NihontoWatch MonNihontoWatch
マーケット
事典
鑑定
NihontoWatch MonNihontoWatch
マーケット
事典
鑑定

説明

下総関宿城主、久世広運の八男として生まれた正俊。旗本の岩井平左衛門の養子となり江戸柳原(千代田区東神田辺り)に住した。細川正義や大慶直胤、さらには清麿に弟子入りし、腕を磨いて迫力ある造りを見せている。また、隆慶一郎の人気小説「鬼麿斬人剣」の主人公はこの鬼晋麿正俊ではないか・・・と、フィクションながらも脚光を浴びた。 本作、清麿門下の特徴が表れた豪壮な出来映え。長さのわりに反り深く、鎬筋を高く取って豪快な大切先は8cmもの長さ。互の目丁子刃文は沸厚くついて金筋など交え、物打ち付近は鎬地まで焼きを入れた皆焼風。帽子も焼き深く乱れ込み、地鉄は練れた板目肌。表には天鈿女命(あめのうずめのみこと)、裏には枝梅が上手に彫られる。茎は生ぶで年紀も切られ、本作は南総での注文打ちであることが認められている。また、本作は「刀剣と歴史」に鑑定刀として掲載されている。特別保存刀剣鑑定書、保存会鑑定書附。

NihontoWatch MonNihontoWatch
MarketEncyclopediaKantei
刀剣›清麿›正俊›脇差/江府住岩井鬼晋麿源正俊
脇差特別保存
正俊

脇差/江府住岩井鬼晋麿源正俊

在銘 · Kiyomaro · 万延 · 長さ 52.1cm · 反り 1.8cm

売却済
正俊 · Kiyomaro · 万延販売中 1点 →
脇差
刀身だけで刀工を見抜けますか? 本日の鑑定 →
正俊 — 1 of 15
正俊 — 2 of 15
正俊 — 3 of 15
正俊 — 4 of 15
正俊 — 5 of 15
正俊 — 6 of 15
正俊 — 7 of 15
正俊 — 8 of 15
正俊 — 9 of 15
正俊 — 10 of 15
正俊 — 11 of 15
正俊 — 12 of 15
正俊 — 13 of 15
正俊 — 14 of 15
正俊 — 15 of 15
1 / 15
1 / 15
正俊 — 1 of 15正俊 — 2 of 15正俊 — 3 of 15正俊 — 4 of 15正俊 — 5 of 15正俊 — 6 of 15正俊 — 7 of 15正俊 — 8 of 15正俊 — 9 of 15正俊 — 10 of 15正俊 — 11 of 15正俊 — 12 of 15正俊 — 13 of 15正俊 — 14 of 15正俊 — 15 of 15
正俊 · Kiyomaro · 万延販売中 1点 →
脇差
刀身だけで刀工を見抜けますか? 本日の鑑定 →
法量・詳細
刀工
正俊
種別
脇差
流派
清麿
活動期
1860–1862年頃(万延)
国
武蔵
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 52.1cm反り 1.8cm元幅 3.15cm先幅 2.6cm重ね 0.8cm
説明

下総関宿城主、久世広運の八男として生まれた正俊。旗本の岩井平左衛門の養子となり江戸柳原(千代田区東神田辺り)に住した。細川正義や大慶直胤、さらには清麿に弟子入りし、腕を磨いて迫力ある造りを見せている。また、隆慶一郎の人気小説「鬼麿斬人剣」の主人公はこの鬼晋麿正俊ではないか・・・と、フィクションながらも脚光を浴びた。 本作、清麿門下の特徴が表れた豪壮な出来映え。長さのわりに反り深く、鎬筋を高く取って豪快な大切先は8cmもの長さ。互の目丁子刃文は沸厚くついて金筋など交え、物打ち付近は鎬地まで焼きを入れた皆焼風。帽子も焼き深く乱れ込み、地鉄は練れた板目肌。表には天鈿女命(あめのうずめのみこと)、裏には枝梅が上手に彫られる。茎は生ぶで年紀も切られ、本作は南総での注文打ちであることが認められている。また、本作は「刀剣と歴史」に鑑定刀として掲載されている。特別保存刀剣鑑定書、保存会鑑定書附。

