — 4 of 5忠吉 — 5 of 5
法量・詳細
刀工
忠吉
種別
脇差
流派
Hizen Tadayoshi
活動期
寛永(Kanei)
国
肥前
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 40.5cm反り 1.3cm元幅 2.95cm先幅 2.56cm重ね 0.68cm
説明

管理番号:SWA-030121 鑑定書:日本美術刀剣保存協会 保存刀剣 国/時代:肥前(佐賀) 江戸時代(元禄頃・1688年〜) 長さ:40.5cm(一尺三寸三分) 反り:1.3cm 元幅:2.95cm 元重:0.68cm 先幅:2.56cm 先重:0.57cm 茎:生茎、切鑢目 目釘穴:1個 拵全長:約62cm 銃砲刀剣類登録証:群馬県 【備考】

作者について

忠吉

新刀 · 肥前 · 江戸

藤代 Jo-jo saku · 刀剣大鑑 上位21%

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土佐守忠吉は、いかなる刀工であるのか不明な部分が多く、諸説紛々として定かではない。一説に初代忠吉の弟ともまた弟子ともいい、或は一族・門人ともいうが、いずれも明らかではない。しかし初代忠吉とは非常に近い、密接な関係にあったことだけは間違いないようである。初代忠吉が寛永元年に武蔵大掾を受領して忠広と改めた際に忠吉銘を譲られ、後に土佐掾、さらには土佐守を受領したと伝える。寛永五年紀の作刀に任官銘がないことからして、受領はその後と思われる。後に長崎へ移住したとも伝えている。その半生を本家初代忠吉の協力者として終ったためか、現存する作刀は稀である。

作風は、小板目肌よくつみ、地沸微塵に厚くつき、地景細かに入る鍛えに、丁子に互の目・腰のひらいた互の目・矢筈風の刃などを交えた乱れ刃を焼き、足長く入り、僅かに葉を交え、匂深く、小沸よくつき、総体に砂流しがかかるものを基調とする。帽子は直ぐに小丸に返り、先掃きかける。彫物を伴う作もあり、旗鉾や真の倶利迦羅を見るものがある。また、のたれに互の目を交え、直江志津風の出来を呈するものも存する。

土佐守忠吉の作は現存稀ながら、地鉄がよくつんで精美な肌合を呈し、焼刃も多種の刃を交えて華やかに乱れ、小沸よくついて匂口明るい状を示すものは特筆される。地がねよくつみ、覇気ある乱れ刃で出来のよいものは会心の一口と称すべく、優れた出来映えを見せている。彫物を伴う作は、肥前刀の彫物を研究する上においても資料的に頗る貴重である。

歴史的重要度

忠吉の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
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屈指
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指定3口
重要刀剣
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肥前忠吉

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肥前忠吉派は、肥前佐賀の城下を中心に興った新刀期の一流であり、その祖は橋本新左衛門と称した初代忠吉である。資料によれば、初代は鍋島家の抱え工として、慶長元年に藩命により彫工宗長とともに上洛して京の埋忠明寿の門に入り、忠吉は鍛刀を、宗長は彫技を学んだという。同三年に帰国して佐賀城下に住し、鍋島藩の庇護のもとに一門は大いに栄えた。年紀は慶長五年に始まり、元和十年には再び上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠吉から忠広に、氏を源から藤原に改めている。この改名は同一の手の変遷であって別人ではない。初代の嫡子たる二代近江大掾忠広は六十有余年に及ぶ作刀生活を送って肥前最多作の工となり、本家の忠吉銘は土佐守家を経て三代陸奥守忠吉へと返上襲名されて、上三代の本流を成した。これと並んで、初代の門人や身内から、播磨大掾忠国の系、河内大掾正広に発する正広の系、出羽守行広の系といった分家、すなわち傍肥前と汎称される諸工が興り、代を重ねて佐賀の工房は確立された。 一門の共通する作風は、まずその地鉄に表れる。よく約んだ小板目を緻密に鍛え、地沸が微塵に厚く均しくつき、地景が細かに頻りに入って、かね明るく冴える。資料はこれを肥前特有の米糠肌と名指し、他派の出さない細かく明るい肌であるとする。この精良な地の上に、本家の本領たる中直刃を焼く。浅くのたれごころを帯び、処々に小互の目を交え、小足・葉が入り、匂深く小沸が細かについて締まり明るく、帽子は直ぐに小丸へ静かに返る。本来狙った来一門の直刃に対しては、匂口がより締まって明るく、鍛えに覇気がある点で分かれると説く。一方、初代の初期作には直江志津・古作大和物・来一門・鎌倉名工を狙った多様な写し物があり、掃きかけの帽子など本家の通則の例外も見える。代や系統による差異も資料の支持する範囲で明らかである。二代忠広と三代忠吉は本家本領の静かな直刃を継ぎ、なかでも三代は祖父初代を想わせる強く精美な鍛えを身上とする。これに対し傍肥前の諸工は華やかな乱れ刃を好み、正広は丁子を主調とした乱れに互の目を交え、行広は竪長の足長丁子乱れを焼き、忠国は一門の中で最も砂流しが目立つ足長丁子をあらわした。本家が直刃で読まれるのに対し、傍系はその精良な地を覇気ある乱刃へ運んだのである。 肥前刀の鑑定の勘所は、何よりこの米糠肌にある。明るく冴えた小糠肌の上に締まった直刃を焼くという組合せこそ、収集家が肥前刀を求める核心であり、地鉄と刃文が相俟って同派同定の眼目を成す。さらに銘振りもまた鑑定の一部をなし、本家は刀に指裏すなわち太刀銘に切るのを常とし、五字銘・住人銘・受領銘の別が時期を語る。主要刀工の格は資料の伝える通りで、初代忠吉は藤代の極めで最上作、二代忠広・三代忠吉や正広・行広は上々作ないし上作に位置づけられる。代表作には鍋島家伝来の作が多く、来歴には尾張徳川家・佐竹家・皇室などの名が録され、初代の一口には師明寿の添銘が遺り、忠国・正広の作には山野加右衛門ら截断銘を金象嵌に帯びるものがあって、手のみならず刃味の証となる。指定を受けた作の多くは旧蔵家や公の収蔵に永く蔵されて市に現れることは少なく、傍系の作も折にふれて世に出るにとどまる。されば在銘の肥前忠吉は手の届かぬものではないが、祖その人の作や、最も精美な米糠肌に直刃を焼いた一口が現れることは時折のことであり、現れれば肥前刀の一里塚というべきものである。

