二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
番号:25289 太刀:白鞘入り(NBTHK 特別保存刀剣) 銘:傘笠 両山子正峯作之(人間国宝) 年紀:乙卯年八月日(昭和50年) 当社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作は隅谷正峯の作品の中でも「上作」にランクされる逸品です。 ハバキ:金無垢(46g、ごく一部に銀を使用) 長さ:74.0 cm (2.44尺) 反り:3.0 cm (9.9分) 目釘穴:1個 元幅:3.23 cm 先幅:2.41 cm 重ね:0.76 cm 刀身重量:900 g 時代:昭和50年(1975年) 形状: 身幅広く重ね厚く、表裏に棒樋を掻き通す。 反り深く、先幅もしっかりと残った豪壮な姿。 地鉄: 小板目肌よく練れ、精緻で潤いのある美しい鍛えとなる。 刃文: 沸出来の互の目乱れで、高低の変化に富む。 匂口厚く、帽子はそのまま乱れ込む。 特徴: 隅谷正峯(本名:與一郎)は、大正10年(1921年)石川県松任市に生まれる。 昭和16年に立命館大学を卒業後、同大学の日本刀鍛錬所に入門し、桜井正幸に師事。 昭和17年より独自の作刀研究を開始。 戦後の昭和24年に作刀承認を受け、昭和31年には郷里の松任市に自らの鍛錬所「傘笠亭(さんりゅうてい)」を構える。本作も同所にて鍛えられたものである。 昭和41年には無鑑査となり、以降、新作刀展の審査員を歴任。 昭和39年、41年、44年、平成元年の伊勢神宮式年遷宮に際し、御神刀を奉納。 また、平成2年の天皇陛下即位の礼における儀仗の剣や、眞子内親王殿下(平成3年)、雅子皇后陛下(平成5年)、佳子内親王殿下(平成6年)の御守刀を謹作するなど、皇室とも深い縁を持つ。 葵美術より一言: 昭和30年の第一回作刀技術発表会より、通算38回にわたり出品を続け、備前伝を追求。独自の「隅谷丁子」を完成させ、昭和56年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。本作は正峯氏の円熟期にあたる昭和50年の作で、金無垢ハバキが添えられた格調高い一振りです。
Certificate reading — 銘 傘笠両山子正峯作之 乙卯年八月日
在銘 · 昭和 · 長さ 74cm · 反り 3cm





Ishikawa · 1921-1998頃
現在11点販売中
昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
¥2,850,000
番号:25289 太刀:白鞘入り(NBTHK 特別保存刀剣) 銘:傘笠 両山子正峯作之(人間国宝) 年紀:乙卯年八月日(昭和50年) 当社では刀剣の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作は隅谷正峯の作品の中でも「上作」にランクされる逸品です。 ハバキ:金無垢(46g、ごく一部に銀を使用) 長さ:74.0 cm (2.44尺) 反り:3.0 cm (9.9分) 目釘穴:1個 元幅:3.23 cm 先幅:2.41 cm 重ね:0.76 cm 刀身重量:900 g 時代:昭和50年(1975年) 形状: 身幅広く重ね厚く、表裏に棒樋を掻き通す。 反り深く、先幅もしっかりと残った豪壮な姿。 地鉄: 小板目肌よく練れ、精緻で潤いのある美しい鍛えとなる。 刃文: 沸出来の互の目乱れで、高低の変化に富む。 匂口厚く、帽子はそのまま乱れ込む。 特徴: 隅谷正峯(本名:與一郎)は、大正10年(1921年)石川県松任市に生まれる。 昭和16年に立命館大学を卒業後、同大学の日本刀鍛錬所に入門し、桜井正幸に師事。 昭和17年より独自の作刀研究を開始。 戦後の昭和24年に作刀承認を受け、昭和31年には郷里の松任市に自らの鍛錬所「傘笠亭(さんりゅうてい)」を構える。本作も同所にて鍛えられたものである。 昭和41年には無鑑査となり、以降、新作刀展の審査員を歴任。 昭和39年、41年、44年、平成元年の伊勢神宮式年遷宮に際し、御神刀を奉納。 また、平成2年の天皇陛下即位の礼における儀仗の剣や、眞子内親王殿下(平成3年)、雅子皇后陛下(平成5年)、佳子内親王殿下(平成6年)の御守刀を謹作するなど、皇室とも深い縁を持つ。 葵美術より一言: 昭和30年の第一回作刀技術発表会より、通算38回にわたり出品を続け、備前伝を追求。独自の「隅谷丁子」を完成させ、昭和56年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。本作は正峯氏の円熟期にあたる昭和50年の作で、金無垢ハバキが添えられた格調高い一振りです。
Certificate reading — 銘 傘笠両山子正峯作之 乙卯年八月日
在銘 · 昭和 · 長さ 74cm · 反り 3cm





Ishikawa · 1921-1998頃
現在11点販売中
昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト返品をご希望の場合、お客様が受領されてから3日以内にお知らせください。この期間を過ぎますとキャンセルはお受けできかねますので何卒ご了承ください。なお当社へのご返送は、5営業日以内の発送をお願いしております。なおキャンセルは販売した当時の状態がそのまま保持されている事が条件となりますのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
¥2,850,000