作者について

正俊

新々刀 · 武蔵 · 1860-1862頃

藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位49%

現在1点販売中

›

歴史的重要度

正俊の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定の実績
指定2口
重要刀剣
2
正俊の作 1点が現在販売中→
正俊 — 詳細新々刀派

年紀作

在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代

活動期間
1862推定期間:1860–1862
指定品2点のうち1点に年紀あり

この作者について学ぶ →

流派について

清麿

新々刀 · 武蔵

現在14点販売中

›

清麿一門は、十九世紀中頃の江戸に興った新々刀の一派で、相州伝の豪壮な復興をその核に据える。中心に立つのは山浦清麿で、文化十年信濃小諸赤岩村に郷士信風の次男として生まれ、はじめ内蔵助環と称した。上田藩工河村寿隆に鍛刀を学び、初銘を正行とし、一時師より贈られた秀寿と銘したのち同年のうちに正行へ復している。天保六年、兵法家として名高い幕臣窪田清音の後援を得て江戸に出で、天保十三年から一年を長州萩で送り、弘化二年に再び江戸へ戻って、翌三年秋に四谷伊賀町に住して銘を清麿と改めた。相州伝を得意とすること甚だしく、世に四谷正宗と称せられた。その糾合した門には、信濃以来の同じ道を歩んだ兄真雄、越後三条より鏡師を廃して入門した栗原信秀、羽州庄内より出府して師の刀債を後に完済した斎藤清人らが連なり、嘉永七年の清麿自刃の後も、その相州復古の手は幕末から明治初年へと伝えられた。 一門を貫く語法は、五百年を遡って相州に通う沸本位の作風にある。やや肌立つ流れごころの板目をよくつめ、地沸を微塵に厚く敷き、地景頻りに入って鉄が冴え、映りはない。その上に互の目乱れに小のたれを交え、沸厚く処々荒めに叢立ち、長い金筋と盛んな砂流しが頻りにかかる覇気ある刃を焼く。帽子は乱れ込み、尖りごころに掃きかけて返る。この共通の地刃の内に、各工の手が分かれる。清麿は志津三郎兼氏を仰いだ志津伝を得意中の得意とし、その地沸・地景の厚さと荒沸の富みにおいて一門を圧して、菖蒲造・冠落造の脇指や短刀に華やかな乱れを見せる。信秀はその志津の調子に最もよく迫った手で、説明書はその技を一門中最も師に迫るものとし、互の目に尖り刃・角互の目を交えて砂流し・金筋を頻りにかけるが、覇気と迫力は師に遠く及ばないとも率直に記す。彼ひとりの見どころは鏡師の修業に発する彫物で、草の倶利迦羅・珠追竜・竜乗り観音など多彩な図柄を刻み、一派中で彫物を伴うのは彼の刀のみである。真雄は寿隆風の丁子に始まって相州伝に転じた弟と同じ展開を辿るが、説明書は地景・砂流し・金筋がやや少なく出来が清麿に及ばないとし、なお優作では地沸厚く強い鍛えを称える。清人は頭の丸い互の目を主調に長い足と豊かな沸を保って師風を忠実に継ぐ一方、清麿には見られぬ大和伝の直刃を独り保ち、よくつんだ小板目に微塵の地沸を敷いて地刃の冴えた直刃を焼く。 鑑定の勘所は、まずこの相州への遡りにある。同時代の新々刀工が備前の丁子や虎徹の詰んだ地鉄を写したのに対し、本一門は地沸・地景厚く荒沸に富み金筋・砂流し頻りなる地刃を、借りものの模様によらずその力強さと明るさによって示す。姿もまた手がかりで、身幅広く元先の幅差少なく、鎬幅狭く平肉つかず、大鋒の延びてふくらの枯れた豪壮な体配が一門独特のものとされる。位列にあって清麿は晩年のあらゆる刀工の中でも最も人気の高い一人で、藤代はこれを最上作とし、真雄を上作、信秀・清人をこれに次ぐ手とする。国宝・重要文化財はなく、その地位は今日の指定の級と僅かな来歴に拠る。来歴は広汎というより確かで歴史に響くもので、清麿の作は岩崎家と静嘉堂文庫、後援者窪田清音、大小を註文した松代藩士、剣客中条金之助の手を経、信秀の片切刃の脇指は将軍慶喜への献上と伝え越後三条の八幡社にも伝わり、清人の一口は亡師の遺志を託されて稜威尾羽張の神号を刻む。多くは伝えられて市場には出ず、在銘の作が世に現れるのは時折に限られるが、年紀を備えたその一口は、相州が江戸に甦った瞬間を語る証として、新々刀を集める者の前に立つ最も報いある手の一つである。 詳しく見る →

