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特別保存刀剣鑑定書附 和泉守藤原国貞 刀 【解説】 和泉守国貞(初代・二代) 本作は、江戸時代初期の摂津国(現在の大阪府)で活躍した和泉守藤原国貞の銘がある一振りです。「国貞」の名は二代にわたって受け継がれており、本作の鑑定書においては代別の指定はなされておりません。 初代国貞は、名を井上良弘といい、天正17年(1589年)に日向国(現在の宮崎県)で生まれました。後に京へ上り、新刀初期の巨匠である堀川国広の門下となります。また、兄弟子である越後守国儔からも作刀技術を学びました。元和6年(1620年)、師である国広の没後に大阪へ移り、独立した刀工として歩み始めます。 初代国貞は、故郷である飫肥藩(宮崎県)の三代目藩主・伊東祐久公から厚い信頼を寄せられており、その尽力もあって元和9年(1623年)に「和泉守」を受領しました。当時の大阪は商業の中心地として栄えており、上層武士たちの需要に応えるべく多くの名工が集まりましたが、初代国貞はその「大阪新刀」の隆盛を築き上げた最も影響力のある一人として知られています。 二代国貞は、後に「井上真改」と名乗ったことで広く知られる名工です。寛永から天和年間(1640年代〜1680年代)にかけて活躍し、大阪新刀の最高峰と目されています。 真改は寛永7年(1630年)、初代国貞の次男として生まれました。若年期は父と同じく「国貞」を名乗り、後に「井上真改」と改銘したことから、現在では初代を「親国貞」、二代を「真改国貞」と呼び区別しています。承応元年(1652年)には、その優れた技量により朝廷より「和泉守」を拝領しました。 慶安年間(1648年〜1652年)頃、真改は父の「代作」を頻繁に行っていたことが知られています。代作とは、師匠の許可を得て弟子や子が師の銘を切り、あるいは師に代わって作刀することを指し、これは真改の技量が父に高く認められていた証でもあります。万治4年(1661年)には、皇室の紋章である「菊紋」を切ることを許され、銘を「井上和泉守国貞」と改めました。 その後、寛文12年(1672年)以降に、銘を「井上真改」へと改めています。 真改は、洗練された技術と非の打ち所のない工作、そして気品ある刃文によって大阪新刀の評価を不動のものとしました。その作品は極めて高い切れ味と強靭さを誇り、格付けにおいても「大業物」に列せられています。 彼は多くの有能な門弟を育成し、江戸初期における刀剣制作の中心地としての大阪の地位を確固たるものにしました。天和2年(1682年)、63歳で没しましたが、その功績は日本刀の歴史における屈指の名工として今なお語り継がれています。 大阪新刀 国貞の手による刀は「大阪新刀」に分類されます。新刀とは慶長から天明年間(1596年〜1781年)に打たれた刀を指し、その中でも大阪の地で制作されたものは大阪新刀と呼ばれます。豊臣秀吉による統治以降、大阪には多くの名工が集まり、華やかな文化を背景に数々の名刀が生まれました。

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MarketAuctionsEncyclopedia
刀剣›大坂新刀›真改›日本刀 刀 銘 和泉守藤原国貞 NBTHK特別保存刀剣鑑定書付
刀特別保存
真改

日本刀 刀 銘 和泉守藤原国貞 NBTHK特別保存刀剣鑑定書付

在銘 · Osaka Shinto · 江戸 · 長さ 70.9cm · 反り 1.2cm

売却済
真改 — 1 of 25
真改 — 2 of 25
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真改 — 1 of 25真改 — 2 of 25真改 — 3 of 25真改 — 4 of 25真改 — 5 of 25真改 — 6 of 25真改 — 7 of 25真改 — 8 of 25真改 — 9 of 25真改 — 10 of 25真改 — 11 of 25真改 — 12 of 25真改 — 13 of 25真改 — 14 of 25真改 — 15 of 25真改 — 16 of 25真改 — 17 of 25真改 — 18 of 25真改 — 19 of 25真改 — 20 of 25真改 — 21 of 25真改 — 22 of 25真改 — 23 of 25真改 — 24 of 25真改 — 25 of 25
法量・詳細
刀工
真改
種別
刀
流派
Osaka Shinto
活動期
1649–1682年頃(Enpo)
国
摂津
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 70.9cm反り 1.2cm
説明

