一ノ谷合戦図二所(縁頭・目貫) 無銘 -Mumei- 縁頭 縁金具の縦38.4ミリ 縁金具の高さ13.8ミリ 頭金具の縦35.1ミリ 縁頭の重さ37.1グラム 目貫 表目貫 横37.0ミリ 縦20.5ミリ 裏目貫 横35.1ミリ 縦20.1ミリ 目貫の重さ17.9グラム 江戸後期 The latter period of Edo era 附属 特製桐箱 源平合戦の情景を題材として表した縁頭目貫揃いです。 縁には岩山の間を進軍し激しく戦う武者たちの姿を高肉彫で表し、象嵌や色絵を施して甲冑や武具を鮮やかに描き出しています。頭にも岩場で戦う武者を配し、縁との連続性を持たせることで、一連の合戦の様子を巧みに構成しています。 目貫は平敦盛と熊谷直実でありましょうか。悠然たる馬上での姿を、巧みな彫金技術によって容彫とし、戦場の緊迫した一場面が立体感豊かに表現されています。 武者の表情や甲冑の細部に至るまで丁寧に彫り込まれ、背景の岩山や草木も巧みに描き分けられ、深みのある赤銅地に象嵌と色絵が映え、豪壮な趣を醸し出しています。 縁頭と目貫が同主題で揃った保存状態の良い作品であり、江戸後期金工の優れた彫技と構成力を伝える見所の多い優品です。





















江戸
無銘
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