番号:AS26366(委託販売品) 白鞘入り脇差(NBTHK 特別保存刀剣) 銘文:薩州住清左 享禄五年八月日 弊社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作の出来は、上々作にランクされる作品です。 ハバキ:金着二重ハバキ 長さ:50.48 cm (1.67尺) 反り:1.06 cm (0.35寸) 目釘穴:1個 元幅:2.99 cm 先幅:2.14 cm 重ね:0.62 cm 重量:435 グラム 時代:室町時代後期、享禄五年(1532年) 体配:身幅やや広く重ね薄め、鎬を高くし、平地から棟にかけて肉を落とした鋭い体配。 地鉄:板目肌に木目肌交じり、白味を帯びた映りが現れる。 刃文:極めて細い直刃。 特徴: 薩州住清左は薩摩の刀工で、元は波平派に属していましたが、後に備前長船清光の門に学んだと伝えられています。本作は、刃先に極めて細く焼かれた直刃や白味を帯びた映りなど、波平伝の特色が顕著に表れた一振りです。 清左は、戦国時代の武将・細川幽斎の愛刀「八重畳(やえだたみ)」の作者としても知られています。残念ながらその名刀の行方は現在不明となっておりますが、「八重畳」の名は、その凄まじい切れ味を称えた逸話に由来します。 本作も同様に、重ねを薄く仕立てた鋭利な造り込みから、抜群の切れ味を予感させます。地鉄の鍛えも美しく、清左の技量が遺憾なく発揮された優品です。 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書 全身押し形 ※送料は価格に含まれておりません。 オークション開始価格:450,000円 入札する 関連商品: 脇差:山城大掾源国重(NBTHK 特別保存刀剣) 脇差:(金象嵌銘)兼元(NBTHK 保存刀剣) 脇差:薩州住藤原正良(NBTHK 特別保存刀剣) 脇差:浪華月山雲龍子貞一刻印 慶応元年十月日
Auction status: live on sword-auction.com.
在銘 · Naminohira · 室町 · 長さ 50.48cm · 反り 1.06cm




脇物 · 薩摩 · 1501-1504頃
刀剣大鑑 上位49%
現在2点販売中
脇物 · 薩摩
時期区分: 末波平· 1393–1900
現在4点販売中
室町後期から江戸初期にかけての波平派は、開祖以来連綿と続いた古波平の系譜をそのまま受け継ぐ後代の一群であり、これを末波平と称する。島津氏の治める薩摩・大隅の地にあって、この派は保守的な気質を強く保ち、先祖の作風を長く固守した。説示によれば室町後期の末波平は大別して橋口系・石神系・佐藤系に分かれ、佐藤系には清左や貞清の名が見える。年紀作の遺る貞次・貞清・治行・重鑑らはおおむね天文頃の活躍が知られ、重鑑のごとく隅州を称して大隅に住しながら薩摩にも作刀した工もある。永禄・元亀・天正の頃には篤倉が出るが、波平一派にあって藤原姓を銘文に冠する点が珍しく注目される。後代に至るまで安常のごとく波平を冠した銘を切る通例が守られた。 末波平の作風は、説示が記すところでは鍛えが肌立って流れ、白けが目立ち、刃文は焼の低い直刃ほつれで、匂口がうるみ、地刃ともに弱く感じられるものが多い。これは総じて先祖の古波平の風を伝承した結果であり、古波平の大和気質を引き継ぎつつ、後代に下って作がやや粗く、定型化した趣を呈する。ただし保守的な同派の中にあっても、まま時好の作風を取り入れたあか抜けした出来口の工が存在する。それらは主に末備前風、ないし末相州風のもので、貞次・貞清の作はのたれ調に互の目を交えた乱れ刃を焼き、足・葉が入り、鍛えがつよく刃が冴える。篤倉の作は腰開きの複式ごころの乱れ刃に飛焼を交えて一種の皆焼となり、治行の作は平高田派に通じる出来を見せる。古波平の精美にして古様な直刃の趣とは異なり、これら後代の乱れ刃は時代の流行を映したものである。 鑑定の上で末波平を古波平と分かつ要点は、後代に至る肌立ち流れた鍛えと白け、焼の低いほつれ調の直刃、うるみごころの匂口といった、いかにも弱く感ぜられる地刃の総体的な趣にある。これに対して時好を取り入れた工の乱れ刃の作は、同派の作域の幅を知る上で貴重な資料となる。主要な工としては佐藤系の貞清が同工のみならず同派の代表作と称すべき出来を遺し、貞次・治行・重鑑・篤倉らもそれぞれ傑出の一口を伝える。新刀期に下れば、薩摩国波平派五十九代を担った安常が延享・明和の年紀作を遺し、相州伝を加味して匂深く沸厚くつき、薩摩新刀に共通する剛健な造込みを示すなど、古波平以来の直刃の伝統に後代ならではの新味を加えている。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