特別保存刀剣鑑定書附 和泉守藤原国貞 刀 【解説】 和泉守国貞(初代・二代) 本作は、江戸時代初期の摂津国(現在の大阪府)で活躍した和泉守藤原国貞の銘がある一振りです。「国貞」の名は二代にわたって受け継がれており、本作の鑑定書においては代別の指定はなされておりません。 初代国貞は、名を井上良弘といい、天正17年(1589年)に日向国(現在の宮崎県)で生まれました。後に京へ上り、新刀初期の巨匠である堀川国広の門下となります。また、兄弟子である越後守国儔からも作刀技術を学びました。元和6年(1620年)、師である国広の没後に大阪へ移り、独立した刀工として歩み始めます。 初代国貞は、故郷である飫肥藩(宮崎県)の三代目藩主・伊東祐久公から厚い信頼を寄せられており、その尽力もあって元和9年(1623年)に「和泉守」を受領しました。当時の大阪は商業の中心地として栄えており、上層武士たちの需要に応えるべく多くの名工が集まりましたが、初代国貞はその「大阪新刀」の隆盛を築き上げた最も影響力のある一人として知られています。 二代国貞は、後に「井上真改」と名乗ったことで広く知られる名工です。寛永から天和年間(1640年代〜1680年代)にかけて活躍し、大阪新刀の最高峰と目されています。 真改は寛永7年(1630年)、初代国貞の次男として生まれました。若年期は父と同じく「国貞」を名乗り、後に「井上真改」と改銘したことから、現在では初代を「親国貞」、二代を「真改国貞」と呼び区別しています。承応元年(1652年)には、その優れた技量により朝廷より「和泉守」を拝領しました。 慶安年間(1648年〜1652年)頃、真改は父の「代作」を頻繁に行っていたことが知られています。代作とは、師匠の許可を得て弟子や子が師の銘を切り、あるいは師に代わって作刀することを指し、これは真改の技量が父に高く認められていた証でもあります。万治4年(1661年)には、皇室の紋章である「菊紋」を切ることを許され、銘を「井上和泉守国貞」と改めました。 その後、寛文12年(1672年)以降に、銘を「井上真改」へと改めています。 真改は、洗練された技術と非の打ち所のない工作、そして気品ある刃文によって大阪新刀の評価を不動のものとしました。その作品は極めて高い切れ味と強靭さを誇り、格付けにおいても「大業物」に列せられています。 彼は多くの有能な門弟を育成し、江戸初期における刀剣制作の中心地としての大阪の地位を確固たるものにしました。天和2年(1682年)、63歳で没しましたが、その功績は日本刀の歴史における屈指の名工として今なお語り継がれています。 大阪新刀 国貞の手による刀は「大阪新刀」に分類されます。新刀とは慶長から天明年間(1596年〜1781年)に打たれた刀を指し、その中でも大阪の地で制作されたものは大阪新刀と呼ばれます。豊臣秀吉による統治以降、大阪には多くの名工が集まり、華やかな文化を背景に数々の名刀が生まれました。

作者について

真改

Osaka Shinto (Inoue Shinkai) · 摂津 · 1649-1682頃

刀剣大鑑 上位3%

現在12点販売中

›

井上真改は初代和泉守国貞、説明のいう親国貞の次男である。親国貞は堀川の流れを大坂に下して同地に一家を興した工で、子は通称を八郎兵衛といい、父の晩年その代作代銘に任じ、家督を相続して二代目を継ぎ、初め父同様に和泉守国貞と銘した。万治四年頃に朝廷より茎に菊紋をきることを許され、寛文十二年八月以降、真改と改めている。天和二年十一月急逝したという。説明はその鍛刀を父にまさるとし、大坂正宗の称を与える。継いだ初代とは精しく分かたれ、父が藤原姓を切ったのに対し、子は井上を冠して藤原を用いず、改名前の和泉守国貞銘の作を収集家は真改国貞とまとめる。

説明が繰り返し立ち返る手は直刃である。よくつんだ小板目肌の上に、中直刃が浅くのたれごころをおび、処々僅かに互の目を交え、匂は一際深く、小沸が厚くよくつき、刃中に金筋がさかんに入り砂流しがかかる。その結果を、説明は匂口明るく冴え、地刃ともに明るく冴えると記す。鑑者が特に挙げるのは沸の深さと地鉄の明るさで、ある刀を、真改が最も得意としたよくつんだ精美な地鉄、最も優品のある直刃仕立に沸匂が極めて深く金筋を入れた刃文と評する。説明の描くところは、まさにこの抑えた沸深き直刃であって、華やかな乱れ刃ではない。

その判断の礎は地鉄にある。鍛えは小板目がよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、処々荒めの地沸をむらに交え、地景が細かにさかんに入り、かね冴える、いわゆる緻密で潤いある大坂地鉄である。刃は直ぐに焼き出してその上に浅いのたれをなし、足・葉入り、匂深く、物打辺に淡く棟焼を交え、帽子は直ぐに小丸となって先を掃きかける。説明はこの作域の意味を明言する。彼の作のうち、かくのごとき沸深く冴えるものこそ、「沸出来の作品の美しさを最もよくあらわしている」[[c:1]]と。彼は説明のいう沸の名手である。

編年は銘そのものから読まれ、銘が時の標識となる。改名前の銘は段階を追う。はじめ和泉守国貞と銘し、万治四年頃に朝廷より菊紋を賜わってのちは同じ名に井上を冠して井上和泉守国貞と銘するので、改名前の作すでに菊紋と年紀を伴う。説明は「始め和泉守国貞、井上和泉守国貞とも銘し」[[c:2]]と記す。寛文十二年八月以後は名を真改と改め、井上真改の四字を指表棟寄りに大振りに切り、裏に菊紋と草書の年紀を伴う。寛文十年紀の重要刀剣はなお井上和泉守国貞の長銘を切り、真改銘で延宝年間に年紀のある作の大半が本領に属する。その本領のうちに、説明は一つの作域を特記する。郷写し、すなわち最も尊んだ相州の名工郷義弘への意図的な写しである。これらは地刃の沸が常にも増して強く、匂が一段と深く、刃は処々角ばる大のたれに大互の目を交え、帽子は焼深く一枚風となって長く掃きかける。説明はある一口を「彼が最も得意とした郷写し」[[c:3]]と名指し、「大磨上げ無銘の郷の刀の本歌があり、それを真改が写した」[[c:7]]と読む。沸の妙味は彼の独壇場であり、真改の本領が余すところ無く表れる作はここにある。なお改名後は和泉守の受領名を切らないとされ、和泉守真改と銘した刀は長く保留されてきたが、研究は改名直後の貴重な一振と判じた。

