三人の天下人が戦国の世紀を終わらせ、刀は新しい秩序の道具となった。1588年の刀狩は刀を武士の標章とし、名刀は条約のごとく家々の間を行き交い、鑑定は以後この境で古刀と新刀を分かつ。
番号:AS26120 刀:白鞘入り、拵付き(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣) 銘:無銘(同田貫正国) 末古刀:業物:中作:肥後 (当店では刀剣の出来により、最上作、上々作、上作、普通作と四段階に評価しております) 本作は無銘(同田貫正国)として「上作」にランクされる作品です。 ハバキ:金着二重ハバキ 刃長:70.3 cm (2.32尺) 反り:2.4 cm (7.92分) 目釘穴:1個 元幅:3.00 cm 先幅:2.00 cm 重ね:0.75 cm 刀身重量:845 g 時代:室町時代後期、天正頃(1573-1592年) 体配:磨上げ無銘で、元幅が広く、大切先となり、反りの深い力強い姿。 地鉄:板目肌よく練れ、肌目がはっきりと現れる。 刃文:直刃調に小足が入り、細かな二重刃が交じる。帽子は丸く返る。 特徴:同田貫正国は、室町時代に肥後国(現在の熊本県)で活躍した同田貫一派の絵師です。小山上野介とも称され、その抜群の切味で名を馳せました。本作は手持ちのバランスも良く、非常に人気の高い一振りです。 拵: 鍔:木瓜形、南蛮風の透かし彫り。 縁頭:鉄地、草花の図を彫り出す。 鞘:黒呂色塗鞘。 目貫:赤銅地、容彫(図案不明)。 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書:全身押し形 ※価格に送料は含まれておりません。 オークション開始価格:750,000円 入札する 関連作品: 刀:九州肥後同田貫上野介(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:無銘(大宮)(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:無銘(伝 綾小路)(NBTHK 特別保存刀剣)(拵:NBTHK 特別貴重刀装具) 刀:無銘(伝 保昌)(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:薩州住正良(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:無銘(延寿)(第26回 NBTHK 重要刀剣)





備前伝 · 肥後 · 1573-1592頃
現在1点販売中
正國の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
備前伝 · 肥後
現在16点販売中
同田貫は肥後国の菊池に室町末期から興り、新刀期に及んで活躍した一派である。説示は本派を九州肥後を代表する流派として位置づけ、その一門に正国・上野介・又八(又八左衛門)・正広・兵部・左馬介・国勝らの工があったことを伝える。年紀を備えた遺例には天正から慶長に跨がる作が見られ、上野介には慶長九年・慶長十六年八月吉日の銘があって、新古を跨ぐ形でこの工が活躍したことが知られる。正国の薙刀は桃山時代の製作と鑑せられ、刀身とほぼ同時期に誂えられた拵を伴う例もある。説示の伝える工と年紀からは、戦国末から江戸初頭にかけての肥後にあって、実用の需に応えた工房の姿がうかがえる。 作風は、身幅広く重ね厚く平肉の豊かな豪壮な造込みを基調とする。説示はこれを武骨な姿とも記し、鎬造の刀のほかに大身槍や大振りの薙刀の作例も数多く経眼されると述べる。鍛えは板目肌で、処々に流れ肌や杢目を交え、やや肌立ちごころとなり、地沸がつく。刃文はのたれを基調に小互の目・小丁子・小尖り刃などが交じり、足・葉がよく入り、匂口は締りがちで叢沸となり、飛焼や棟焼を見せ、金筋・砂流しの細かにかかる作がある。互の目乱れを主とする例や、正広の薙刀のように直刃を焼いて匂口の沈む作も伝えられ、一派のうちに振幅のあることが説示から読み取れる。見分けに当たっては、頑健な姿態と、匂口の締まった乱刃に叢沸・飛焼・棟焼の交じる地刃の様相が手がかりとなる。 伝承の面では、説示はこの派の刀の鋭利さが古くから賞讃され、実用刀として知られてきたことを繰り返し記す。代表工とされる上野介には、常に見る同派の作域よりも変化に富み野趣の感じられる作があり、沈みごころの地刃に渋い味わいの醸される一口が同工および同派を代表する出来として挙げられている。正国の薙刀は、地沸の微塵に厚くついた鍛えと、同派の常以上に明るく沸づいて刃中の頻りに働く刃文をもって秀作と評され、黒漆金蒔絵柄鞘薙刀拵を附帯する。又八の薙刀には匂口の締まった作に沸のつく一派の特色がよく示され、黒塗薙刀拵を伴う。資料は僅少ながら、これらの遺例は、肥後にあって頑健と切れ味を旨とした同田貫の性格を、刀・薙刀の双方に即して伝えるものといえる。 詳しく見る →
三人の天下人が戦国の世紀を終わらせ、刀は新しい秩序の道具となった。1588年の刀狩は刀を武士の標章とし、名刀は条約のごとく家々の間を行き交い、鑑定は以後この境で古刀と新刀を分かつ。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
