二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
番号:AS26144 脇差:白鞘入り(日本美術刀剣保存協会 保持審査合格・保存刀剣) 銘文:加賀国住正峯作(人間国宝) 昭和戊申年八月日 応需鈴木政行氏 当社では刀工の出来映えにより、最上作、上々作、上作、普通作に分類しております。 本作の出来は、隅谷正峯としては上々作にランクされる作品です。 ハバキ:金着二重ハバキ 刃長:35.4cm (11寸6分9厘) 反り:0.4cm (1分3厘) 目釘穴:1個 元幅:3.18cm 重ね:0.53cm 刀身重量:245g 時代:現代(昭和43年) 体配:身幅広く寸延びた短刀で、三ヶの棟に二本樋を彫る。 地鉄:小板目肌に小杢目肌が交じり、細かな地景と地沸が厚くつく。 刃文:丸みを帯びた互の目乱れとなり、細かな沸がついて砂流しがかかる。匂口は深く明るく冴える。 特徴: 隅谷正峯(すみたに まさみね)は石川県出身の刀匠で、大正10年(1921年)に生まれました。昭和16年に立命館大学を卒業後、立命館日本刀鍛錬所に入門し、桜井正幸に師事します。その後独立し、故郷である石川県松任市に「傘笠亭(さんりゅうてい)」鍛錬所を開設して数多くの名作を残しました。最高賞である正宗賞をはじめ数々の賞を受賞し、昭和56年(1981年)には人間国宝に認定されました。平成10年(1998年)、77歳で没。 本作は正峯らしい寸延びの短刀で、地刃ともに沸が豊富につき、明るく冴え渡った見事な出来映えの一振りです。 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書(12月発行予定) 葵美術評価鑑定書 全身押し形 ※価格に送料は含まれません。 オークション開始価格:1,200,000円 入札する 関連作品: 短刀:天田昭次(人間国宝・重要無形文化財)昭和44年2月日(保存刀剣) 短刀:伊勢神宮御神宝刀余鉄をもって調ず
在銘 · 昭和 · 長さ 35.4cm · 反り 0.4cm



Ishikawa · 1921-1998頃
現在11点販売中
昭和から現代へ 断絶と再生
二十世紀は二度この工芸を殺しかけた。戦時の歪みと、占領下の禁令である。1948年の日刀保設立と1953年の作刀再開が刀を美術として再建し、人間国宝と無鑑査がその頂に立つ。
保存刀剣のうち、出来が一層優れ、保存状態も良好と認められたものです。再刃や、室町・江戸期の多くの無銘作は対象外となり、保存刀剣より高い基準が課されます。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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