説明は彼を、もう一人と並べて一門の頂に据える。大坂新刀の工のうち、「大阪新刀の中の両大関は助広と真改であり、前者は匂、後者は小沸に特に見事なものがある」[[c:8]]と記す。その手本は称とは異なり正宗ならず、郷義弘にとられ、最も彼らしい作は沸深き直刃と郷写しである。盟友との分かれ目は刃文にある。津田助広が波濤の濤瀾刃を創始したのに対し、真改はそれを一切焼かず、説明が両工を並べるときは対比して、真改の明るい直刃と浅いのたれを助広の濤瀾に対置する。その匂深き沸出来の作は、説明のいうとおり助広の濤瀾乱れとともに後世の刀鍛冶に大きな影響を及ぼしている。

当代の工中の最上作で、その名を負う指定は重い。重要文化財一口、特別重要刀剣四口に重要刀剣六十七口、特別重要・重要の級を併せて七十一口、指定を受けた作は七十七口を数える。国宝はない。その記録は終始在銘で、謎ではなく裏付けある手であり、公の指定作七十七口は銘を負う。録された来歴は近代の名だたる蔵家を経る。延宝三年紀の刀は明治・大正の目利の愛刀家として聞えた谷干城将軍の旧蔵であり、ほかに伊藤与三郎・住吉朝太郎・大友常太郎・兵庫の伊藤文一・青山家の手を経た作があり、ある郷写しを説明は「重要文化財に指定されているものに次ぐ」[[c:6]]と評する。私の蒐集家が現実に出会いうるのは特別重要・重要の作で、所在の知られるものが相応に遺るが、市に現れることは稀で、延宝本領の在銘年紀菊紋の真改は、現れれば一頭地を抜く出来事である。

歴史的重要度

真改の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

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指定の実績
指定79口
重要文化財
1
重要美術品
5
特別重要刀剣
4
重要刀剣
69
真改の作 12点が現在販売中→
真改 — 詳細Osaka Shinto (Inoue Shinkai)派

年紀作

在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代

活動期間
1649–1682
指定品78点のうち68点に年紀あり
1640
1650
1660
1670
1680
1690
流派について

大坂新刀

新刀 · 摂津

現在73点販売中

›

大坂新刀は、商都大坂を本拠として江戸前期から中期にかけて興隆した摂津の一門である。その草創は京の堀川一門にあり、堀川国広の門に学んだ和泉守国貞、親国貞こと国貞と河内守国助とが、慶長十九年に師の没した後そろって大坂へ下り、この地に鍛刀の家を興した。国助は伝に伊勢国の出にして石堂の流れを汲み、堀川より受け継いだ枯れた肌合とともに、古備前を慕う石堂の丁子をこの地にもたらした。そこへ大和文殊系の包保・包道に承けた越後守包貞が摂州に居を構え、肥後菊池より出て井上真改の門を叩いた貞則のごとき遊歴の工も加わって、堀川と石堂と文殊の脈が大坂の地で一つの作域に結ばれていった。やがて親国貞の子真改、津田越前守助広、一竿子忠綱らがあらわれ、寛文・延宝・元禄の頃にこの一門は最も華やぐ。 一門の作風は、まず明るく冴える大坂鍛えに標識を持つ。鍛えはよくつんだ無地風の小板目で、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かにさかんに入り、鉄色は明るく潤う。その地の上に、刃区を直ぐに焼き出し、その上から己の刃文を起こすのが一門に通じる約束で、収集家のいう大坂焼出しである。匂口は終始深く明るく冴え、刃縁は締まる。この共通の文法の上に、各工はおのおのの差を置く。井上真改は華やかな乱れを焼かず、よくつんだ精美な地に浅いのたれを帯びた沸深き直刃を本領とし、相州の郷義弘への意図的な写しにその沸の妙味を尽くして、大坂正宗と称された。津田助広は波濤のごとくうねる濤瀾刃を創始し、真改の小沸の直刃と並んで両大関と仰がれる。一竿子忠綱は揃った長足の丁子に簾刃の濤瀾を交え、何にもまして真の倶利迦羅や鯉の滝上りを刻んだ一竿子彫をもって分かたれる。河内守国助の家は丁子の旗頭で、二代中河内は握り拳の頭を戴く拳形丁子を創始して新刀一文字と賞され、その弟肥後守国康や四男国輝もこの石堂の丁子と津田風の濤瀾を担った。越後守包貞は助広に倣う濤瀾に片山乱れと文珠の砂流しを通わせ、貞則は師真改の沸深き直刃をよく継いだ。共通するのは明るい匂口と直ぐの焼出し、異なるのは真改の沈める沸、助広の濤瀾、国助一門の丁子という、地の上に置かれた手の差である。 収集家が大坂新刀を求める理由は、鑑定の勘所が明快で、主要工の格が高いことにある。明るく冴える大坂鍛えと、刃を起こす直ぐの焼出しという二つの見どころは、地と刃のいずれにも紛れなく現れて工と作域を定める手懸りとなり、真改の沸深き郷写し、忠綱の一竿子彫、中河内の拳形丁子といった各工独自の標識が、そこに重なって名を分かつ。一門の作はおおむね在銘年紀で、銘そのものが時の標識となるため、由緒の確かさをもって賞翫される。真改や助広や忠綱の最上手は市に現れることが稀で、現れれば一頭地を抜く出来事となるが、包貞・国助・国康・国輝のごとき名手の在銘作は、辛抱をもって相応に相見え、大坂新刀へ分け入る手近な入口を提供する。来歴の知られる作は谷干城や山内家、皇室の蔵を経て近代に伝わり、美術刀剣としての魅力は、真改の沸と助広の濤瀾が後世の刀鍛冶に及ぼした影響とともに、商都大坂が新刀期に成し遂げた一個の到達を今に伝える。

