二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
当刀は匂口の締まった刃紋は一見、中直刃に見えますが小乱れとなっており小沸がよくつき、細かに砂流しがかり見事です。 浜部寿格は名を浜部九郎左衛門といい天明五年に美濃守を受領。生まれは鳥取ながら武蔵や備前、大坂などで学び、後年は鳥取藩工を務め多くの門人を受け入れ、因幡を代表刀工清麿の源流とも言われました。本作は天明五年、四十一歳の頃美濃守受領直後の一振りです。


因幡 · 1781-1789頃
藤代 上作 · 刀剣大鑑 上位31%
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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