12名の刀工指定132口
主要刀工
刀工時代指定
清麿1839-185452
信秀1857-186734
清人1848-18688
真雄1844-18666
正直1865-18683
清麿流派を見る →

歴史的背景

幕末 最後の需要

›

1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。

幕末 最後の需要 →

NBTHK鑑定書
特別保存刀剣Tokubetsu Hozon Tōken
›

保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。

NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

NBTHK公式サイト→
販売店
十
十拳
🇯🇵日本から発送
›
✓認証販売店tokka.biz
·国内発送のみ銀行振込クレジットカード
返品ポリシー

商品がお気に召さなかった場合は、理由の如何に関わらず遠慮なくご返品ください。その際、返送料はお客様のご負担にてお願いします。ご返金は商品到着後、販売時と同じ状態であることを確認の上、即日ご指定口座にお振り込みさせていただきます。店舗にてご購入された場合、クーリングオフの適用範囲外となります。

十拳の出品一覧を見る→販売店サイトでこの商品を見る→

正俊の他の作

すべて見る →
葵美術
保存
Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀:無銘(岩井鬼神丸正利)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀:無銘(岩井鬼神丸正利)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)

刀

作正俊
74.5cm·万延
開始価格¥450,000

正俊の売約済み

すべて見る →
十拳
保存
Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀|鬼晋麿源正俊/文久三年二月日Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀|鬼晋麿源正俊/文久三年二月日
売切れ

刀

作正俊
70.1cm·万延
売却済
銀座誠友堂
保存
Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀[祝鬼神丸源正利][日本美術刀剣保存協会 保存刀剣]Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀[祝鬼神丸源正利][日本美術刀剣保存協会 保存刀剣]
売切れ

刀

作正俊
80.8cm·万延
売却済

清麿派の作

すべて見る →
葵美術
特別保存
Tanto - Tokuho - 作 清人 - 短刀:清人(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Tanto - Tokuho - 作 清人 - 短刀:清人(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

短刀

作清人
29.1cm·嘉永
¥1,100,000
明倫産業
特別保存
Katana - Tokuho - 作 正雄 - 源正雄 文久三年二月日(源清麿の正行銘時代からの一番腕が良いとされた弟子) Minamoto MasaoKatana - Tokuho - 作 正雄 - 源正雄 文久三年二月日(源清麿の正行銘時代からの一番腕が良いとされた弟子) Minamoto Masao

刀

作正雄
79cm·新々刀
お問い合わせ
刀剣杉田
重要
Katana - Jūyō - 作 正直 - 上総国住人正直(上総) (東海道) (第23回重要刀剣)Katana - Jūyō - 作 正直 - 上総国住人正直(上総) (東海道) (第23回重要刀剣)

刀

作正直
69.4cm·慶応
¥6,300,000
タイセイ堂
特別保存
Katana - Tokuho - 作 正雄 - 特別保存刀剣『武州住源正雄作 安政三年八月日』Katana - Tokuho - 作 正雄 - 特別保存刀剣『武州住源正雄作 安政三年八月日』