17名の刀工指定255口
主要刀工
刀工時代指定
真改1649-168279
忠綱1673-171753
包貞1673-168278
包貞1648-165210
國助1658-166310
大坂新刀流派を見る →
NBTHK鑑定書
Tokubetsu Hozon Tōken特別保存刀剣
Sword Especially Worthy of Preservation
›

保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。

NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

NBTHK公式サイト→
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真改の他の作

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刀剣小町
特別保存
Katana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 刀 白鞘入りKatana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 刀 白鞘入り

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作真改
66.35cm·新刀
¥1,200,000
飯田高遠堂
特別保存
Katana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 刀剣Katana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 刀剣

刀

作真改
70.8cm·新刀
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山城屋
特別保存
Katana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 【脇指】 井上真改 / (菊紋) 寛文十三年八月日(特別保存刀剣)Katana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 【脇指】 井上真改 / (菊紋) 寛文十三年八月日(特別保存刀剣)

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71.4cm·Enpo (1673-1681)
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作真改
69.5cm·Enpo (1673-1681)
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Giuseppe Piva
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作真改
54.3cm·Enpo (1673-1681)
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Katana - Tokubetsu Kichō - by Osaka Shinkai - 甲種特別貴重刀剣 脇差銘 井上和泉守国貞 (菊紋)寛文七年三月日Katana - Tokubetsu Kichō - by Osaka Shinkai - 甲種特別貴重刀剣 脇差銘 井上和泉守国貞 (菊紋)寛文七年三月日

刀

作真改
51.8cm·Genna-Keian (1615-1652)
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真改の売約済み

銀座長州屋
Katana - by Osaka Shinkai - 銘 (菊紋) 井上真改 延宝四年八月日Katana - by Osaka Shinkai - 銘 (菊紋) 井上真改 延宝四年八月日
売切れ

刀

作真改
Enpo (1673-1681)
売却済
サムライ商会
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売切れ

大小

作真改
66.5cm·Enpo (1673-1681)
売却済
儀平屋
重要
Wakizashi - Jūyō - by Osaka Shinkai - 重要刀剣 和泉守藤原国貞Wakizashi - Jūyō - by Osaka Shinkai - 重要刀剣 和泉守藤原国貞
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作真改
44.45cm·Enpo (1673-1681)
売却済
銀座長州屋
Wakizashi - by Osaka Shinkai - 井上和泉守国貞 (菊紋)寛文十二年二月日Wakizashi - by Osaka Shinkai - 井上和泉守国貞 (菊紋)寛文十二年二月日
売切れ

脇差

作真改
Enpo (1673-1681)
売却済
和敬堂
Wakizashi - by Osaka Shinkai - 無題Wakizashi - by Osaka Shinkai - 無題
売切れ

脇差

作真改
Enpo (1673-1681)
売却済
永楽堂
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinkai - 井上真改 脇差 特別保存刀剣Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinkai - 井上真改 脇差 特別保存刀剣
売切れ

脇差

作真改
45cm·Enpo (1673-1681)
売却済
和敬堂
Wakizashi - by Osaka Shinkai - 無題Wakizashi - by Osaka Shinkai - 無題
売切れ

脇差

作真改
71.4cm·Enpo (1673-1681)
売却済
和敬堂
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinkai - 脇差 井上真改 寛文十三年八月日(新刀最上作)Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinkai - 脇差 井上真改 寛文十三年八月日(新刀最上作)
売切れ

脇差

作真改
47cm·Enpo (1673-1681)
売却済

大坂新刀派の作

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銀座誠友堂
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 脇差[粟田口近江守忠綱(一竿子忠綱)(良業物)][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣Wakizashi - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 脇差[粟田口近江守忠綱(一竿子忠綱)(良業物)][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣

脇差

作忠綱
54.1cm·江戸
¥1,500,000
Bushido Antique Japanese Swords
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 粟田口近江守忠綱 脇差Wakizashi - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 粟田口近江守忠綱 脇差

