二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
寿格(としのり)は延享三年鳥取城下に生まれ、名を浜部権左衛門という。藤掛甚六兼先に学び、初銘を兼賀と切り、後に寿格と改銘し、天明五年に美濃守を受領している。寛政八年には幕府の蔵刀、刀剣書の調査を拝命しており、嫡子眠龍子寿実を従え江戸に出て見聞を広めると共に技術を磨き、江戸後期の幕政、藩政改革期に優品を鍛え上げた。


因幡 · 1781-1789頃
藤代 上作 · 刀剣大鑑 上位31%
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
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