刀

作正雄
69.7cm·新々刀
¥3,300,000
丸英刀剣
特別保存
Katana - Tokuho - 作 信秀 - 刀 栗原信秀(慶應元年紀)Katana - Tokuho - 作 信秀 - 刀 栗原信秀(慶應元年紀)

刀

作信秀
73.4cm·文久
¥4,300,000
つるぎの屋
重要
Katana - Jūyō - 作 清土 - 刀 斎藤清人Katana - Jūyō - 作 清土 - 刀 斎藤清人

刀

作清土
70.7cm·文久
お問い合わせ
刀剣小町
特別保存
Katana - Tokuho - 作 信親 - 刀 白鞘入りKatana - Tokuho - 作 信親 - 刀 白鞘入り

刀

作信親
73.2cm·元治
¥800,000
サムライミュージアム
特別保存
Tanto - Tokuho - 作 正雄 - 日本刀 刀剣 短刀 銘 源正雄 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付Tanto - Tokuho - 作 正雄 - 日本刀 刀剣 短刀 銘 源正雄 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付

短刀

作正雄
24.4cm·弘化
¥12,632

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍
  • 日本刀の販売
  • サムライソード

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫
  • 鍔(ソードガード)

甲冑武具

  • 兜
  • 甲冑
  • 甲冑・武具一覧

鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

リソース

  • 刀剣商一覧
  • 刀工一覧
  • 誌上鑑定
  • すべて見る
Nihontowatch© 2026
利用規約プライバシーCookie運営者情報
売切れ

説明

下総関宿城主、久世広運の八男として生まれた正俊。旗本の岩井平左衛門の養子となり江戸柳原(千代田区東神田辺り)に住した。細川正義や大慶直胤、さらには清麿に弟子入りし、腕を磨いて迫力ある造りを見せている。また、隆慶一郎の人気小説「鬼麿斬人剣」の主人公はこの鬼晋麿正俊ではないか・・・と、フィクションながらも脚光を浴びた。 本作、清麿門下の特徴が表れた豪壮な出来映え。長さのわりに反り深く、鎬筋を高く取って豪快な大切先は8cmもの長さ。互の目丁子刃文は沸厚くついて金筋など交え、物打ち付近は鎬地まで焼きを入れた皆焼風。帽子も焼き深く乱れ込み、地鉄は練れた板目肌。表には天鈿女命(あめのうずめのみこと)、裏には枝梅が上手に彫られる。茎は生ぶで年紀も切られ、本作は南総での注文打ちであることが認められている。また、本作は「刀剣と歴史」に鑑定刀として掲載されている。特別保存刀剣鑑定書、保存会鑑定書附。

NihontoWatch MonNihontoWatch
MarketEncyclopediaKantei
刀剣›清麿›正俊›脇差/江府住岩井鬼晋麿源正俊
脇差特別保存
正俊

脇差/江府住岩井鬼晋麿源正俊

在銘 · Kiyomaro · 万延 · 長さ 52.1cm · 反り 1.8cm

売却済
正俊 · Kiyomaro · 万延販売中 1点 →
脇差
刀身だけで刀工を見抜けますか? 本日の鑑定 →
正俊 — 1 of 15
正俊 — 2 of 15
正俊 — 3 of 15
正俊 — 4 of 15
正俊 — 5 of 15
正俊 — 6 of 15
正俊 — 7 of 15
正俊 — 8 of 15
正俊 — 9 of 15
正俊 — 10 of 15
正俊 — 11 of 15
正俊 — 12 of 15
正俊 — 13 of 15
正俊 — 14 of 15
正俊 — 15 of 15
1 / 15
1 / 15
正俊 — 1 of 15正俊 — 2 of 15正俊 — 3 of 15正俊 — 4 of 15正俊 — 5 of 15正俊 — 6 of 15正俊 — 7 of 15正俊 — 8 of 15正俊 — 9 of 15正俊 — 10 of 15正俊 — 11 of 15正俊 — 12 of 15正俊 — 13 of 15正俊 — 14 of 15正俊 — 15 of 15
正俊 · Kiyomaro · 万延販売中 1点 →
脇差
刀身だけで刀工を見抜けますか? 本日の鑑定 →
法量・詳細
刀工
正俊
種別
脇差
流派
清麿
活動期
1860–1862年頃(万延)
国
武蔵
銘
在銘(在銘率 100%)
法量
長さ 52.1cm反り 1.8cm元幅 3.15cm先幅 2.6cm重ね 0.8cm
説明