脇差

作忠綱
57.1cm·Kanbun (1661-1673)
¥24,000
銀座誠友堂
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Shinto Terukane - 脇差[坂倉言之進照包(大極上作・大烈公)][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣Wakizashi - Tokuho - by Shinto Terukane - 脇差[坂倉言之進照包(大極上作・大烈公)][日本美術刀剣保存協会]特別保存刀剣

脇差

作照包
53.6cm·Enpo (1673-1681)
¥1,900,000
葵美術
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinto School - 脇指:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinto School - 脇指:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

脇差

作大坂新刀派
56cm·江戸
開始価格¥650,000
刀心
特別保存
Daisho - Tokuho - by Shinto Kuniyasu - 肥後守国康 - 2-1741Daisho - Tokuho - by Shinto Kuniyasu - 肥後守国康 - 2-1741

大小

作國康
71.3cm·新刀
¥2,640,000
Katana Yamadaiya
特別貴重
Wakizashi - Tokubetsu Kichō - by Shinto Suketaka - 特別貴重刀剣 摂陽浪花津東住尾崎助隆 従岡村氏懇望鍛之 干時天明六丙午歳二月四日云々...Wakizashi - Tokubetsu Kichō - by Shinto Suketaka - 特別貴重刀剣 摂陽浪花津東住尾崎助隆 従岡村氏懇望鍛之 干時天明六丙午歳二月四日云々...

脇差

作助隆
54.6cm·Kansei (1789-1801)
¥350,000
葵美術
保存
Katana - Hozon - by Shinto Kuniyasu - 刀:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)Katana - Hozon - by Shinto Kuniyasu - 刀:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)

刀

作國康
76cm·Kanbun (1661-1673)
¥2,700,000
銀座誠友堂
特別保存
Katana - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 刀 粟田口近江守忠綱(一竿子忠綱・良業物)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣Katana - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 刀 粟田口近江守忠綱(一竿子忠綱・良業物)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣

刀

作忠綱
61.1cm·Kanei (1624-1644)
¥4,000,000

刀剣

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刀装具

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説明

特別保存刀剣鑑定書附 和泉守藤原国貞 刀 【解説】 和泉守国貞(初代・二代) 本作は、江戸時代初期の摂津国(現在の大阪府)で活躍した和泉守藤原国貞の銘がある一振りです。「国貞」の名は二代にわたって受け継がれており、本作の鑑定書においては代別の指定はなされておりません。 初代国貞は、名を井上良弘といい、天正17年(1589年)に日向国(現在の宮崎県)で生まれました。後に京へ上り、新刀初期の巨匠である堀川国広の門下となります。また、兄弟子である越後守国儔からも作刀技術を学びました。元和6年(1620年)、師である国広の没後に大阪へ移り、独立した刀工として歩み始めます。 初代国貞は、故郷である飫肥藩(宮崎県)の三代目藩主・伊東祐久公から厚い信頼を寄せられており、その尽力もあって元和9年(1623年)に「和泉守」を受領しました。当時の大阪は商業の中心地として栄えており、上層武士たちの需要に応えるべく多くの名工が集まりましたが、初代国貞はその「大阪新刀」の隆盛を築き上げた最も影響力のある一人として知られています。 二代国貞は、後に「井上真改」と名乗ったことで広く知られる名工です。寛永から天和年間(1640年代〜1680年代)にかけて活躍し、大阪新刀の最高峰と目されています。 真改は寛永7年(1630年)、初代国貞の次男として生まれました。若年期は父と同じく「国貞」を名乗り、後に「井上真改」と改銘したことから、現在では初代を「親国貞」、二代を「真改国貞」と呼び区別しています。承応元年(1652年)には、その優れた技量により朝廷より「和泉守」を拝領しました。 慶安年間(1648年〜1652年)頃、真改は父の「代作」を頻繁に行っていたことが知られています。代作とは、師匠の許可を得て弟子や子が師の銘を切り、あるいは師に代わって作刀することを指し、これは真改の技量が父に高く認められていた証でもあります。万治4年(1661年)には、皇室の紋章である「菊紋」を切ることを許され、銘を「井上和泉守国貞」と改めました。 その後、寛文12年(1672年)以降に、銘を「井上真改」へと改めています。 真改は、洗練された技術と非の打ち所のない工作、そして気品ある刃文によって大阪新刀の評価を不動のものとしました。その作品は極めて高い切れ味と強靭さを誇り、格付けにおいても「大業物」に列せられています。 彼は多くの有能な門弟を育成し、江戸初期における刀剣制作の中心地としての大阪の地位を確固たるものにしました。天和2年(1682年)、63歳で没しましたが、その功績は日本刀の歴史における屈指の名工として今なお語り継がれています。 大阪新刀 国貞の手による刀は「大阪新刀」に分類されます。新刀とは慶長から天明年間(1596年〜1781年)に打たれた刀を指し、その中でも大阪の地で制作されたものは大阪新刀と呼ばれます。豊臣秀吉による統治以降、大阪には多くの名工が集まり、華やかな文化を背景に数々の名刀が生まれました。

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刀剣›大坂新刀›真改›日本刀 刀 銘 和泉守藤原国貞 NBTHK特別保存刀剣鑑定書付
刀特別保存
真改