番号:AS26120 刀:白鞘入り、拵付き(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣) 銘:無銘(同田貫正国) 末古刀:業物:中作:肥後 (当店では刀剣の出来により、最上作、上々作、上作、普通作と四段階に評価しております) 本作は無銘(同田貫正国)として「上作」にランクされる作品です。 ハバキ:金着二重ハバキ 刃長:70.3 cm (2.32尺) 反り:2.4 cm (7.92分) 目釘穴:1個 元幅:3.00 cm 先幅:2.00 cm 重ね:0.75 cm 刀身重量:845 g 時代:室町時代後期、天正頃(1573-1592年) 体配:磨上げ無銘で、元幅が広く、大切先となり、反りの深い力強い姿。 地鉄:板目肌よく練れ、肌目がはっきりと現れる。 刃文:直刃調に小足が入り、細かな二重刃が交じる。帽子は丸く返る。 特徴:同田貫正国は、室町時代に肥後国(現在の熊本県)で活躍した同田貫一派の絵師です。小山上野介とも称され、その抜群の切味で名を馳せました。本作は手持ちのバランスも良く、非常に人気の高い一振りです。 拵: 鍔:木瓜形、南蛮風の透かし彫り。 縁頭:鉄地、草花の図を彫り出す。 鞘:黒呂色塗鞘。 目貫:赤銅地、容彫(図案不明)。 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書:全身押し形 ※価格に送料は含まれておりません。 オークション開始価格:750,000円 入札する 関連作品: 刀:九州肥後同田貫上野介(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:無銘(大宮)(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:無銘(伝 綾小路)(NBTHK 特別保存刀剣)(拵:NBTHK 特別貴重刀装具) 刀:無銘(伝 保昌)(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:薩州住正良(NBTHK 特別保存刀剣) 刀:無銘(延寿)(第26回 NBTHK 重要刀剣)





備前伝 · 肥後 · 1573-1592頃
現在1点販売中
正國の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。
各項目を選ぶと評価方法が表示されます。
備前伝 · 肥後
現在16点販売中
同田貫は肥後国の菊池に室町末期から興り、新刀期に及んで活躍した一派である。説示は本派を九州肥後を代表する流派として位置づけ、その一門に正国・上野介・又八(又八左衛門)・正広・兵部・左馬介・国勝らの工があったことを伝える。年紀を備えた遺例には天正から慶長に跨がる作が見られ、上野介には慶長九年・慶長十六年八月吉日の銘があって、新古を跨ぐ形でこの工が活躍したことが知られる。正国の薙刀は桃山時代の製作と鑑せられ、刀身とほぼ同時期に誂えられた拵を伴う例もある。説示の伝える工と年紀からは、戦国末から江戸初頭にかけての肥後にあって、実用の需に応えた工房の姿がうかがえる。 作風は、身幅広く重ね厚く平肉の豊かな豪壮な造込みを基調とする。説示はこれを武骨な姿とも記し、鎬造の刀のほかに大身槍や大振りの薙刀の作例も数多く経眼されると述べる。鍛えは板目肌で、処々に流れ肌や杢目を交え、やや肌立ちごころとなり、地沸がつく。刃文はのたれを基調に小互の目・小丁子・小尖り刃などが交じり、足・葉がよく入り、匂口は締りがちで叢沸となり、飛焼や棟焼を見せ、金筋・砂流しの細かにかかる作がある。互の目乱れを主とする例や、正広の薙刀のように直刃を焼いて匂口の沈む作も伝えられ、一派のうちに振幅のあることが説示から読み取れる。見分けに当たっては、頑健な姿態と、匂口の締まった乱刃に叢沸・飛焼・棟焼の交じる地刃の様相が手がかりとなる。 伝承の面では、説示はこの派の刀の鋭利さが古くから賞讃され、実用刀として知られてきたことを繰り返し記す。代表工とされる上野介には、常に見る同派の作域よりも変化に富み野趣の感じられる作があり、沈みごころの地刃に渋い味わいの醸される一口が同工および同派を代表する出来として挙げられている。正国の薙刀は、地沸の微塵に厚くついた鍛えと、同派の常以上に明るく沸づいて刃中の頻りに働く刃文をもって秀作と評され、黒漆金蒔絵柄鞘薙刀拵を附帯する。又八の薙刀には匂口の締まった作に沸のつく一派の特色がよく示され、黒塗薙刀拵を伴う。資料は僅少ながら、これらの遺例は、肥後にあって頑健と切れ味を旨とした同田貫の性格を、刀・薙刀の双方に即して伝えるものといえる。 詳しく見る →
三人の天下人が戦国の世紀を終わらせ、刀は新しい秩序の道具となった。1588年の刀狩は刀を武士の標章とし、名刀は条約のごとく家々の間を行き交い、鑑定は以後この境で古刀と新刀を分かつ。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。