番号:AS26366(委託販売品) 白鞘入り脇差(NBTHK 特別保存刀剣) 銘文:薩州住清左 享禄五年八月日 弊社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作の出来は、上々作にランクされる作品です。 ハバキ:金着二重ハバキ 長さ:50.48 cm (1.67尺) 反り:1.06 cm (0.35寸) 目釘穴:1個 元幅:2.99 cm 先幅:2.14 cm 重ね:0.62 cm 重量:435 グラム 時代:室町時代後期、享禄五年(1532年) 体配:身幅やや広く重ね薄め、鎬を高くし、平地から棟にかけて肉を落とした鋭い体配。 地鉄:板目肌に木目肌交じり、白味を帯びた映りが現れる。 刃文:極めて細い直刃。 特徴: 薩州住清左は薩摩の刀工で、元は波平派に属していましたが、後に備前長船清光の門に学んだと伝えられています。本作は、刃先に極めて細く焼かれた直刃や白味を帯びた映りなど、波平伝の特色が顕著に表れた一振りです。 清左は、戦国時代の武将・細川幽斎の愛刀「八重畳(やえだたみ)」の作者としても知られています。残念ながらその名刀の行方は現在不明となっておりますが、「八重畳」の名は、その凄まじい切れ味を称えた逸話に由来します。 本作も同様に、重ねを薄く仕立てた鋭利な造り込みから、抜群の切れ味を予感させます。地鉄の鍛えも美しく、清左の技量が遺憾なく発揮された優品です。 NBTHK 特別保存刀剣鑑定書 葵美術評価鑑定書 全身押し形 ※送料は価格に含まれておりません。 オークション開始価格:450,000円 入札する 関連商品: 脇差:山城大掾源国重(NBTHK 特別保存刀剣) 脇差:(金象嵌銘)兼元(NBTHK 保存刀剣) 脇差:薩州住藤原正良(NBTHK 特別保存刀剣) 脇差:浪華月山雲龍子貞一刻印 慶応元年十月日
Auction status: live on sword-auction.com.
在銘 · Naminohira · 室町 · 長さ 50.48cm · 反り 1.06cm




脇物 · 薩摩 · 1501-1504頃
刀剣大鑑 上位49%
現在2点販売中
脇物 · 薩摩
時期区分: 末波平· 1393–1900
現在4点販売中
室町後期から江戸初期にかけての波平派は、開祖以来連綿と続いた古波平の系譜をそのまま受け継ぐ後代の一群であり、これを末波平と称する。島津氏の治める薩摩・大隅の地にあって、この派は保守的な気質を強く保ち、先祖の作風を長く固守した。説示によれば室町後期の末波平は大別して橋口系・石神系・佐藤系に分かれ、佐藤系には清左や貞清の名が見える。年紀作の遺る貞次・貞清・治行・重鑑らはおおむね天文頃の活躍が知られ、重鑑のごとく隅州を称して大隅に住しながら薩摩にも作刀した工もある。永禄・元亀・天正の頃には篤倉が出るが、波平一派にあって藤原姓を銘文に冠する点が珍しく注目される。後代に至るまで安常のごとく波平を冠した銘を切る通例が守られた。 末波平の作風は、説示が記すところでは鍛えが肌立って流れ、白けが目立ち、刃文は焼の低い直刃ほつれで、匂口がうるみ、地刃ともに弱く感じられるものが多い。これは総じて先祖の古波平の風を伝承した結果であり、古波平の大和気質を引き継ぎつつ、後代に下って作がやや粗く、定型化した趣を呈する。ただし保守的な同派の中にあっても、まま時好の作風を取り入れたあか抜けした出来口の工が存在する。それらは主に末備前風、ないし末相州風のもので、貞次・貞清の作はのたれ調に互の目を交えた乱れ刃を焼き、足・葉が入り、鍛えがつよく刃が冴える。篤倉の作は腰開きの複式ごころの乱れ刃に飛焼を交えて一種の皆焼となり、治行の作は平高田派に通じる出来を見せる。古波平の精美にして古様な直刃の趣とは異なり、これら後代の乱れ刃は時代の流行を映したものである。 鑑定の上で末波平を古波平と分かつ要点は、後代に至る肌立ち流れた鍛えと白け、焼の低いほつれ調の直刃、うるみごころの匂口といった、いかにも弱く感ぜられる地刃の総体的な趣にある。これに対して時好を取り入れた工の乱れ刃の作は、同派の作域の幅を知る上で貴重な資料となる。主要な工としては佐藤系の貞清が同工のみならず同派の代表作と称すべき出来を遺し、貞次・治行・重鑑・篤倉らもそれぞれ傑出の一口を伝える。新刀期に下れば、薩摩国波平派五十九代を担った安常が延享・明和の年紀作を遺し、相州伝を加味して匂深く沸厚くつき、薩摩新刀に共通する剛健な造込みを示すなど、古波平以来の直刃の伝統に後代ならではの新味を加えている。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。