解説:赤銅地に柳の木と蹴鞠の図を、高彫に色絵を施した目貫の一対。 日本美術刀剣保存協会 特別貴重刀装具鑑定書 葵美術鑑定書 桐箱入り
取扱店 葵美術
鑑定書は旧鑑定書(緑紙・貴重刀剣など)のみで、現在の日刀保ではほとんど認められていません。現在の審査を通っているかを刀剣商にお尋ねください。 — Hoshi
販売中 29点



古美濃派
江戸以前
無銘
特別貴重 (NBTHK)
販売店の記載のまま
店舗の英語原文からの機械翻訳・誤りを含む場合があります ·
金工 · 美濃
現在29点販売中
古美濃派は、室町時代中期から桃山時代にかけて活躍した装剣金工の一派である。後藤家とほぼ同時期に発生したとされるが、後藤家が初代祐乗以来足利将軍家に仕えたのに対し、古美濃は在野にあって、王城の文化圏を中心に独自の活動を展開した。技術的には古金工の流れを汲むものの、やがて室町時代中期に古美濃と後藤家が枝分かれし、それぞれ独特の様式を確立した。その作域は室町時代中期から桃山時代にかけて極めて長く、時代による作風の幅も広い。 古美濃の作風は、「美濃の深彫」と称される力強い彫法に特色がある。鐔・笄・小柄においては、文様の彫口が切り立ち、鋤下高肉彫による立体的な表現が際立つ。目貫の場合は、薄い地金を高低激しく彫り込み、透しの抜けが多く、打ち出しやへし込みを駆使して躍動感溢れる造形を展開する。地は赤銅魚子地や山銅魚子地を用い、金銀のうっとり色絵や象嵌色絵を施して装飾性を高める。画題は主として秋野に咲き乱れる草花を情趣豊かに表すものが多く、萩・女郎花・菊・桔梗などの秋草図が代表的である。その他、葡萄・松樹・貝尽し・藻貝・牡丹獅子・龍などが好まれ、特に美濃龍は後藤家の龍と異なり、胴体が締まり、透しが多く、宝珠を横掴みにする独特の表現で知られる。 古美濃の伝承作品は、鐔・笄・小柄・目貫などの刀装具に及ぶ。笄は細造りで棹も長く、生ぶのままの姿を保つものが多く、耳掻・蕨手・木瓜形の形状は古美濃笄の典型とされる。小柄には笄から直されたものも散見され、これらは江戸期に入ってからの工作と考えられる。目貫は金無垢地を用い、容彫で透しを多く配し、根なしや二陽根の形式で薄手に仕上げるものが特徴的である。鐔においては、木瓜形・竪丸形・菊花形など変化に富んだ形状を採り、両櫃孔の形も古格を示して力強い。文様は画面全体に鶴翼状に展開し、梅・桜・菊・葡萄・秋草などを配し、時に波頭や流水を交えて躍動飛躍の気運を盛り上げる。金うっとりの手際もよく、金の露色絵を全面に散らして装飾効果を更に豊かにしている。その清廉な雅趣と堂々とした格調は、桃山の豪快な気風を歌い、古美濃派が装剣金工の世界に吹き込んだ新風を今に伝えている。 詳しく見る →
本作はNBTHKの旧鑑定書(貴重・特別貴重)を有しますが、これらは現在発行されておらず、現在の日刀保ではほとんど認められていません。極めを確認するには、公的な鑑定機関(NBTHK・NTHKなど)に再提出し、現行の鑑定を受けることもご検討ください。
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