日本刀 刀 銘 和泉守藤原国貞 NBTHK特別保存刀剣鑑定書付

在銘 · Osaka Shinto · 江戸 · 長さ 70.9cm · 反り 1.2cm

売却済
真改 — 1 of 25
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真改 — 1 of 25真改 — 2 of 25真改 — 3 of 25真改 — 4 of 25真改 — 5 of 25真改 — 6 of 25真改 — 7 of 25真改 — 8 of 25真改 — 9 of 25真改 — 10 of 25真改 — 11 of 25真改 — 12 of 25真改 — 13 of 25真改 — 14 of 25真改 — 15 of 25真改 — 16 of 25真改 — 17 of 25真改 — 18 of 25真改 — 19 of 25真改 — 20 of 25真改 — 21 of 25真改 — 22 of 25真改 — 23 of 25真改 — 24 of 25真改 — 25 of 25
法量・詳細
刀工
真改
種別
刀
流派
Osaka Shinto
活動期
1649–1682年頃(Enpo)
国
摂津
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 70.9cm反り 1.2cm
説明

特別保存刀剣鑑定書附 和泉守藤原国貞 刀 【解説】 和泉守国貞(初代・二代) 本作は、江戸時代初期の摂津国(現在の大阪府)で活躍した和泉守藤原国貞の銘がある一振りです。「国貞」の名は二代にわたって受け継がれており、本作の鑑定書においては代別の指定はなされておりません。 初代国貞は、名を井上良弘といい、天正17年(1589年)に日向国(現在の宮崎県)で生まれました。後に京へ上り、新刀初期の巨匠である堀川国広の門下となります。また、兄弟子である越後守国儔からも作刀技術を学びました。元和6年(1620年)、師である国広の没後に大阪へ移り、独立した刀工として歩み始めます。 初代国貞は、故郷である飫肥藩(宮崎県)の三代目藩主・伊東祐久公から厚い信頼を寄せられており、その尽力もあって元和9年(1623年)に「和泉守」を受領しました。当時の大阪は商業の中心地として栄えており、上層武士たちの需要に応えるべく多くの名工が集まりましたが、初代国貞はその「大阪新刀」の隆盛を築き上げた最も影響力のある一人として知られています。 二代国貞は、後に「井上真改」と名乗ったことで広く知られる名工です。寛永から天和年間(1640年代〜1680年代)にかけて活躍し、大阪新刀の最高峰と目されています。 真改は寛永7年(1630年)、初代国貞の次男として生まれました。若年期は父と同じく「国貞」を名乗り、後に「井上真改」と改銘したことから、現在では初代を「親国貞」、二代を「真改国貞」と呼び区別しています。承応元年(1652年)には、その優れた技量により朝廷より「和泉守」を拝領しました。 慶安年間(1648年〜1652年)頃、真改は父の「代作」を頻繁に行っていたことが知られています。代作とは、師匠の許可を得て弟子や子が師の銘を切り、あるいは師に代わって作刀することを指し、これは真改の技量が父に高く認められていた証でもあります。万治4年(1661年)には、皇室の紋章である「菊紋」を切ることを許され、銘を「井上和泉守国貞」と改めました。 その後、寛文12年(1672年)以降に、銘を「井上真改」へと改めています。 真改は、洗練された技術と非の打ち所のない工作、そして気品ある刃文によって大阪新刀の評価を不動のものとしました。その作品は極めて高い切れ味と強靭さを誇り、格付けにおいても「大業物」に列せられています。 彼は多くの有能な門弟を育成し、江戸初期における刀剣制作の中心地としての大阪の地位を確固たるものにしました。天和2年(1682年)、63歳で没しましたが、その功績は日本刀の歴史における屈指の名工として今なお語り継がれています。 大阪新刀 国貞の手による刀は「大阪新刀」に分類されます。新刀とは慶長から天明年間(1596年〜1781年)に打たれた刀を指し、その中でも大阪の地で制作されたものは大阪新刀と呼ばれます。豊臣秀吉による統治以降、大阪には多くの名工が集まり、華やかな文化を背景に数々の名刀が生まれました。

作者について

真改

Osaka Shinto (Inoue Shinkai) · 摂津 · 1649-1682頃

刀剣大鑑 上位3%

現在12点販売中

›

井上真改は初代和泉守国貞、説明のいう親国貞の次男である。親国貞は堀川の流れを大坂に下して同地に一家を興した工で、子は通称を八郎兵衛といい、父の晩年その代作代銘に任じ、家督を相続して二代目を継ぎ、初め父同様に和泉守国貞と銘した。万治四年頃に朝廷より茎に菊紋をきることを許され、寛文十二年八月以降、真改と改めている。天和二年十一月急逝したという。説明はその鍛刀を父にまさるとし、大坂正宗の称を与える。継いだ初代とは精しく分かたれ、父が藤原姓を切ったのに対し、子は井上を冠して藤原を用いず、改名前の和泉守国貞銘の作を収集家は真改国貞とまとめる。

説明が繰り返し立ち返る手は直刃である。よくつんだ小板目肌の上に、中直刃が浅くのたれごころをおび、処々僅かに互の目を交え、匂は一際深く、小沸が厚くよくつき、刃中に金筋がさかんに入り砂流しがかかる。その結果を、説明は匂口明るく冴え、地刃ともに明るく冴えると記す。鑑者が特に挙げるのは沸の深さと地鉄の明るさで、ある刀を、真改が最も得意としたよくつんだ精美な地鉄、最も優品のある直刃仕立に沸匂が極めて深く金筋を入れた刃文と評する。説明の描くところは、まさにこの抑えた沸深き直刃であって、華やかな乱れ刃ではない。

