素銅地据文象嵌色絵 土手耳(象嵌色絵) 桃山期の古正阿弥には様々な分野から派生した、魅力的な鍔が多く見られます。 刀匠、甲冑師から、古金工、古い透鍔や太刀鍔から等多種多様です。多くの場合、どの流派とも決めがたく、おおらかで素朴な作を古正阿弥と極められているようです。 この鍔も桃山文化を象徴するような華やかさの中にも素朴な明るさを見ることが出来ます。大ぶりで多種多様な文様、彫、象嵌等、実にみる者を楽しませてくれます。 地の素銅は五百年の時を経て独特な風合いを出し、金、銀、素銅、赤銅施された象嵌は殆ど損傷することなく残されています。 紅葉に鹿、菖蒲、土筆、稲穂、松、雪に柳等々、盛沢山に四季を表現しています。耳には、蔓と桐紋の赤銅平象嵌と菊と蔓の高彫色絵が施されています。 数少ない独特な作風を残す古正阿弥の一門の作、お楽しみいただけます。 桐箱入り



古正阿弥派
桃山
鐔工
古正阿弥派は、室町時代中期から末期にかけて京都において活躍した鐔工の一派である。刀装金具師から鐔工へと転じたとする説が通説とされ、専門の鐔工が登場する時期に正阿弥派の主流として台頭した。個人銘を有する著名作者は確認されておらず、一派全体の作風により古正阿弥の名で呼び慣らわされている。桃山時代まで継続的に制作が行われ、京の鐔工として確固たる地位を築いた。 古正阿弥派の作風は、質の良い鍛えによる鉄地に透彫を施し、金・銀・赤銅などによる布目象嵌を配するものが通例である。丸形を基本とし、網目文、梶葉文、千鳥文などの植物や鳥獣を題材とした透彫に、耳際へ唐草文などの布目象嵌を施す手法が特徴的である。鉄地は石目地や紫錯の深みある地肌を呈し、日足鑢をかけたものも見られる。透彫は大胆かつ斬新で力強く、象嵌は雅趣に富み、簡素でありながらすっきりとした構成に正阿弥派の特質が表れている。 正阿弥派は後世まで継承され、江戸時代には新正阿弥や正阿弥伝兵衛など多くの流派が生まれた。古正阿弥の作は肥後細川家をはじめとする諸大名家に伝来したものが多く、武家において高く評価されていたことが窺える。鐔としては他工に見られない独特の味わいを持ち、透彫技法と布目象嵌の調和による美しさは、室町末期から桃山時代における京鐔工芸の到達点を示すものとして、今日なお高く評価されている。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
刀剣、刀装具、骨董等1点ものにつきましては、キャンセル待ちのお客様がおられる場合がございますので、ご返品のご連絡は商品到着後3日以内、ご返送は8日以内にお願いいたします。ご返金は商品ご返送到着後即日に致します。
素銅地据文象嵌色絵 土手耳(象嵌色絵) 桃山期の古正阿弥には様々な分野から派生した、魅力的な鍔が多く見られます。 刀匠、甲冑師から、古金工、古い透鍔や太刀鍔から等多種多様です。多くの場合、どの流派とも決めがたく、おおらかで素朴な作を古正阿弥と極められているようです。 この鍔も桃山文化を象徴するような華やかさの中にも素朴な明るさを見ることが出来ます。大ぶりで多種多様な文様、彫、象嵌等、実にみる者を楽しませてくれます。 地の素銅は五百年の時を経て独特な風合いを出し、金、銀、素銅、赤銅施された象嵌は殆ど損傷することなく残されています。 紅葉に鹿、菖蒲、土筆、稲穂、松、雪に柳等々、盛沢山に四季を表現しています。耳には、蔓と桐紋の赤銅平象嵌と菊と蔓の高彫色絵が施されています。 数少ない独特な作風を残す古正阿弥の一門の作、お楽しみいただけます。 桐箱入り



古正阿弥派
桃山
鐔工
古正阿弥派は、室町時代中期から末期にかけて京都において活躍した鐔工の一派である。刀装金具師から鐔工へと転じたとする説が通説とされ、専門の鐔工が登場する時期に正阿弥派の主流として台頭した。個人銘を有する著名作者は確認されておらず、一派全体の作風により古正阿弥の名で呼び慣らわされている。桃山時代まで継続的に制作が行われ、京の鐔工として確固たる地位を築いた。 古正阿弥派の作風は、質の良い鍛えによる鉄地に透彫を施し、金・銀・赤銅などによる布目象嵌を配するものが通例である。丸形を基本とし、網目文、梶葉文、千鳥文などの植物や鳥獣を題材とした透彫に、耳際へ唐草文などの布目象嵌を施す手法が特徴的である。鉄地は石目地や紫錯の深みある地肌を呈し、日足鑢をかけたものも見られる。透彫は大胆かつ斬新で力強く、象嵌は雅趣に富み、簡素でありながらすっきりとした構成に正阿弥派の特質が表れている。 正阿弥派は後世まで継承され、江戸時代には新正阿弥や正阿弥伝兵衛など多くの流派が生まれた。古正阿弥の作は肥後細川家をはじめとする諸大名家に伝来したものが多く、武家において高く評価されていたことが窺える。鐔としては他工に見られない独特の味わいを持ち、透彫技法と布目象嵌の調和による美しさは、室町末期から桃山時代における京鐔工芸の到達点を示すものとして、今日なお高く評価されている。
販売店の出品ページで鑑定書を確認できませんでした。日本刀および刀装具は通常、NBTHK(または NTHK)の鑑定を受けます。鑑定書がない場合、極めは販売店の見解にとどまり、第三者による確認は行われていません。ご購入前に販売店へ鑑定書の有無をお問い合わせのうえ、慎重にご判断ください。
刀剣、刀装具、骨董等1点ものにつきましては、キャンセル待ちのお客様がおられる場合がございますので、ご返品のご連絡は商品到着後3日以内、ご返送は8日以内にお願いいたします。ご返金は商品ご返送到着後即日に致します。