下総関宿城主、久世広運の八男として生まれた正俊。旗本の岩井平左衛門の養子となり江戸柳原(千代田区東神田辺り)に住した。細川正義や大慶直胤、さらには清麿に弟子入りし、腕を磨いて迫力ある造りを見せている。また、隆慶一郎の人気小説「鬼麿斬人剣」の主人公はこの鬼晋麿正俊ではないか・・・と、フィクションながらも脚光を浴びた。 本作、清麿門下の特徴が表れた豪壮な出来映え。長さのわりに反り深く、鎬筋を高く取って豪快な大切先は8cmもの長さ。互の目丁子刃文は沸厚くついて金筋など交え、物打ち付近は鎬地まで焼きを入れた皆焼風。帽子も焼き深く乱れ込み、地鉄は練れた板目肌。表には天鈿女命(あめのうずめのみこと)、裏には枝梅が上手に彫られる。茎は生ぶで年紀も切られ、本作は南総での注文打ちであることが認められている。また、本作は「刀剣と歴史」に鑑定刀として掲載されている。特別保存刀剣鑑定書、保存会鑑定書附。

作者について

正俊

新々刀 · 武蔵 · 1860-1862頃

藤代 Jo saku · 刀剣大鑑 上位49%

現在1点販売中

›

歴史的重要度

正俊の位置づけを、日本刀全体および伝統・時代・時期ごとに示します。各位(随一・屈指・有数・著名)は、NBTHK および文化庁による指定に加え、三作や名物帳などの歴史的栄誉を加味したものです。

