徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
近江守藤原継広は越前三代康継の門人で、越前福井から近江膳所に移り、江戸にても作刀しました。「近江守藤原継広」「越前国下坂継広」「近江守下坂継広」「近江守藤原継広 越前住下坂」等と銘を切ります。越前国には数多く美濃関からの移住工があって、これらを総称し越前関と呼称します。越前新刀はその優れた斬れ味と実用刀としての優秀さから、旧幕時代には特に重用されていました。 本作は刃名が一尺五寸、バランスが整った姿が良い脇差で、地鉄は板目肌が流れこころで肌現れて地沸つく地鉄です。刃紋は、小沸出来の湾れ刃紋を焼いています。冴えた刃中は所々沸付き砂流し金線が働きます。帽子はそのまま湾れて小丸へ返ります。茎は生ぶで錆味、銘共に良好です。本品は洒落た拵付きの、越前新刀、近江守藤原継広の典型作な作域を示す生ぶ茎で地刃共に健全な秀作です。銀無垢一重はばき。拵、白鞘。








販売店の記載のまま
越前 · 1688-1704頃
江戸時代
徳川の泰平のもと、大小は法度の定める身分の制服となり、需要は城下町、とりわけ江戸に集まった。工芸は二つに分かれる。目利きのための華やかな鑑賞の作と、截断の結果を金象嵌に刻む実証の刀である。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトNo cooling-off period or returns; refund only if the purchased sword is proven fake, capped at purchase price (excludes commission sales, accessories, auction items).