五代 赤坂忠時 鍔 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 現在の東京都港区に位置する赤坂は、かつての江戸城南西に広がる丘陵地であり、城門の一つである赤坂見附が置かれた要衝の地として知られています。その地名の由来には諸説ありますが、一説にはこの地に自生していた茜(あかね)に因むと言われています。茜の根から採れる染料が「赤」色であったことから「赤坂」の名が付いたと伝えられています。 赤坂派は、17世紀初頭に初代・庄左衛門忠正がこの地に移り住んだことに始まります。忠正は肥後の名工・林又七に学んだとされ、その卓越した技量によって、赤坂の地は数代にわたり高品質な透鐔の産地として名を馳せました。 本作の作者である五代・彦十郎忠時は、通称「中彦(なかひこ)」と呼ばれます。これは四代(親彦)から継承した「彦十郎」の名が、以降九代まで世襲されたため、その中間に位置する名手として区別されたものです。 本作は、保存審査において五代忠時の個性が顕著であると認められ、特別保存刀剣の指定を受けています。現存する赤坂鐔は数多く、その多くは無銘であり、また代々の作風が重なる時期や門人による制作も含まれるため、特定の代への個別の極めが付くことは非常に稀少で価値が高いと言えます。 さらに、刀剣に比して合格基準が極めて厳しいとされる刀装具の分野において、特別保存の極めを得ていることは、本作の格調の高さと資料的価値を裏付ける何よりの証左です。







鐔工 · 武蔵 · 1704-1764頃
現在8点販売中
鐔工 · Edo
時期区分: 赤坂· 1688–1860
現在80点販売中
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト五代 赤坂忠時 鍔 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣 現在の東京都港区に位置する赤坂は、かつての江戸城南西に広がる丘陵地であり、城門の一つである赤坂見附が置かれた要衝の地として知られています。その地名の由来には諸説ありますが、一説にはこの地に自生していた茜(あかね)に因むと言われています。茜の根から採れる染料が「赤」色であったことから「赤坂」の名が付いたと伝えられています。 赤坂派は、17世紀初頭に初代・庄左衛門忠正がこの地に移り住んだことに始まります。忠正は肥後の名工・林又七に学んだとされ、その卓越した技量によって、赤坂の地は数代にわたり高品質な透鐔の産地として名を馳せました。 本作の作者である五代・彦十郎忠時は、通称「中彦(なかひこ)」と呼ばれます。これは四代(親彦)から継承した「彦十郎」の名が、以降九代まで世襲されたため、その中間に位置する名手として区別されたものです。 本作は、保存審査において五代忠時の個性が顕著であると認められ、特別保存刀剣の指定を受けています。現存する赤坂鐔は数多く、その多くは無銘であり、また代々の作風が重なる時期や門人による制作も含まれるため、特定の代への個別の極めが付くことは非常に稀少で価値が高いと言えます。 さらに、刀剣に比して合格基準が極めて厳しいとされる刀装具の分野において、特別保存の極めを得ていることは、本作の格調の高さと資料的価値を裏付ける何よりの証左です。







鐔工 · 武蔵 · 1704-1764頃
現在8点販売中
鐔工 · Edo
時期区分: 赤坂· 1688–1860
現在80点販売中
保存刀装具のうち、出来・保存状態が一層優れ、銘文や作風に資料的価値の高いものと認められたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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