二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
銘:武州下原住照広(表銘、裏無銘) 刀工:照広(武蔵国下原住) 流派:下原派(八王子鍛冶) 時代・国:江戸時代・武蔵国(現在の東京都) 鑑定書:日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣 鑑定書 第367129号(平成16年3月31日交付) 外装:黒漆塗鞘打刀拵(鉄地透鐔、金着目貫)、白鞘付 長さ(長サ):67.5 cm(2尺2寸3分、鑑定書記載) 反り:0.8 cm 目釘穴:2個 【姿】 鎬造、庵棟、中切先。反り浅く付く。 【地肌】 板目に木目が交じり、肌立ちごころとなる。地沸付き、下原鉄特有の渦巻状の肌合い(渦巻肌)が顕著に現れる。 【刃文】 直刃調に僅かに浅く湾れ、匂口出来に小沸付く。刃縁に沿って細かな砂流しかかる。 【帽子】 直ぐに小丸へ返る。 【ハバキ】 銅一重腰祐乗 【解説】 本作は茎の表に「武州下原住照広」と銘があります。照広は、現在の東京都八王子周辺にあたる武蔵国下原の地に居住した下原派の刀工です。本刀は平成16年3月31日付で日本美術刀剣保存協会の「保存刀剣」に合格しており、銘振りも正真として鑑定されております。登録証は「北海道 第36888号(平成12年5月25日交付)」で、打刀拵と白鞘が共に付属いたします。 長さは2尺2寸3分(67.5cm)に対し、反りは0.8cmと浅く、前時代までの深い反りとは一線を画す江戸期の体配を顕著に示しています。鎬造、庵棟に中切先が詰まった姿は、戦場での太刀のような大振りなものではなく、江戸の町中での帯刀や室内での実戦を想定した、身幅があり重ねの厚い、質実剛健な造りとなっております。茎には目釘穴が二つあり、かつての実用と伝来を物語っています。














































武蔵 · 1661-1673頃
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイトReturns/exchanges only for manufactured defects or incorrect products; notify within 72 hours of delivery. Cancellation only within 2 hours of placing. Customer pays return shipping. Refund within 3 business days of package arrival.
銘:武州下原住照広(表銘、裏無銘) 刀工:照広(武蔵国下原住) 流派:下原派(八王子鍛冶) 時代・国:江戸時代・武蔵国(現在の東京都) 鑑定書:日本美術刀剣保存協会(NBTHK)保存刀剣 鑑定書 第367129号(平成16年3月31日交付) 外装:黒漆塗鞘打刀拵(鉄地透鐔、金着目貫)、白鞘付 長さ(長サ):67.5 cm(2尺2寸3分、鑑定書記載) 反り:0.8 cm 目釘穴:2個 【姿】 鎬造、庵棟、中切先。反り浅く付く。 【地肌】 板目に木目が交じり、肌立ちごころとなる。地沸付き、下原鉄特有の渦巻状の肌合い(渦巻肌)が顕著に現れる。 【刃文】 直刃調に僅かに浅く湾れ、匂口出来に小沸付く。刃縁に沿って細かな砂流しかかる。 【帽子】 直ぐに小丸へ返る。 【ハバキ】 銅一重腰祐乗 【解説】 本作は茎の表に「武州下原住照広」と銘があります。照広は、現在の東京都八王子周辺にあたる武蔵国下原の地に居住した下原派の刀工です。本刀は平成16年3月31日付で日本美術刀剣保存協会の「保存刀剣」に合格しており、銘振りも正真として鑑定されております。登録証は「北海道 第36888号(平成12年5月25日交付)」で、打刀拵と白鞘が共に付属いたします。 長さは2尺2寸3分(67.5cm)に対し、反りは0.8cmと浅く、前時代までの深い反りとは一線を画す江戸期の体配を顕著に示しています。鎬造、庵棟に中切先が詰まった姿は、戦場での太刀のような大振りなものではなく、江戸の町中での帯刀や室内での実戦を想定した、身幅があり重ねの厚い、質実剛健な造りとなっております。茎には目釘穴が二つあり、かつての実用と伝来を物語っています。














































武蔵 · 1661-1673頃
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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