随一
随一
屈指
屈指
有数
有数
著名
著名

各項目を選ぶと評価方法が表示されます。

指定の実績
指定2口
重要刀剣
2
正俊の作 1点が現在販売中→
正俊 — 詳細新々刀派

年紀作

在銘年紀作が示す、確実に活動していた年代

活動期間
1862推定期間:1860–1862
指定品2点のうち1点に年紀あり

この作者について学ぶ →

流派について

清麿

新々刀 · 武蔵

現在14点販売中

›

清麿一門は、十九世紀中頃の江戸に興った新々刀の一派で、相州伝の豪壮な復興をその核に据える。中心に立つのは山浦清麿で、文化十年信濃小諸赤岩村に郷士信風の次男として生まれ、はじめ内蔵助環と称した。上田藩工河村寿隆に鍛刀を学び、初銘を正行とし、一時師より贈られた秀寿と銘したのち同年のうちに正行へ復している。天保六年、兵法家として名高い幕臣窪田清音の後援を得て江戸に出で、天保十三年から一年を長州萩で送り、弘化二年に再び江戸へ戻って、翌三年秋に四谷伊賀町に住して銘を清麿と改めた。相州伝を得意とすること甚だしく、世に四谷正宗と称せられた。その糾合した門には、信濃以来の同じ道を歩んだ兄真雄、越後三条より鏡師を廃して入門した栗原信秀、羽州庄内より出府して師の刀債を後に完済した斎藤清人らが連なり、嘉永七年の清麿自刃の後も、その相州復古の手は幕末から明治初年へと伝えられた。 一門を貫く語法は、五百年を遡って相州に通う沸本位の作風にある。やや肌立つ流れごころの板目をよくつめ、地沸を微塵に厚く敷き、地景頻りに入って鉄が冴え、映りはない。その上に互の目乱れに小のたれを交え、沸厚く処々荒めに叢立ち、長い金筋と盛んな砂流しが頻りにかかる覇気ある刃を焼く。帽子は乱れ込み、尖りごころに掃きかけて返る。この共通の地刃の内に、各工の手が分かれる。清麿は志津三郎兼氏を仰いだ志津伝を得意中の得意とし、その地沸・地景の厚さと荒沸の富みにおいて一門を圧して、菖蒲造・冠落造の脇指や短刀に華やかな乱れを見せる。信秀はその志津の調子に最もよく迫った手で、説明書はその技を一門中最も師に迫るものとし、互の目に尖り刃・角互の目を交えて砂流し・金筋を頻りにかけるが、覇気と迫力は師に遠く及ばないとも率直に記す。彼ひとりの見どころは鏡師の修業に発する彫物で、草の倶利迦羅・珠追竜・竜乗り観音など多彩な図柄を刻み、一派中で彫物を伴うのは彼の刀のみである。真雄は寿隆風の丁子に始まって相州伝に転じた弟と同じ展開を辿るが、説明書は地景・砂流し・金筋がやや少なく出来が清麿に及ばないとし、なお優作では地沸厚く強い鍛えを称える。清人は頭の丸い互の目を主調に長い足と豊かな沸を保って師風を忠実に継ぐ一方、清麿には見られぬ大和伝の直刃を独り保ち、よくつんだ小板目に微塵の地沸を敷いて地刃の冴えた直刃を焼く。 鑑定の勘所は、まずこの相州への遡りにある。同時代の新々刀工が備前の丁子や虎徹の詰んだ地鉄を写したのに対し、本一門は地沸・地景厚く荒沸に富み金筋・砂流し頻りなる地刃を、借りものの模様によらずその力強さと明るさによって示す。姿もまた手がかりで、身幅広く元先の幅差少なく、鎬幅狭く平肉つかず、大鋒の延びてふくらの枯れた豪壮な体配が一門独特のものとされる。位列にあって清麿は晩年のあらゆる刀工の中でも最も人気の高い一人で、藤代はこれを最上作とし、真雄を上作、信秀・清人をこれに次ぐ手とする。国宝・重要文化財はなく、その地位は今日の指定の級と僅かな来歴に拠る。来歴は広汎というより確かで歴史に響くもので、清麿の作は岩崎家と静嘉堂文庫、後援者窪田清音、大小を註文した松代藩士、剣客中条金之助の手を経、信秀の片切刃の脇指は将軍慶喜への献上と伝え越後三条の八幡社にも伝わり、清人の一口は亡師の遺志を託されて稜威尾羽張の神号を刻む。多くは伝えられて市場には出ず、在銘の作が世に現れるのは時折に限られるが、年紀を備えたその一口は、相州が江戸に甦った瞬間を語る証として、新々刀を集める者の前に立つ最も報いある手の一つである。 詳しく見る →

12名の刀工指定132口
主要刀工
刀工時代指定
清麿1839-185452
信秀1857-186734
清人1848-18688
真雄1844-18666
正直1865-18683
清麿流派を見る →

歴史的背景

幕末 最後の需要

›

1853年のペリー来航は徳川の泰平をほどき、二世紀ぶりに実用刀の大量需要を生んだ。四谷正宗と呼ばれた清麿はその前夜に世を去り、宗次や行秀が最後の好況を担った。

幕末 最後の需要 →

NBTHK鑑定書
特別保存刀剣Tokubetsu Hozon Tōken
›

保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。

NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

NBTHK公式サイト→
販売店
十
十拳
🇯🇵日本から発送
›
✓認証販売店tokka.biz
·国内発送のみ銀行振込クレジットカード
返品ポリシー

商品がお気に召さなかった場合は、理由の如何に関わらず遠慮なくご返品ください。その際、返送料はお客様のご負担にてお願いします。ご返金は商品到着後、販売時と同じ状態であることを確認の上、即日ご指定口座にお振り込みさせていただきます。店舗にてご購入された場合、クーリングオフの適用範囲外となります。

