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刃長65.3センチ 反り2.4センチ 元幅26.8ミリ 元重ね6.3センチ 物打幅21.8ミリ 物打重ね4.8ミリ 横手位置幅16.8ミリ 松葉先重ね3.4ミリ 裸身重量546グラム 拵に納めて鞘を払った重量891グラム 室町前期 The early period of Muromachi era 昭和44年5月8日 東京都登録 附属 梨地塗鞘陣太刀拵、銀はばき 平安時代後期、正國なる刀工が大和から薩摩国谷山郡波平の地に来往して波平派の祖となると伝え、その子を行安と言い、以後、その流れは幕末新々刀期に迄及んでいます。 同派の中でも南北朝期を降らぬ刀工及びその作刀を総称して古波平と言い、その作風は大和気質が強く窺えるものであるが、鍛えがねっとりとして軟らか味を帯び、刃文は匂口が潤みごころで、はばき元を焼き落とすなどの諸点に特色があります。 猪股近平六則綱や畠山重忠の佩刀が波平の作であったことが『源平盛衰記』に記されているように、波平の刀は古くから戦場で高い評価を得ていました。 また、荒れた海を鎮めるために波平の太刀を海中に投じたところ、風雨が収まったという伝説があり、舟戦を専らとする武士の波平信仰は近代まで受け継がれており、因島の村上水軍の重宝も鎌倉後期に鍛えられた波平行安でした。 この太刀は、室町前期に活躍した波平一派の作で、大磨上ながらも今なお力強い踏ん張りを保ち、切先はやや延びた鋭利な姿をとどめています。地鉄は小板目が総体に流れて柾肌を呈し、淡く白気映りが立つ中に地沸がつき、さらに地景が細やかに入り、古名工の気配が静かに漂います。刃文はやや狭めの中直刃で、匂口は深く、鋩子は直ぐに入り先で丸く返る端正な出来映えです。 附属する陣太刀拵は、唐草を片切彫で表した落ち着きある作ですが、太鼓革には土佐藩・山内家の家紋である土佐柏紋が刻され、品格を添えています。鐔鳴りがみられる点を除けば、柄にがたつきもなく堅牢で、総じて健全と言えましょう。

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Certificate reading — 無銘(波平)

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刀剣›古波平›波平›無銘(波平) 1-114
太刀保存
波平

無銘(波平) 1-114

無銘 · 室町 · 長さ 65.3cm · 反り 2.4cm

¥935,000
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波平 · 室町販売中 3点 →
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法量・詳細
刀工
波平
種別
太刀
流派
波平
活動期
1206–1207年頃(建永)
国
薩摩
銘
無銘
法量
長さ 65.3cm反り 2.4cm元幅 2.68cm先幅 2.18cm重ね 0.63cm重量 546g
説明

刃長65.3センチ 反り2.4センチ 元幅26.8ミリ 元重ね6.3センチ 物打幅21.8ミリ 物打重ね4.8ミリ 横手位置幅16.8ミリ 松葉先重ね3.4ミリ 裸身重量546グラム 拵に納めて鞘を払った重量891グラム 室町前期 The early period of Muromachi era 昭和44年5月8日 東京都登録 附属 梨地塗鞘陣太刀拵、銀はばき 平安時代後期、正國なる刀工が大和から薩摩国谷山郡波平の地に来往して波平派の祖となると伝え、その子を行安と言い、以後、その流れは幕末新々刀期に迄及んでいます。 同派の中でも南北朝期を降らぬ刀工及びその作刀を総称して古波平と言い、その作風は大和気質が強く窺えるものであるが、鍛えがねっとりとして軟らか味を帯び、刃文は匂口が潤みごころで、はばき元を焼き落とすなどの諸点に特色があります。 猪股近平六則綱や畠山重忠の佩刀が波平の作であったことが『源平盛衰記』に記されているように、波平の刀は古くから戦場で高い評価を得ていました。 また、荒れた海を鎮めるために波平の太刀を海中に投じたところ、風雨が収まったという伝説があり、舟戦を専らとする武士の波平信仰は近代まで受け継がれており、因島の村上水軍の重宝も鎌倉後期に鍛えられた波平行安でした。 この太刀は、室町前期に活躍した波平一派の作で、大磨上ながらも今なお力強い踏ん張りを保ち、切先はやや延びた鋭利な姿をとどめています。地鉄は小板目が総体に流れて柾肌を呈し、淡く白気映りが立つ中に地沸がつき、さらに地景が細やかに入り、古名工の気配が静かに漂います。刃文はやや狭めの中直刃で、匂口は深く、鋩子は直ぐに入り先で丸く返る端正な出来映えです。 附属する陣太刀拵は、唐草を片切彫で表した落ち着きある作ですが、太鼓革には土佐藩・山内家の家紋である土佐柏紋が刻され、品格を添えています。鐔鳴りがみられる点を除けば、柄にがたつきもなく堅牢で、総じて健全と言えましょう。