その判断の礎は地鉄にある。鍛えは小板目がよくつみ、地沸が微塵に厚くつき、処々荒めの地沸をむらに交え、地景が細かにさかんに入り、かね冴える、いわゆる緻密で潤いある大坂地鉄である。刃は直ぐに焼き出してその上に浅いのたれをなし、足・葉入り、匂深く、物打辺に淡く棟焼を交え、帽子は直ぐに小丸となって先を掃きかける。説明はこの作域の意味を明言する。彼の作のうち、かくのごとき沸深く冴えるものこそ、「沸出来の作品の美しさを最もよくあらわしている」[[c:1]]と。彼は説明のいう沸の名手である。

編年は銘そのものから読まれ、銘が時の標識となる。改名前の銘は段階を追う。はじめ和泉守国貞と銘し、万治四年頃に朝廷より菊紋を賜わってのちは同じ名に井上を冠して井上和泉守国貞と銘するので、改名前の作すでに菊紋と年紀を伴う。説明は「始め和泉守国貞、井上和泉守国貞とも銘し」[[c:2]]と記す。寛文十二年八月以後は名を真改と改め、井上真改の四字を指表棟寄りに大振りに切り、裏に菊紋と草書の年紀を伴う。寛文十年紀の重要刀剣はなお井上和泉守国貞の長銘を切り、真改銘で延宝年間に年紀のある作の大半が本領に属する。その本領のうちに、説明は一つの作域を特記する。郷写し、すなわち最も尊んだ相州の名工郷義弘への意図的な写しである。これらは地刃の沸が常にも増して強く、匂が一段と深く、刃は処々角ばる大のたれに大互の目を交え、帽子は焼深く一枚風となって長く掃きかける。説明はある一口を「彼が最も得意とした郷写し」[[c:3]]と名指し、「大磨上げ無銘の郷の刀の本歌があり、それを真改が写した」[[c:7]]と読む。沸の妙味は彼の独壇場であり、真改の本領が余すところ無く表れる作はここにある。なお改名後は和泉守の受領名を切らないとされ、和泉守真改と銘した刀は長く保留されてきたが、研究は改名直後の貴重な一振と判じた。

説明は彼を、もう一人と並べて一門の頂に据える。大坂新刀の工のうち、「大阪新刀の中の両大関は助広と真改であり、前者は匂、後者は小沸に特に見事なものがある」[[c:8]]と記す。その手本は称とは異なり正宗ならず、郷義弘にとられ、最も彼らしい作は沸深き直刃と郷写しである。盟友との分かれ目は刃文にある。津田助広が波濤の濤瀾刃を創始したのに対し、真改はそれを一切焼かず、説明が両工を並べるときは対比して、真改の明るい直刃と浅いのたれを助広の濤瀾に対置する。その匂深き沸出来の作は、説明のいうとおり助広の濤瀾乱れとともに後世の刀鍛冶に大きな影響を及ぼしている。

当代の工中の最上作で、その名を負う指定は重い。重要文化財一口、特別重要刀剣四口に重要刀剣六十七口、特別重要・重要の級を併せて七十一口、指定を受けた作は七十七口を数える。国宝はない。その記録は終始在銘で、謎ではなく裏付けある手であり、公の指定作七十七口は銘を負う。録された来歴は近代の名だたる蔵家を経る。延宝三年紀の刀は明治・大正の目利の愛刀家として聞えた谷干城将軍の旧蔵であり、ほかに伊藤与三郎・住吉朝太郎・大友常太郎・兵庫の伊藤文一・青山家の手を経た作があり、ある郷写しを説明は「重要文化財に指定されているものに次ぐ」[[c:6]]と評する。私の蒐集家が現実に出会いうるのは特別重要・重要の作で、所在の知られるものが相応に遺るが、市に現れることは稀で、延宝本領の在銘年紀菊紋の真改は、現れれば一頭地を抜く出来事である。

歴史的重要度

真改の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

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指定の実績
指定79口
重要文化財
1
重要美術品
5
特別重要刀剣
4
重要刀剣
69
真改の作 12点が現在販売中→
真改 — 詳細Osaka Shinto (Inoue Shinkai)派