十拳の出品一覧を見る→販売店サイトでこの商品を見る→

正俊の他の作

すべて見る →
葵美術
保存
Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀:無銘(岩井鬼神丸正利)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀:無銘(岩井鬼神丸正利)(日本美術刀剣保存協会 保存刀剣)

刀

作正俊
74.5cm·万延
開始価格¥450,000

正俊の売約済み

すべて見る →
十拳
保存
Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀|鬼晋麿源正俊/文久三年二月日Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀|鬼晋麿源正俊/文久三年二月日
売切れ

刀

作正俊
70.1cm·万延
売却済
銀座誠友堂
保存
Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀[祝鬼神丸源正利][日本美術刀剣保存協会 保存刀剣]Katana - Hozon - 作 正俊 - 刀[祝鬼神丸源正利][日本美術刀剣保存協会 保存刀剣]
売切れ

刀

作正俊
80.8cm·万延
売却済

清麿派の作

すべて見る →
葵美術
特別保存
Tanto - Tokuho - 作 清人 - 短刀:清人(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)Tanto - Tokuho - 作 清人 - 短刀:清人(日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣)

短刀

作清人
29.1cm·嘉永
¥1,100,000
明倫産業
特別保存
Katana - Tokuho - 作 正雄 - 源正雄 文久三年二月日(源清麿の正行銘時代からの一番腕が良いとされた弟子) Minamoto MasaoKatana - Tokuho - 作 正雄 - 源正雄 文久三年二月日(源清麿の正行銘時代からの一番腕が良いとされた弟子) Minamoto Masao

刀

作正雄
79cm·新々刀
お問い合わせ
刀剣杉田
重要
Katana - Jūyō - 作 正直 - 上総国住人正直(上総) (東海道) (第23回重要刀剣)Katana - Jūyō - 作 正直 - 上総国住人正直(上総) (東海道) (第23回重要刀剣)

刀

作正直
69.4cm·慶応
¥6,300,000
タイセイ堂
特別保存
Katana - Tokuho - 作 正雄 - 特別保存刀剣『武州住源正雄作 安政三年八月日』Katana - Tokuho - 作 正雄 - 特別保存刀剣『武州住源正雄作 安政三年八月日』

刀

作正雄
69.7cm·新々刀
¥3,300,000
丸英刀剣
特別保存
Katana - Tokuho - 作 信秀 - 刀 栗原信秀(慶應元年紀)Katana - Tokuho - 作 信秀 - 刀 栗原信秀(慶應元年紀)

刀

作信秀
73.4cm·文久
¥4,300,000
つるぎの屋
重要
Katana - Jūyō - 作 清土 - 刀 斎藤清人Katana - Jūyō - 作 清土 - 刀 斎藤清人

刀

作清土
70.7cm·文久
お問い合わせ
刀剣小町
特別保存
Katana - Tokuho - 作 信親 - 刀 白鞘入りKatana - Tokuho - 作 信親 - 刀 白鞘入り

刀

作信親
73.2cm·元治
¥800,000
サムライミュージアム
特別保存
Tanto - Tokuho - 作 正雄 - 日本刀 刀剣 短刀 銘 源正雄 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付Tanto - Tokuho - 作 正雄 - 日本刀 刀剣 短刀 銘 源正雄 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書付

短刀

作正雄
24.4cm·弘化
¥12,632

刀剣

  • 刀
  • 脇差
  • 短刀
  • 太刀
  • 薙刀
  • 槍
  • 日本刀の販売
  • サムライソード

刀装具

  • 鍔
  • 縁頭
  • 小柄
  • 目貫
  • 鍔(ソードガード)

甲冑武具

  • 兜
  • 甲冑
  • 甲冑・武具一覧

鑑定別

  • 特重
  • 重要
  • 特別保存
  • 保存

リソース

  • 刀剣商一覧
  • 刀工一覧
  • 誌上鑑定
  • すべて見る
Nihontowatch© 2026
利用規約プライバシーCookie運営者情報
売切れ
NihontoWatch MonNihontoWatch
マーケット
事典
鑑定
NihontoWatch MonNihontoWatch
マーケット
事典
鑑定