秋田正阿弥は、江戸時代に秋田で栄えた正阿弥派の一派で、初代正阿弥伝兵衛を中心に優れた金工作品を遺した。 本作は江戸中期頃の作とみられる竪丸形の鉄地鐔で、地一面に虫が這い、あるいは喰い進んだ跡を思わせる不規則な曲線文様を線彫で表す。ところどころに色絵の露象嵌が残り、黒味を帯びた鉄地に変化を添える。耳は土手耳で重厚感が漂い素朴ながら独特の趣を見せる。 秋田正阿弥に極められ、令和7年(2025)保存刀装具審査合格。











鐔工 · 出羽
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銘が正しい、または無銘でも年代・流派を指摘でき、美術工芸的価値が認められる、保存に値する真正の刀装具と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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