室町期の長船は二層の商いを営んだ。兵卒のための数打ち物と、注文主の俗名を銘に負う注文打ちである。末備前であっても、祐定の最上作は一派のいかなる時代の作にも劣らない。
膨大なコレクションの一部をご紹介いたします。SAMURAI STOREでは、現在100振を超える刀剣を自社倉庫に常時取り揃えております。ご希望の刀剣がございましたら、WhatsAppまたはメールにてお気軽にお問い合わせください。 出品:SAMURAI STORE 株式会社(日本) ※海外輸出許可(銃砲刀剣類輸出監査証明)の取得には通常3〜5週間を要します。 ※EMS、UPS、または船便にて世界各地へ発送いたします。 商品番号:TS088 時代:室町時代後期(1500年代) 鑑定:日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣鑑定書付 刀工:豊後高田(伝) 東京・SAMURAI STOREが自信を持ってお届けする名品です。 室町時代後期(天文〜慶長年間)|日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣 本作は、精緻な地肌に鮮やかな映りが立ち、働きに富んだ明るい刃文が目を引く、豊後高田派の白眉とも言える一振りです。 NBTHKにより「高田」と極められた本作は、戦乱の世である室町時代後期に制作されました。豊後国(現在の大分県)で興った高田派は、室町から江戸時代を通じて繁栄し、実戦における機能美と高い技術力を兼ね備えた作風で知られています。戦国武士たちの需要に応え、信頼の置ける業物(わざもの)を数多く世に送り出した名門です。 この刀は、同派の洗練された技量を余すところなく体現しており、優美な姿の中に、保存状態の極めて良い活発な刃文が共存しています。 【刀身の特徴】 地鉄は板目肌が良く詰み、精良な鍛えを見せています。さらに、地には淡く美しい「映り」が鮮明に現れており、愛好家にとって大きな見どころとなっています。 刃文は中直刃を基調とし、小互の目や小乱れが交じります。刃中には繊細な小足や葉(よう)が盛んに入り、視覚的な奥行きと複雑な変化を楽しめます。 切先付近の帽子は、よりダイナミックで力強い乱れ込みを見せ、見事な結びとなっています。

























備前伝 · 豊後
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豊後国の高田派は、同国高田荘の地名を負う一門で、鎌倉初期に定秀・行平らの名工を出した九州刀の伝統が一時跡絶えた後、南北朝時代に友行が同地に現れて再興した鍛冶集団である。説示は友行をもって高田鍛冶の祖とし、現存する年紀作に貞治・正平の年号を伝える点を挙げる。友行のほか、その子あるいは門人と伝える時行が著名で、別系と思われる行政には建徳二年紀の短刀がある。南北朝期の作には「藤原」を冠し、室町期以降は「平」を銘じて「盛」「守」「鎮」「統」などを通字とし、これらを総じて平高田と汎称する。さらに末期に至って再び「藤原」を冠するようになり、江戸期以降もこれを踏襲して藤原高田と呼び習わされ区分される。この間に長盛・竪守・鎮教・鎮清・鎮正らを輩出し、鎮正の門からは伊予宇和島に移った国房が出て新刀期へと繋がるなど、室町後期から江戸期に及ぶ長い系譜を形づくった。 作風は説示の記すところ多彩で、一様には括れない。鍛えは板目に杢を交え、総じて肌立ちごころとなり、柾に流れる態を見せて、地沸つき地景入り、白気映りや乱れ映りが立つものが多い。刃文は直刃を基調とするものから、小互の目や角ばる互の目を交えて乱れるもの、腰の開いた複式風で末備前を彷彿とさせるもの、さらに皆焼に及ぶものまで幅がある。祖の友行は同時代の左文字一類に近似するが、刃中に角ばる互の目が間遠に連れ、地に白けが強く地斑を交える点が見どころとされる。室町期の作の多くに共通する要所として、刃中に針の先で突いたような固い葉が入ることが従来指摘されており、系統と時代の判別に資する。姿形は室町中期頃までは反りが深くついて反らせたものが多く、末期は身幅広めで反りが幾分浅く、中鋒が延びて時代を映した頑健な造込みとなる。行政の作のように、鍛えが大きく流れて古典色が濃く、櫃中に行平を踏襲した倶利迦羅の浮彫を施す例もみられる。 伝承の上では、高田物は実用刀として広く行き渡った一方、斯界の評価は決して高くないとされてきた。説示はその傾向を踏まえつつ、地刃に破綻なく締まりごころとなり、来国行を参考にしたとも言えるほどの出来を示す鎮教や、地鉄精良で匂口冴える鎮清の作をもって面目を挽回する出色の一口と評し、平高田中で最も技倆に優れ直刃を得意とした長盛を一派の代表として挙げる。伝来を備える品も少なくなく、行政の短刀は庄内酒井家に伝わって本阿弥光忠の折紙を添え、鎮教には黒田家の重宝となり享保名物追記に載る権藤鎮教の長刀があり、長盛の脇指には島津継豊から本田親章へ拝領された切付銘を持つものがある。中世豊後刀工の作域を今に伝える資料として、また実用に堪える堅牢さと九州古典派の余韻を併せ持つ一門として位置づけられる。 詳しく見る →
室町時代の備前
室町期の長船は二層の商いを営んだ。兵卒のための数打ち物と、注文主の俗名を銘に負う注文打ちである。末備前であっても、祐定の最上作は一派のいかなる時代の作にも劣らない。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトReturns accepted only for errors/damage: damaged or incorrect items reported by email within 10 calendar days; defective goods within 30 calendar days.
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