二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
Hira-zukuri Wakizashi: Biyo Osafune ju SUKEHARU Tenpo era (A.D. 1830-1843, late Edo period) Moto-haba (width at Ha-machi) approx. 2.73cm 祐春は横山安之進壽次の子で、名を茂平といい、天保から嘉永に年紀作を遺している。加賀介祐永と同じく「友成五十六代孫」と添銘を入れた作があり、作風、銘形もまた祐永に酷似していることから、祐永を棟梁とする江戸後期の備前祐定一門の有力な刀工の一人であったことが知られる。 この脇差は身幅の割に寸法が延び、適度な反りが付き、樋が掻かれて姿引き締まり、さながら盛光や康光など応永備前を想わせる洗練味ある姿。地鉄は小板目に小杢目を交えてよく錬れて詰み、無地風とはならず肌目が緻密に立ち、小粒の地沸が厚く付いて地肌潤い、鉄色は晴れやか。やや長めの直焼き出しから始まる互の目丁子の刃文は、房状の刃、桜の花弁のような刃を交えて華麗に変化し、純白の小沸が柔らかく降り積もった刃縁はほつれ、金線が濃密に入り、匂足が長く射す。刃文は物打辺りから直刃に転じ、帽子は小丸に長めに返る。保存の良い茎には丁寧な銘字が切り施されている。祐永に迫る祐春の非凡な技量を伝えて貴重である。








備前伝 · 備前 · 1864-1865頃
現在3点販売中
備前伝 · 備前
現在43点販売中
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
NBTHK公式サイト弊社の過失により、本来の状態と著しく異なる場合には商品の返品が可能です。クーリングオフは商品到着後一週間以内です。
¥400,000
Hira-zukuri Wakizashi: Biyo Osafune ju SUKEHARU Tenpo era (A.D. 1830-1843, late Edo period) Moto-haba (width at Ha-machi) approx. 2.73cm 祐春は横山安之進壽次の子で、名を茂平といい、天保から嘉永に年紀作を遺している。加賀介祐永と同じく「友成五十六代孫」と添銘を入れた作があり、作風、銘形もまた祐永に酷似していることから、祐永を棟梁とする江戸後期の備前祐定一門の有力な刀工の一人であったことが知られる。 この脇差は身幅の割に寸法が延び、適度な反りが付き、樋が掻かれて姿引き締まり、さながら盛光や康光など応永備前を想わせる洗練味ある姿。地鉄は小板目に小杢目を交えてよく錬れて詰み、無地風とはならず肌目が緻密に立ち、小粒の地沸が厚く付いて地肌潤い、鉄色は晴れやか。やや長めの直焼き出しから始まる互の目丁子の刃文は、房状の刃、桜の花弁のような刃を交えて華麗に変化し、純白の小沸が柔らかく降り積もった刃縁はほつれ、金線が濃密に入り、匂足が長く射す。刃文は物打辺りから直刃に転じ、帽子は小丸に長めに返る。保存の良い茎には丁寧な銘字が切り施されている。祐永に迫る祐春の非凡な技量を伝えて貴重である。








備前伝 · 備前 · 1864-1865頃
現在3点販売中
備前伝 · 備前
現在43点販売中
江戸時代
二世紀半の泰平のあいだ、刀は武器である以上に武士の身分の標章であった。江戸の実証と大坂の華やぎのように都市ごとの作風が育ち、時代の末には需要も細っていく。
銘が正しい、または無銘でも年代・国・系統を確実に指摘できる、保存に値する真正の作と鑑定されたものです。
日本美術刀剣保存協会(NBTHK)は、1948年に設立され、文化庁の監督を受ける公益財団法人で、東京・刀剣博物館に本部を置きます。専門の審査員が出品作を直接審査し、美術的・歴史的価値に応じた鑑定書を発行します。NBTHKの鑑定書は、日本刀および刀装具の真正性を示す最も広く認知された基準です。
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