27名の刀工指定510口
主要刀工
刀工時代指定
忠吉1596-1632124
忠吉1662-168159
忠廣1624-1693170
正廣1624-165532
忠國1648-165232
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銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。

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特別保存
Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - AS23288 刀:肥前国住陸奥守忠吉(特別保存刀剣)Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - AS23288 刀:肥前国住陸奥守忠吉(特別保存刀剣)

刀

作忠吉
69.4cm·江戸
開始価格¥2,500,000
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Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 重要刀剣 所載 土佐守忠吉 稀少な名刀Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 重要刀剣 所載 土佐守忠吉 稀少な名刀

刀

作忠吉
78.2cm·新刀
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特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - Wakizashi [Musashi-daijo Fujiwara Tadahiro(Saijo-O-wazamono)][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon TokenWakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - Wakizashi [Musashi-daijo Fujiwara Tadahiro(Saijo-O-wazamono)][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
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作忠吉
40.6cm·Kanei (1624-1644)
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Katana - Hozon - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 刀/無銘 長船義光Katana - Hozon - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 刀/無銘 長船義光
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作忠吉
66.6cm·新刀
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Katana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 肥前國住陸奥守忠吉(金象嵌)もみぢかりKatana - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 肥前國住陸奥守忠吉(金象嵌)もみぢかり
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作忠吉
71.8cm·江戸
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銀座誠友堂
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 脇差[近江大掾藤原忠広・肥前国陸奥守忠吉][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Tosa no Kami Tadayoshi - 脇差[近江大掾藤原忠広・肥前国陸奥守忠吉][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣
売切れ

脇差

作忠吉
54.2cm·Kanei (1624-1644)
売却済

肥前忠吉派の作

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サムライ商会
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 肥前国住近江大掾藤原忠広(新刀上作)Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀 肥前国住近江大掾藤原忠広(新刀上作)

刀

作忠廣
67.8cm·Kanei (1624-1644)
¥1,050,000
丸英刀剣
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 脇指 肥前国住人忠吉作Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi - 脇指 肥前国住人忠吉作

脇差

作忠吉
51.4cm·Keicho (1596-1615)
¥1,650,000
葵美術
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 脇差:肥前国河内守藤原正広 裁断銘「寛文六年八月廿二日 二ツ胴切落 山野加右衛門永久(花押)」(NBTHK 特別保存刀剣)Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 脇差:肥前国河内守藤原正広 裁断銘「寛文六年八月廿二日 二ツ胴切落 山野加右衛門永久(花押)」(NBTHK 特別保存刀剣)

脇差

作正廣
50.4cm·Manji (1658-1661)
開始価格¥3,000,000
宝刀堂
重要
Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀Katana - Jūyō - by Hizen Tadahiro - 肥前国住近江大掾藤原忠広 刀

刀

作忠廣
73.8cm·Kanei (1624-1644)
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Tozando
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 真剣 刀 肥前国忠広(初代)新刀 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付 | 東山堂Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 真剣 刀 肥前国忠広(初代)新刀 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付 | 東山堂

刀

作忠廣
76.6cm·Kanei (1624-1644)
¥3,800,000
丸英刀剣
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi School - 脇指 武蔵大掾藤原忠広Wakizashi - Tokuho - by Hizen Tadayoshi School - 脇指 武蔵大掾藤原忠広

脇差

作肥前忠吉派
37.4cm·新刀
¥1,600,000
Swords of Japan
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 河内守正広 脇差Wakizashi - Tokuho - by Tadayoshi Masahiro - 河内守正広 脇差

脇差

作正廣
Manji (1658-1661)
¥3,950
葵美術
特別保存
Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Katana - Tokuho - by Hizen Tadahiro - 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

刀

作忠廣
66.97cm·新刀
¥1,100,000

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