作者について

波平

脇物 · 薩摩 · 1206-1207頃

現在3点販売中

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波平の作 3点が現在販売中→
波平 — 詳細脇物派

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流派について

波平

脇物 · 薩摩

時期区分: 古波平· 987–1393

現在13点販売中

›

薩摩国谷山郡波平の地に拠った波平派のうち、南北朝期を降らぬ刀工とその作刀を総称して古波平という。説示によれば、平安時代後期に正国なる刀工が大和より同地に来住してその祖となったと伝え、その子を行安と称し、以後門流は幕末新々刀期にまで連綿と及んでいる。嫡流は代々行安の名跡を襲い、「行」あるいは「安」の字を用いる工が多く、安次・安行・安光・友安・近安らもこの系に連なる。九州における最も古い鍛冶の一として平安末以降の作刀を残し、後代に量産化して作風の崩れた末波平に対し、この区分はなお大和伝の古調を色濃く伝える初期層をなす。 作風は総じて大和気質の強く窺えるもので、地鉄は板目に流れ肌の交じる鍛えを基調とし、地沸がつき、太めの地景が随処に入り、刃寄りに柾がかって白け映りの立つものが見られる。説示が繰り返し説くとおり、鍛えにはねっとりとした軟らか味があり、これが波平を大和物本流から分かつ要となっている。刃文は精美な細直刃を主調とし、下半に小乱れや小のたれを交え、匂勝ちに小沸がつき、刃中には二重刃風の筋状の働き、金筋・砂流しが断続的にかかる。匂口はうるみごころを帯び、元あるいは腰元を焼き落とす点が顕著で、帽子は直ぐに焼詰めとなることが多い。姿は腰反り高く踏張りのついた古様を呈し、時代が降って南北朝に至れば身幅広く元先の幅差の目立たぬ雄渾な体配へと移る。後代の末波平が古風を墨守しつつ地刃の冴えを減じてゆくのに対し、この初期層は微細な地刃の働きと鍛えの締まりにおいて勝る。 鑑定にあたっては、ねっとりとした地鉄の軟らか味、うるみごころの匂口、元を焼き落とす刃取りの三点が古波平を見極める要諦となる。作風が年代によって大きく変化せず古典を長く守るため時代の判別は難しいが、姿恰好と銘振りを手がかりに鎌倉から南北朝に位置づけられる。主要工としては嫡流の行安を筆頭に、その門と伝える安次らが挙げられ、説示はこの作風が豊後行平や三池光世ら九州古典派の作にも相通じることを指摘する。行安の遺品では猿投神社に伝わる太刀、島津家一門の樺山家に伝来した号「笹貫」の太刀が古例として知られ、在銘の遺例が乏しいことから現存する各作はいずれも資料的価値が高い。 詳しく見る →

21名の刀工指定46口
主要刀工
刀工時代指定
行安1308-131110
安次1375-13810
安吉1469-14870
藤1394-14280
安次1224-12250
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歴史的背景

室町時代

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応仁の乱が足利の体制を砕いた後、戦国の一世紀はほとんどすべての国を武装させた。この時代は選ぶ目に報いる。並の作は多いが、その傍らには第一級の注文打ちが立っている。

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NBTHK鑑定書
保存刀剣Hozon Tōken
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銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。

無銘(波平)
鑑定書記載
NBTHKについて›

日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。

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