年紀作

在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代

活動期間
1649–1682
指定品78点のうち68点に年紀あり
1640
1650
1660
1670
1680
1690
流派について

大坂新刀

新刀 · 摂津

現在73点販売中

›

大坂新刀は、商都大坂を本拠として江戸前期から中期にかけて興隆した摂津の一門である。その草創は京の堀川一門にあり、堀川国広の門に学んだ和泉守国貞、親国貞こと国貞と河内守国助とが、慶長十九年に師の没した後そろって大坂へ下り、この地に鍛刀の家を興した。国助は伝に伊勢国の出にして石堂の流れを汲み、堀川より受け継いだ枯れた肌合とともに、古備前を慕う石堂の丁子をこの地にもたらした。そこへ大和文殊系の包保・包道に承けた越後守包貞が摂州に居を構え、肥後菊池より出て井上真改の門を叩いた貞則のごとき遊歴の工も加わって、堀川と石堂と文殊の脈が大坂の地で一つの作域に結ばれていった。やがて親国貞の子真改、津田越前守助広、一竿子忠綱らがあらわれ、寛文・延宝・元禄の頃にこの一門は最も華やぐ。 一門の作風は、まず明るく冴える大坂鍛えに標識を持つ。鍛えはよくつんだ無地風の小板目で、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かにさかんに入り、鉄色は明るく潤う。その地の上に、刃区を直ぐに焼き出し、その上から己の刃文を起こすのが一門に通じる約束で、収集家のいう大坂焼出しである。匂口は終始深く明るく冴え、刃縁は締まる。この共通の文法の上に、各工はおのおのの差を置く。井上真改は華やかな乱れを焼かず、よくつんだ精美な地に浅いのたれを帯びた沸深き直刃を本領とし、相州の郷義弘への意図的な写しにその沸の妙味を尽くして、大坂正宗と称された。津田助広は波濤のごとくうねる濤瀾刃を創始し、真改の小沸の直刃と並んで両大関と仰がれる。一竿子忠綱は揃った長足の丁子に簾刃の濤瀾を交え、何にもまして真の倶利迦羅や鯉の滝上りを刻んだ一竿子彫をもって分かたれる。河内守国助の家は丁子の旗頭で、二代中河内は握り拳の頭を戴く拳形丁子を創始して新刀一文字と賞され、その弟肥後守国康や四男国輝もこの石堂の丁子と津田風の濤瀾を担った。越後守包貞は助広に倣う濤瀾に片山乱れと文珠の砂流しを通わせ、貞則は師真改の沸深き直刃をよく継いだ。共通するのは明るい匂口と直ぐの焼出し、異なるのは真改の沈める沸、助広の濤瀾、国助一門の丁子という、地の上に置かれた手の差である。 収集家が大坂新刀を求める理由は、鑑定の勘所が明快で、主要工の格が高いことにある。明るく冴える大坂鍛えと、刃を起こす直ぐの焼出しという二つの見どころは、地と刃のいずれにも紛れなく現れて工と作域を定める手懸りとなり、真改の沸深き郷写し、忠綱の一竿子彫、中河内の拳形丁子といった各工独自の標識が、そこに重なって名を分かつ。一門の作はおおむね在銘年紀で、銘そのものが時の標識となるため、由緒の確かさをもって賞翫される。真改や助広や忠綱の最上手は市に現れることが稀で、現れれば一頭地を抜く出来事となるが、包貞・国助・国康・国輝のごとき名手の在銘作は、辛抱をもって相応に相見え、大坂新刀へ分け入る手近な入口を提供する。来歴の知られる作は谷干城や山内家、皇室の蔵を経て近代に伝わり、美術刀剣としての魅力は、真改の沸と助広の濤瀾が後世の刀鍛冶に及ぼした影響とともに、商都大坂が新刀期に成し遂げた一個の到達を今に伝える。

17名の刀工指定255口
主要刀工
刀工時代指定
真改1649-168279
忠綱1673-171753
包貞1673-168278
包貞1648-165210
國助1658-166310
大坂新刀流派を見る →
NBTHK鑑定書
Tokubetsu Hozon Tōken特別保存刀剣
Sword Especially Worthy of Preservation
›

保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。

NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

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Katana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 刀 白鞘入りKatana - Tokuho - by Osaka Shinkai - 刀 白鞘入り

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66.35cm·新刀
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71.4cm·Enpo (1673-1681)
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売切れ

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葵美術
特別保存
Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinto School - 脇指:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Wakizashi - Tokuho - by Osaka Shinto School - 脇指:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

脇差

作大坂新刀派
56cm·江戸
開始価格¥650,000
刀心
特別保存
Daisho - Tokuho - by Shinto Kuniyasu - 肥後守国康 - 2-1741Daisho - Tokuho - by Shinto Kuniyasu - 肥後守国康 - 2-1741

大小

作國康
71.3cm·新刀
¥2,640,000
Katana Yamadaiya
特別貴重
Wakizashi - Tokubetsu Kichō - by Shinto Suketaka - 特別貴重刀剣 摂陽浪花津東住尾崎助隆 従岡村氏懇望鍛之 干時天明六丙午歳二月四日云々...Wakizashi - Tokubetsu Kichō - by Shinto Suketaka - 特別貴重刀剣 摂陽浪花津東住尾崎助隆 従岡村氏懇望鍛之 干時天明六丙午歳二月四日云々...

脇差

作助隆
54.6cm·Kansei (1789-1801)
¥350,000
葵美術
保存
Katana - Hozon - by Shinto Kuniyasu - 刀:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)Katana - Hozon - by Shinto Kuniyasu - 刀:肥後守国康(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)

刀

作國康
76cm·Kanbun (1661-1673)
¥2,700,000
銀座誠友堂
特別保存
Katana - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 刀 粟田口近江守忠綱(一竿子忠綱・良業物)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣Katana - Tokuho - by Shinto Tadatsuna - 刀 粟田口近江守忠綱(一竿子忠綱・良業物)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣

刀

作忠綱
61.1cm·Kanei (1624-1644)
¥4,000,000

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫

鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

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